2019年4月29日月曜日

平成最後の例会、うみかぜ公園は雨

予報、雨、風、萎える、、、黒ヒツジとオサレヒツジジュンは暗いうちから、、、、、


ということなので、運転手(ヒツジ)を仕立てて、首都高、横横を走る!

定例会場、横須賀うみかぜ公園に着いたのは、8時過ぎでした。差し入れ少々、、、。

久しく、おふたりと会ってない、同行のヒツジともども積もる話もあって。

釣り竿を持たずに、当然、徳丸さんにも寄らず、見学だけでもと駆けつけたのでした。


私らの着くまえに、ジュンさんにサメが掛かり、、それが唯一のドキドキ。

状況は、たいへん厳しかった。雨模様、雲と海がくっついたような景色のなか。

天気というのは、現金なモノであります。ふたり以外に、人の居ない公園の侘しさよ。

それでも、久方ぶり再会できた安堵、、、あ、そういう齢になったということ?


とか話すうちに、ジュンさんが「アレ持ってきてないんすか?」

アレ? アレかあ、とヒツジがトランクを開けるとありましたカゴ網。常備薬か!

じゃあヤリましょう、やろうやろうとなって、黒ヒツジ、ジュンさんが切り身を出す。

当例会の名物、代名詞とも言えるカゴ網サーフを黒ヒツジが投げ入れました。


なんと可愛い! それにしても人様の子どもの成長はなんと速いことか!

つかまり立ちするジュンさんのお嬢ちゃんの動画を拝見しながら私は孫を見る想い。

加えて、長女さんはまるでハナちゃん(奥さん・休会中)にソックリやないの!

雨の例会というのは、横付けクルマのゲートを傘に、語り合いですな。


時折り、おおきなアタリを送ってきてのドッキンコ! 曲がる竿先。

ポカっと浮かびあがるのは、丸い玉、ボンボンボンっと水面を飛び来る丸い玉。

グーフ連発ですね、この子だけは元気なようです、エサが豪華なので、よく掛かる。


ここで、クリーンヒット発生、それはお隣さんのこと。頼まれて玉入れするジュンさん。

カゴ釣りに来たお隣りさんはアジを釣ろうと入れた直後のサビキにドカーンときたそう。

チヌやないの、浦賀水道ですので、クロダイさん。それも、デカイ! 56センチ!

お隣りさん、初クロダイ、今日は親戚が集まるとのことで、記念のお土産に。


といったお隣りさんの喧噪をよそに、我ら投げ釣りチームはしーーん。

ポツポツポツポツと、落ちてくる雨音だけ聴く展開が過ぎるばかり、やがて。

私とヒツジはこのあと用事があることで、そうそうの早引き、、、後ろ髪ひかれつつ。

天気は予報に反して回復する兆しなく、風まで強くなってくる始末でした。


私らが辞したあとに、黒ヒツジから送られてきた写メに思わず苦笑い。

カニ網の傾斜を抜けて侵入してきたグープたちの逞しさよ、感服、さすが食意地が。

この日は、午後遅くまで、本命戻りガレイを狙って粘ったふたりの熱血。

その鼻息をスカっとかわして元気と愛嬌をふりまくグーフ殿に敬意を払って一筆啓上?

とてもベタな絵図らになってしまいましたが、ベタにもなるわ。

雨でベタベタ、グーフ連発にグウの音も出なくなる平成最後のうみかぜ公園。

新元号になっても、きっとまたこの公園で展開される癒しと憩いの日々を願いまして。

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魚が好きなのか。釣りが好きなのか。求めて旅する、今日もまた。
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2019年4月24日水曜日

京都 日帰り 気のむくまま

定休日、京都、日帰りしてみました。レンタカーを使い、思いつくまま、気のむくまま。


東京駅を始発6時の新幹線でたつと、京都駅8時09分着。快晴でした。

私のまわりで日帰り京都が流行っています。ならばと、私もトライしてみることに。

予約していたレンタカー(軽自動車)のハンドルを握って、タワーの前へ。


一応は、ですね。短くなる川釣りの竿をバッグに偲ばせてきました(昨年春に引き続き)

京都駅から近い、七条大橋たもとの釣具店に寄って、エサ(サシ)を購入。

看板によると明治45年の創業とか。白髪の上品なおばあさまが店主のようでした。

「生きとる? 生きとるよね。暖かくなったら動くよ」と冷蔵庫から出したサシを手に。


釣具店から一軒と社をおいて横を流れる鴨川。その向こうに東山の山並みが見えます。

平日なので、橋の上は、通勤、通学の方々、日常のあさの喧噪、まっただ中でした。


最初の目的地は宇治。

竹田街道から宇治街道に入って南下、途中、伏見の町を抜けてみる。

言わずと知れた酒造業のメッカ、さすが大きな酒蔵が集まっていました。

中学の修学旅行で、工場見学をしたような記憶が、、、ほのかにあり。


ふと標識が目について、行ってみよう。以前に高速道路から見えた印象をたどり、、、

ナビを頼りに、京都競馬場まで行ってみました。天皇賞の宣伝はありましたが、

まったく、人のいないひっそりしたスタジアムには独特の寂しさもあり、、


宇治に着いて、宇治川を渡る。目指すはその先の、平等院鳳凰堂。

中学の修学旅行のコースに、ここは入ってなかった、過去にも訪れたことなし、いざ!


