2021年12月14日火曜日

秩父の父とお墓見学経由の高崎観音、そして居酒屋の夕べ

 日曜日↑やたらと仏法的な標題になってしまった1日、でも充実の初冬ドライブの1日!


休日の朝は恒例の朝そば、今朝は東長崎駅前 南天。店員さんに、毎度!と言われてしまう。

肉キャベツ注文、前回は肉カレーだった、次回は肉なめこもいいかな、ビョーキだ、中毒、


そば食べて、目白通り、谷原、関越道を川越で降りて国道16号、県道15号、国道299号、

東京〜秩父の最短経路で、正丸トンネルを抜けて横瀬、秩父の町が見えてくる約98キロ、


母が亡くなってもうすぐ2年、目下懸案のひとつ父を伴ってのお墓探し、三姉妹交互にて、

今朝は秩父市役所近くの秩父札所15番のお寺さん、境内に特設された小さな庭園タイプ、、


想定は、母と父の二人用、そして猫ちゃん2匹、見学とはいえ、自身の墓になに思うか父、

西武秩父駅にも直近なので東京からの墓参も理想的だけど相応なお値段もあり、思案思案、


ふと西方へ目を向けると武甲山、秩父の人たちを見守り、暮らしを支えてきた名山の雄姿

それにしてもいい天気、父を連れ出し、庭先をドライブできる絶好日和、よし行こうとなり


国道140号で花園に出て関越道、高崎観音なぞどうですか、、、本庄児玉PAで小休憩、

とにかく、ソフトクリームが大好物な父、齢もうすぐ85歳にしてあっという間のペロリ、


藤岡JCT、上信越道方面に進んで藤岡で降りる、ららんランド、レジャーセンター、

昔、かっぱピアがあった頃、幼かった私はプールで溺れて母に助けられた思い出を話す、


あれ? こんなに小さかったかなと父、あれ? もっと賑やかだったような、、と私。

父は約70年ぶり、私も30年は経ってるはずで、そんな歳月の記憶も確かめる高崎観音


それにしてもいいお顔しているねえと父、まだ視力はしっかりしてるんだと感動の私、

観音様は昭和11年建立、パパよりひとつ年上だね、近くで見ると大きいし、人も多く、


お昼なに食べようか? カレーが食べたいと父、ネット検索で近くの一二三食堂がでる、

宮元町、ここで気がつく、高崎も城下町だ、お堀近くの風情ある街中の普請に辿り着き、


父が注文のカツカレー、ライスは小に、でもキャベツ盛りの見事なこと、それもそのはず

学生中心に、若者に特盛でも人気だったのだ一二三食堂は、、、ライス小は中高年必須、


私が注文した野菜スープ定食ライス小、炒めてない、野菜をしっかり煮込んだ野菜炒め風、

やさしい風味、歯ごたえ、ふと思うのは父とは逆でないか? でもこれが、いいのだと、


食後につくのは牛乳、コーヒーも選べるが、牛乳、なぜかは聞かなかった、でも思った、

質実剛健な群馬らしい、加えて牛乳は父の好物、1日3本飲む、この店は父のためにある、


帰りは、神流川沿いより児玉町の山越えで皆野へでる県道の経路、2時間近く走り続ける、

父も私も初めての道筋で緊張、よくやく見えてきた荒川の姿にホッとして小休止の図、


まだ夕刻でもないので寄居まで戻って河原でも降りようかとなり玉淀に向かう、

河岸の上には、割烹の峡亭、明日は平日にかかわらずオートキャンプに興じる方々、


対岸は、鉢形城、北条時代の城跡、熊谷の小学校で作った壁新聞を思い出したり!?

名前の通り、周りの風景を映す美しい玉淀の流れ、夏になったら泳ぎもさぞかし、、、


とうことらしいので、来夏はここにはこないでしょう、オートキャンプ専用の河原かな

あちこちから、コンロを置いての焚き火の煙と匂いが立ち込めてきて、こちらは辞して、


自宅に一旦帰って支度、ご近所で、すっかりお馴染みとなった居酒屋へ、昭和だ、最高だ

暖簾をしっかり見て気がついたこと、おかあさんの味、なるほど、納得、そうだったんだ


今日、孫と寄居まで行ったらお店の人にもらったの、行田の農家が作ったらしい、柚子!

ママの開口一番を聴きながら瓶ビールで乾杯、幸せのイエロー、黄色い巨大なゆずとか、


父の大好物、さつまいもの天ぷら、じゃがいも切りのかき揚げ、根菜の煮物、白菜漬け、

お母さんの味が今宵も腕によりをかけて、先日、昔ラーメンを食べにきたライダーがいた、


ママは、青森県下北半島田名部の人、秩父に来て感動したのは甘い柿が実ってることとか、

西武鉄道にお勤めだったご主人がなくなった後も、お母さんの味を守っての四半世紀、、、


最近、だるまを見なくなったねえと父、今日はだるまの街に行ったのに見なかったねと私、

近所の子供たちが作っただるまなの、とチイちゃん(ママ)瓶ドライ3本でお愛想となり、


父を家へ送り、東京へ戻る、運転はもちろんハンドルキーパーのヒツジ(ノンアル星人)

行きと同じ経路、川越から関越道、秩父往還もすっかり慣れて自称レッドアロー号とか


翌朝、財布に入っていたのを発見、50円引きを三枚、三人分出してくれたのだ、、、

カレーも、トンカツも、父の大好物、これって、また来なさいということか、観音様!

