2021年2月12日金曜日

テレビ通販で買った紅ズワイガニの干物で閃く

〇〇で初めて!という言葉に弱い訳ではないけれどつい買ってしまった紅ズワイの干物

紅ズワイガニの風味を封じ込めて保存することは出来ないだろうか?

発信者の方はテレビでそうおっしゃっていた。カニの干物? 珍しい、面白そう。

家にいる時間が長くなると、判断とか吟味とか余り考えなくなるのは本当だ。ソク注文。

やってきたのは、脚の部位と甲羅の中身を合切の二種類、富山県発、初の商品とか。

富山県は、越中(えっちゅう)、律令時代から越(こし)の国の中央部です。

ちなみに、朝廷(奈良京都)から近い順に、越前、越中、越後と呼ばれてました。

加賀・能登は、越前から分かれた新生国であり、いずれもがズワイガニの産地。

ただ富山湾側は、水深の関係から、身体のスリムな紅ズワイガニが多く獲れるそう。


ボウと呼ばれる剥いた脚肉の部位を真空パックを剥がして取り出したところ。

まずは噛んでみたところ、これはカニだわ、完璧にカニ、口中いっぱいに広がる蟹。

つまりは、紅ズワイガニ以上紅ズワイガニ以下。水気こそないものの見事なまでにカニ。

好きか嫌いかは別として、干物としての完成度は、目をみはるほどの出来映え、なるほど


ふと、ひと手間やってみたのが炙ってみること、これが当然のように旨くいきました。

焼きガニが濃くなった感じ、鼻腔までカニ臭がツーンときて、つまりはどういうことか、

生ビールやハイボールが飲みたくなってきてしまい、いや冷やでも熱燗でもイケるねえ

生のズワイガニのない季節でもお手軽にカミカミできる代物、焦げもよし、


甲羅の中身とツメ肉の部分をほじくり出して加工したミックス。これでもかの感。

お吸い物や炊き込みご飯がお勧めとありました。乾燥したカニ肉100が湯で戻る訳です

想像するだけで熱い鼻息が漏れそうですが、つい鍋が振ってみたくなりまして、、、

炒飯、かに玉、プロ級なのが出来ないかしら? 素材の旨味をめいっぱい抽出する干物力