おお。10円玉に描かれた、その本物の前に立つ。

まわりでは記念写真を、みんな10円玉をかざしながら撮っています。なるほど。

確か、手前の池に映る姿との上下対象を絵面にするんでしたっけ。


鳳凰堂のなかにも入り、金色の阿弥陀如来様を拝観。

なかでは撮影禁止のため、外へ出てから撮ってみました。いいお顔。

神社、仏閣、若い頃には見向きもしなかった建造物を意識するようになった。なぜ?


その、なぜ?のなかに、桜、藤、つつじ、これら草花にも気持ちがいく、なぜ?

藤もそろそろ、これからGWには見頃となって、たくさんの方々が、、、。

平日は、のんびり、訪れる人も適度で、風景もなにかしら、しっとり見えて。


宇治、といえば、茶どころ、グリーンティーの人気もさらに上昇中とか。

せっかくですからと、お抹茶をたてていただき、COOLでいただく。

なんだか、フツーっぽい京都をしてます。なぜだ?


平等院を出て、お土産街を抜けて、ふたたび宇治川を渡る。

流れに目を凝らすものの、まだ冷たそうな水、なにも見えず、、いいえ、なんかヘン。

水が濁っているので、あれれ?と上流を見れば、河岸の大掛かりな改修工事なのでした。


これは、凄い、河川の探査を、リモコンの船が、、、動画を撮っているのでしょうか。

あの船には乗れるのか? 沈むでしょうね、ドローンの水上版でしょうか。

これで、川遊びを撮ったら、結構な動画が、、、自分で泳げばいいのか。浅いし。


↑水辺の看板群。降りて行ける河川敷なのに、なぜか入ってはだめ? 不思議。

つまり、河川敷は、見るだけ、鑑賞するだけ? なのか。当然、釣りはだめ?


↑ところが、釣り人に呼びかける警告文、啓示が、同時に立っています。

これが、いわゆる、千年都の難しさ? 釣具店ありましたが、開いておらず。

釣り竿を持ってきているので、とても迷いますが、ま、ここはひとつ、穏便に。

世界の観光地ですので、面倒なコトにならないよう、ここはひとつ。自重が適切、か?


水辺を離れて、河岸からせりあがる小山を上り、宇治上神社を参拝。

建物は国宝とか。なるほど、屋根、軒、梁、正面の格子、見入ってしまう。

お賽銭を入れて、礼と手を合わせ、身内の安全を祈ってきました。

と、平等院まわりを見たところで、宇治東から高速に乗り、西北の方向へ。


高速を降りて、今度は川筋を変えて、桂川ぞいを北上。

遅くなったお昼をどこでとろうか探し走っていると、京都の著名チェーン店を発見。

ラーメンにあまり食指の動かない私ですが、なるほど! なるほど! でした。



おなか満たされて嵯峨嵐山。個人的に、とても好きな竹林へ。

タクシーならば、クルマ横付け可能ですが、桂川のかわべりの市営Pに入れる。

いつものひんやりした、静かな思索の路とはうって変わり、みなさまの熱気が。


天気のよいこともあり、訪れる人の数、国際色ゆたかに、路いっぱいに。賑やか。

満員の名物トロッコ列車が通り過ぎてゆきました。凄い人気、さすが京都。


ちょうど、桜も散る頃、修学旅行もこれから新緑にかけて本格化でしょう。

高校生ペアの自撮りの様子などを、ボォーっと眺めながら、行く春の渡月橋。

もうこれ以上、申し上げようのない世界遺産の大定番絵はがきの名所にたたずみ。


あ、どの国の方も、一度は人力車には乗りたがる? そして着物も一度は、、、着たい?

気温があまり高くならなければいいな。そう念ずるほどの人出となってきました。

4月で、こうも暑ければ、このあとどうなるのか? 京都議定書というのもありましたね。

あ、この方の人形を久方ぶりに発見、好物なので購入しました。よし。


嵐山をあとに、北側の山並みに沿って、西から東側へ横断。目指すのは、再び鴨川。

途中、気持ちのいい田園風景を見つけたので、立ち寄ってみる。レンゲ畑。

立て札には、近日、レンゲ摘みの 催しがあるとのこと、、、、うーん、千年都らしい!


