2019年7月30日火曜日

梅雨、明けましたヨコスカ

雨雲が去った途端、かんかん照り。で行ってきました、ヨコスカの海、いつもの海へ。


向かう途中で達成、地球6周を完走!

って、こういうタイミングは狙ってないと撮れないんですね。

横横道路、中山道を降りてきて、京急汐入駅あたりをウロウロして、、、距離調節

動く6ケタ目の数字を見つめながら、ドブ板通りにて停車、朝でヨカッタ!


と懸案をこなして、朝ごはん、朝そばへ久方ぶりに入ってみました。

横須賀市役所や郵便局の近く、朝7時から開いている有名なお店、、、

看板メニューという、カレーそば、かき揚げをのせました。

うまし! 以前に入った時、駐在米軍らしき方も食べてました。

横須賀といえばカレー、日米を超えた、納得の、うまし!


カレーで気勢もあがりまして、観音崎、大人気の堤防に入れました。

右サイドには、先客の方、一礼のち、しずしずとお邪魔して、そろりと投げようぞ。

前の壁が、あと、10センチぐらい低いと釣りやすい、投げやすいのですけどね。


投げた直後から、アタリは賑やかでした。

梅雨があけて、ようやく海中へ陽の光がさしたのでしょうか。

植物に光合成があるように、魚たちも食事活発な?状態、食べる元気。

おおきなギンポが「う」ならぬ「し」のカタチになってます。うしし。


横浜市から来られたという先客氏。

ビシっと遠くへ仕掛けを運んで、巻いてまいりますと、おおっ、ブルブルちゃん。

いいなあ、いい感じであります。私といえば、手前の根がどうにも障壁で、、これが。

どうにもこうにも根魚、、、、たまにブルブルとアタルのですが、掛からない。


私の苦闘を見かねてか先客氏。

こちらでどうぞと右側を空けてくださったのであります。やさしい方、、、。

先客氏は、これからトイレのある灯台の下の岩場に行かれるとか。

まるでスナフキンのような後ろ姿を見送る午前から灼熱の堤防でした。


クマゼミ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミ、、山手より蝉の合唱聴く観音崎。

今年も三浦半島の本格的な夏がやってまいりました。

長かった梅雨もようやく開けて、海水浴場にもお客さんたち。

京急バスが着くたびに、夏休みらしき子どもたちも降りてきてました。


掛かってくれたプルプルちゃん。

私の針が大きいので、かろうじて掛かっている、サイズは小さいので。

でも横浜の先客氏は、ちゃんとしたサイズもいたわけですしね。

私の、投げて、飛ばす、堤防からの飛行距離ということですね、これが難しい。


と、不意を衝かれたように引ったくられまして、、、!

あれや、これや、たしけてぇーーっと、しゃにむに巻いて、寄せて、巻いて、寄せて。

そんな大袈裟なコトでもないのですが、明らかに、重くて、引きが強い。

玉網を持ってきてないので、そのまま上げたら、この顔でした。お帰りいただきました。


ここは、これでもういいかな?

と思ったのは、コチが怖い、堤防の上があまりに暑くて耐えられないため、、、移動。

ところで、着いた時から置かれていた自転車、チェーンやギアにサビはあるものの、

外観、車体はキレイ。住所もちゃんとあって、並木、、、ここまですいぶん遠いような。


ちょっと早めのお昼を、ふたたび横須賀の市街地へ戻りまして。

先述の朝そばからほんの数軒しか離れていない場所に、気になるお店を発見しており。

「さるめん」と書いてあり、その、さるめん、が朝6時から開いていた、、気がかり。

朝そばの、まるでお礼参りのように戻ってきて、今度は、さるめんに入店したのです。


店主がおっしゃるには、さるめん、とは、ご当地の名勝、猿島で採れたワカメを、

練り込んだ、新しい味と食感の麺が、さるめん、、うまし! へるし! うまし!

♬さるめ〜ん、さるめ〜ん、と唄いたくなり、

♬私の名前はさるめんでっす!っ、、やめよう、この原曲を知る人も少なくなった。


ホント、横須賀さるめん(猿麺と書くのか?)は、おいしゅうございました。

その証拠に、旨さで元気になった私は一気にワープして、三崎港へ来ていたのでした。

長かった増設工事の終わった(らしい)魚市場の埠頭、立ち禁の柵が取り払われている。

久方ぶりに、のびのびと、定番の場所で振ってみました。


ツツツ、ピコピコと、変わったアタリがきて、

やはり、アタリが変わっていると、変わった方が現れるのが投げ釣りのいいところ。

ダルマガンゾウヒラメ、果たして、どんな味がするのか、でも試したことなく。


ブルっときた、ゾクっとした、いつものいい感じ、アタリました。

コロっと体格もいい、お土産にします、ヨシっ!