2021年11月8日月曜日

秩父の父と、下北出身のママの居酒屋で語らう

2週続けて行けた父の家。ちょうど水戸の姉とも会えてしばし談笑。恵まれましてのSOLA


11月に入り周りの山々も色づきはじめました。

晩秋らしいうす雲がかかり武甲山の姿へ見えず。途中、国道140号線は人出が多数。
長瀞の紅葉狩り、SL目当て、繰り出してきたバイクツーリングのライダーたち。
その喧騒から少し離れて、父の家の庭は心地よい午後の陽だまりでした。


家の下では、野菜づくりが盛んで。

近くの空き地では、日曜日らしいサンデーファームの方々が汗を流す。
地面起こしの最中を見学、お聞きすると来年の種付け開始への土づくりなのだとか。
駐車中のクルマは、地元ほか東京のナンバーも2台いました。凄い情熱です。


姉の相棒ジンジャーくん。

水戸から姉とロングドライブ、またひとまわり大きくなった感じのトイプードル。
旅犬としての貫禄も備わってきた感じで全くもって頼もしい。かわいいヤツなのです。
ひと足さきに帰る姉と助手席から感慨ふかげに顔を出す彼に手を振って見送りました。


父を連れ出してドライブ。

定峰側の山を登っていったいただき付近は牧場になっており視界が開ける。
眼下の風景は、小川町、越生といった東武線沿線の古くから発展した街並みでした。
西日もさらに下がってきて風も冷たくなってきてましたが、お互い近況をポツポツと。


高原牧場は、管理棟の母屋が立派で売り場スペースも立派。

運営しているJAもかなり力を入れている様子。
宣言解除から1ヶ月がすぎて、行楽も本格的な再稼働か。賑わう家族連れ。
駐車スペースは入れ替わりクルマ出入り頻繁、店内の野菜、お菓子が好評のようでした。


じつは、ソフトクリームには目のない父。

牛乳好き、加えて乳製品でもソフトクリームには一家言あると言っていい84歳。
肌寒いさなかでも当然買い求めてペロリと。で、なかなかイケるね、とご満悦の様子。
少々震えながら、付き合いペロリとして、父とデートしている私なのでした。


月の石公園の紅葉がいい。と最新のウエブ情報。

では行ってみようと山を降りて向かってみると上長瀞駅の近所。博物館の前。
父も私も昔から知ってる場所なのですが、ココ、そういう名前の公園なんだと知見。
夜はライトアップされるそうで文字通りのデートコースなのでした。


本日のハイライトはご近所の居酒屋さん。チィちゃん。

たまたま見つけて飛び込んだのが最初で、父が気に入ってくれたのでまたしてもの入店。
陽の落ちた秩父の空に浮き彫りになる停車場の灯りのようで、、、いいでしょ!?
平日は、工場、作業所からのお客さんで賑わう様子も日曜日は間隙を縫って。


ママさんに予めリクエストしてあったサツマイモの天ぷら。

父の好物、これがまた、彼女の揚げ方が絶妙、うまし! って、私が喜んでどうする!?
他に、スルメイカと大根の煮付け、シャクシ菜の漬物、出てくる出てくる、、
野菜はいずれもママさんの自宅下の庭で作っているもので、地産地消のお店なのです。


父は、メニューから好物のシシャモを注文。

ママさん、秩父は亡くなった旦那さんの故郷と職場というご縁から。
生まれは、青森県下北半島のむつ市田名部というところ。なのでお魚は全てご当地から直送。
海無し国の秩父で、ホッケ、シシャモ、コマイ、の干物が美味い、まさに珍店かな。


父も、居ながらに下北・青森旅行を。

ねぶた祭り、ねぶた、か、ねぷた、か。ぶ、と、ぷについての地域的な考察とか。
恐山のこと、湖のこと、イタコのこと、温泉、、、話も弾みます。
↓私は、ふと、かつてお世話になった津軽の浜乃食堂のことを思い出してました。

http://macobusa.blogspot.com/2017/12/2017.html


シメでお願いしたのは、ヤマイモ焼き。チィちゃん新メニュー。

すりおろしたヤマイモに、いろんな具材、味付けを加えて練り上げる。
薄く引き伸ばして焼き上げて、ネギとカツオブシを散らせての完成。うまし!
喜んで口を動かす父を見ながら、安堵と感謝と、素敵な秩父の夜に乾杯!

2021年10月11日月曜日

秩父の父と熊谷市内までドライブ

 秩父住の父のリクエストで熊谷へ、サンデードライブ、お昼を食べて買い物を算段、


お土産で用意した京都五色豆。

父の好物、豆系に加味した甘さに弱い、巣鴨の痰切り飴を追加、地蔵通りのご利益を、

お世話になるヘルパーさん、地元の皆さんへもおっそわけを。


日曜日朝、まだ人影も少ない秩父ばんば通り。

西武特急が着く前の、静かでのんびり門前町の風情か、、、、


クルマで家を7時半に出て、秩父着は9時45分。

コースは関越を川越で降りて日高、高麗川巾着田、国道299号経由。

帰りは、国道140号、花園〜関越の、秩父行きのまさに常套1周コースを予定。

定峰峠の災害復旧工事が終わってないので、道筋が単一化してる。


折角なので、秩父神社へもお参り。お賽銭チャリーン

早く、秩父小川線が通れるようになりますように! 女郎うなぎへソク行けますように!

ちょうど若い神主さん(らしき)と一緒に鳥居をくぐる。手提げ袋は某ブランドだ

今年は夜祭り、12月3日できますように! 秩父の神様。


ピンポーン、矢行地にある父宅。

なんと、身支度完了、出発準備万端、待ってましたの父でした。


日曜日ですからね、しかも宣言解除、蒸気機関車が復活。

秩父線、警報機が鳴ると、カメラを構えて待ってるファンの方々、、こちらも運良く見学

牽引される客車はほぼ満員状態、みなさん、待ってたのでしょう、この運転日を。


国道140号線を、皆野、長瀞、寄居へと熊谷を目指す。

波久礼(はぐれ)駅前は、九段生まれの父が疎開で戦中戦後と過ごした懐かしい土地。

ちなみに駅舎並びの焼肉店は最近豚丼でブレイク、若い人が早い時間から並ぶ並ぶ。

食の流行に目ざといライダーたちも並ぶ並ぶ。


父のリクエスト、円良田湖(つぶらだこ)

高校時代、友だちと度々ボートに乗りに来たとか、漕いでの競争したりと。

現在は、へらぶな釣りの池として有名、やってくる天敵の鵜対策で水面にはロープ張り。

クルマでゆっくり巡りながら「生まれて初めて一周しました」と父。


堤体の上は人も少ない。

運動必要なので寄り添って歩く、サイクリング中の外国人ファミリーが賑やか。

寄居町近辺もホンダ工場群の誘致でかインターナショナル!!! 日本語、上手!!!


やはり、父が少年時代、よく遊んだという末野神社。

寄居町の地鎮、名社とか、なるほど、鬱蒼とした境内に見事な社殿が浮かぶ

波久礼暮らしは最初、神社の社務所から始まったとか、疎開らしいエピソード。

お腹が空いてきたのでパスして早めのお昼を優先させたい父。


天ぷら、トンカツ、鳥唐揚げ、アゲモノが大好きな父。

今日はトンカツを所望、履物を脱ぐお店は嫌なので、あちこち出入りして決めた花園近く

お肉は、店主が選びに選んだという岩手県藤沢町の牧場のもの。

埼玉県もポークにはちとうるさい土地柄なので、相当な自信があるとお見受け。


大ピンポンでした、大正解!

ジューシー、やわらか、こくもあり、口福、幸福、サクッと軽い揚げ方も好感度。

84歳の父が、ペロリと終わらせてしまいました。納得の充実ランチ。


熊谷市街へ。

父が通ったクマタカこと、埼玉県立熊谷高等学校。いまどきでも公立の男子校。

亡くなった母はクマジョこと県立熊谷女子高等学校。姉もそう。等しく公立の女子校。

結構、硬いのね、我が両親って、父と同じ仕事に就いた私だけど、私学の私は、、、??


星川、鎌倉町、八木橋、駅前筑波、、、、高校時代のあとは仕事で過ごした熊谷市。

クルマで、ここへあそこへと懐かしい場所を一巡、お土産を買いたいと梅林堂本店

五家宝は「秩父市内の皆さんにはいまいち飽きられている」とのことで諸々思案。

目下、売り出し中の「やわらか」というソフトなサブレを購入。


秩父宅への帰りは、国道140号からバイパス寄居長瀞皆野道路を使用。

料金430円は土日祝こそお値打ちモン、宣言解除、クルマ、バイクの多いこと!

ワンデー観光の王者と呼ばれる秩父は、秋の行楽シーズン突入の様子でした。

日用品を買い物して父宅へ、ベランダからは雲のかかった遅い午後の武甲山。


庭のコキアもちょっぴり色づいてきた。朝夕は寒く感じると父。

三姉妹でかわりばんこで父宅を訪ねては慰労するスタイルを続けて4ヶ月。

じゃあまた月末に来るね、身体気をつけて、〇〇さんたちへよろしく。

すっかり陽の落ちた国道299号を飯能へ向かって走り出したのでした。