この7月は、雨、雨、雨で、しょんぼり、湿っぽくなっておりました。

太陽が出たのでブルブルちゃんも顔を出してきたのですかね。

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2019年7月20日土曜日

紀伊ハンター2019 雨の滝見感動編

恒例になっている紀伊半島めぐり、今年は、竿なし、超トンボ帰りにて、ゴーゴー!


雨でした。予報どおり。東京6時発のぞみ1号。

同行者は、ムスコとヒツジ、いつも通りの超特急旅なので、超特急顔を接写。

カモノハシくんとか。拝む角度によっては精悍ですな。頼むぜカモちゃん。

超満員ののぞみ号は、新大阪8時22分着。そくレンタカーで走り出しました。


雨の御堂筋、阪神高速、阪和道、紀勢道、一目散に走りました。

途中、有田から湯浅付近は大渋滞、去年はここで一般道を迂回しましたが我慢の子。

今回は、なんとしても、目的地まで明るいうちに着きたい。雨なので、、、。

PAの看板には、南紀の名物、梅、クエ、鬼ゆり、てんこ盛り、やっぱいいな南紀。


紀勢道の終点から国道42号線を南下、串本を経て、ムスコは初めてという潮岬へ。

けむる灯台付近を眺めながら、雨まじりの潮風を浴びる。さすが本州最南端の空気。


風が生温い、黒潮の海上をなめて吹く風らしく、ぬくいのです。なので雨も気持ちいい。

当然、ハイビスカスだって咲きますし、みどり鮮やか、さすが南国、南紀かな。


景勝地、橋杭岩にて。

毎回、通り過ぎるだけでしたが、遅い昼食を兼ねて立ち寄る。

奇岩が、面白いぐらいにキレイに立ち並んでいる姿に、感服。神の芸術家だ。

地殻変動、大地震の産物だそうですが、一帯は干潟、海底から持ち上がって?


という奇抜な光景を眺めながら食べた和歌山ラーメン。

一杯入ったあとに食べると旨い、という方も多いようですが、シラフでも、うまし!

気合い入れ直して、太地、紀伊勝浦、国道から山側へ分け入り、目的地へ。


那智の滝が突然あらわれました。

聞きしに勝る高さ、迫力、またもや、あぜん、ぼうぜん、落差130mは日本一。

さらに雨も味方したと沿道のお土産屋さんの奥さん。

このところの雨で、川水が増えて、滝も瀑布、大瀑布となりにけり! とか。


さらに、どういうことか凄い数の観客の方々に揉まれ。

別にこれを狙って行ったわけではなく、自称・滝ファンの滝見物だったはずが、、、

年に一度というお祭り(火祭り)に当たってしまった次第なのでした。

熊野、那智の滝、祭り装束も、これまた、あぜんとなる、としか申し上げられません。


沿道をなんとか戻ってきて、クルマを置いたあたりから見た那智の滝。

吐き出される水の位置が、とにかく、すごく高いのですよ。びっくりでした。

華厳の滝を愛する関東人の私としては、なんだかちょっと口惜しくなりまして、、

そんなヘンな感動までする那智の滝、滝見ファン納得、得心。


滝見INGを終えて、1日目の溜飲を下げる。

白浜へ戻る途中、那智勝浦の港へ立ち寄ると、釣り人の姿ちらほら。

みなさま、ポツポツと落ちる雨雫にめげず、黙々と静かに釣っていました。

勝浦名所、巨大ホテルは、一部が改装中のようでした。

近くの太地は、捕鯨再開、ほんの少し賑わいを取り戻した?


コケコッコーッ、白浜泊、曇り空、どんよりした田辺湾。

雨が落ちてこないだけでもラッキーな展開、せっかくだからと一帯をまわろうと。

↓こちら、ブログの紀州、紀伊ハンターシリーズ・アーカイブもよろしければ↓

川で泳ぐ、海で釣る、この世の楽園を楽しむ紀伊ハンター

清流 銚子川河口物語

釣り竿をかかえて諸々思索の紀伊ハンター
http://macobusa.blogspot.com/2018/11/blog-post_11.html


白浜の三大景勝地その1 千畳岩。初めて行ってみました。

平べったい岩盤が、段階的に、海へ向かって落ちていくわけですが、、、

最終的には、水辺ぎりぎりまで辿り着ける、、これはこれで、凄い!

磯釣りをしている人もちゃんといて、壮大な娯楽スペクタクル!


壮大といえば、高台で展開するアロエの林、草原?と申しますかね。

アロエ、アロエ、アロエが、これでもかと繁茂、増殖して生え続けておりました。

世に言う、医者いらず、医者知らず、まさに健康食、民間薬の大定番でもあるアロエ。

さすが南紀白浜、アロエの園でめいっぱい、眠ってみたくなった私。痛いか。


そのアロエの園の並びにある、白浜三大景勝地その2 三段壁。さんだんべき。

いわゆる、三段階に渡って、岩盤が切り立っている断崖絶壁の風景であります。

北の東尋坊、南の三段壁、と言われているかどうかは解りませんが、確かに凄かった。


いちばん凄いと思ったもの、ご夫婦の釣り人。

フツーに釣りをしているのです、こんな場所で、しかもピクニックのような姿で。

ヒツジいわく、イシダイ釣りをしている、とのこと。つまりは、、、ですね。

「三段壁で三段引き」おそまつ、こういう落ちをしたかっただけ。

「そおいうアンタは三段腹、、、」オマケ。


凄いという点でもうひとつは、垂直な岸壁に目を凝らすと、、、

コの字をした取っ手が、幾つも岩盤に打ち込まれ、並んでいるのです。

つまり、この壁を、たて、よこ、に人間がフツーに移動しているわけです。クモか。

大行楽地、南紀白浜の、遊び尽くされた執念を垣間みる思いもありました。凄い。


これだけの南紀白浜ですから、人気もインターナショナルでした。

とくに、台湾、香港の方の人気が凄まじいとのこと。空港があって、便利。

風光明媚にして、温泉あり、海鮮あり、そしてジャイアントパンダ数が日本一。

浅草、上野、池袋もびっくりの、熱狂の東アジアを感じてしまいました。


南紀白浜三大景勝地 その3 円月岩

見事ですね、天然の造形美、芸術家の神様はきっといると思います。


その円月岩を前に、ついにイカを掛けた方が、、、やりました、、泳がせ釣りでした。

円月岩で、円月殺法と言わんばかりに曲がるロッド、息詰まる時、、、ところが、、

繁茂している海藻に潜ってしまい、困った、どうしたものか、なのでした。残念。

ここでタイムアップ、帰り新幹線の時間もあり、白浜を後にしました。




帰途は、山まわり、龍神温泉を通って行こうとなりまして、、、

ワインディングを抜けて走る熊野古道、あんなカーブ、こんなカーブ、、

大阪の奥座敷と呼ばれる龍神温泉通過、静かで、こじんまりした、いいたたづまい。


龍神スカイラインを走る、大阪屈指の二輪ツーリングコースとか。

いつ雨が降るか解らない天気なのに、たくさんいらっしゃいました。

護摩談山の道の駅にてトイレ休憩、、、和歌山県の最高地点付近とか。


護摩談山からは、急ぎに急いで、かっとぶレンタカー、カーブに次ぐカーブ。

高野山・金剛峰寺の奥の院前の駐車場に出る、どこをどう走っているのか解らない私。

正規の国道は混んでいるということで、さらに高野山からも裏道を降りるヒツジ。

田辺や橋本の知人のおかげ様で、いろんな道(酷道)を知っている釣り師の特権?


時々、心細くなるほどの道になる、だから裏道なのですが、ここはマシなほう。

道幅が広い、ガードレールがある、見通しがいい、だから、撮れたのですけどね。

南紀白浜に来て、どうして高野山の裏道を駈け降りているのか解りませんが、出た!

紀ノ川の流れる橋本の街に出て、そこからは高層道路に乗りました。


結果として、高速(京奈和道・南阪和道)に乗ってからは渋滞は一度だけ。

新大阪駅でクルマを返して、ほっとひと息、お土産のさんま寿司ぱくり、うまし!

このサンマも、台湾や中国の方の人気が凄いそうで、空前の日本ブーム。

昨年の南紀白浜の様子はこちらもポチっと↓


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