鴨川に着く。加茂川と高野川の合流点、加茂大橋のかかる出町柳。

京都の学生さんには、もっとも京都らしい京都のひとつでしょうか。

後ろは、下鴨神社、合流点の公園はたくさんの人が憩うところ。

エサをもらっているトンビたちの滑空をしばらく眺める。


飛び石をつたって、渡ることもできるので、適度な運動にもなりますな。

失敗はドボンという、スリルを公共の場に取り入れる素敵、さすが千年都らしさ?

釣りはすっかり諦めましたが、昨年の京都探訪の様子はこちらをポチっと↓

●日本の釣り発祥の地は、京都?



出町柳の名所、枡形アーケードを昨年に引き続き、覗いてみました。

上品さと、ざっくばらんの共存する心地いい雰囲気と申しますか、つい通ってしまう。

うどんの、玉売りがいまも残っているのを、懐かしいと感じる「観光客」の私。

昨年、きつね丼と小浜のサバ寿司を食べた著名店は、すでに売り切れ御免。


うーん、これは、きっと、必ず、うまし! 

今度来る時には、必ず保冷バッグを持ってこよう(と昨年も思ったことを思い出し)


あ、ここの有名餃子全国チェーン店は、個性的だし、店の雰囲気、相当イケるはず。

しかし、ラーメン食べたしなあ、とやはり昨年も後悔したことを思い出す私のバカ!


自宅の敷地にちいさなお寺がある光景。

これは京都に限ったことではないですが、長い信仰の過程を想像させます。

と、出町柳と鴨川合流点付近を散策のち、京都駅のほうへ戻ることにしました。

といっても、まだ1日は長い、そうそう帰りません。


京都駅で、レンタカーを返して、今度は南西の方向、東寺へ歩いていきました。

上野の国立で、東寺展をやっていたのを思い出す、、、ポスターが貼ってあった気が。

正直に、人出の多すぎるお寺は疲れてしまいますが、いつ来ても混み合わない東寺。

京都駅の南側で、さりげなく、下町感のある地域の立派なお寺のよさ、と申しますか。


国宝も揃い踏み、ということで、目下、修復中の建物もあるようで。

夕方にかかり、雲行きがあやしくなるなか、周辺をほっつき歩く。


京都らしさ、、、とひと口に申しましても、どこをとって京都らしいのか?

これは訪れる人それぞれの視点や価値観でしょうけれど、私がひとつ感じていること。

それは、懐かしい、懐かしいを残している、敢えて変えないでいてくれる、、

そういう期待感を抱かせてくれる「うまさ」なのかな、と私は思うわけです。


でも、こうして取り壊されている家もあるわけでして、、、。

当然、古くなったら建て替えるという新陳代謝がないと暮らしは成立しませんね。


一方で、内外装を作り替えての、民泊に転じる家々もあちこちに。

外国人のお客さんに、日本らしさ、京都らしさ、やはりインパクトは強いですね。


京都駅のまわりで、目立つのがパチンコ店。

京都は、名古屋、金沢と並ぶ、日本のパチンコ店、発祥の三大都市とか。

観光王国、遊興王国、学生天国?、、、千年都ですから、いろんな顔がありますね。


東寺のまわりから、油小路、JRガードをくぐって、京都駅の北側、北西側へ歩く。

梅小路公園、とてもキレイに整備されていて、かつての面影なしという声も、、、。

ところで、ここに水族館があることを、初めて知りました。次回、行ってみたい。


梅小路公園といえば、、、、鉄道マニアの博物誌の園でもあるそう。

こちらも大きくリニューアルされて、現代美術館的な変貌を遂げたよう。

新幹線の顔についてですが、元祖モデルは、いま見ると、とてもカワイイですね。


とまあ、駅の近在をよちよち、ぶらついて、平安高校前から西本願寺の脇へと。

日暮れが近づくにつれて肌寒くもなったので、上着をはおって、駅のほうへ。

フツーの京都、気のむくまま京都の、最終目的のために、少々の時間かせぎ、、か。


陽も落ちたので、行ってみたかった駅北側スグの飲食街を目指しました。

パチンコ店の横丁に位置する狭い空間ですが、出張族には大人気の場所だとか。

平成の終わりに、昭和を色濃く残す京都の大衆飲屋街の口開けを待ってたワケです。

しかし、どうして、結構、キレイに修繕されているあたりは、さすが京都。


串揚げ店にて、レンコン、若竹、なぞ、いただきながら、ハイボール。

あっという間の1日、でも、これでもういいかなぐらいの1日。

お隣さんは、仕事で滋賀と大阪を行き来しながら、呑むのはこの一帯とのこと。

店主とジモティの方との会話に耳を傾ける、これも観光の楽しみ。


ハイボール3杯で、ちょうどいい塩梅、、、ここでオアイソ。

私のまわりの猛者たちは最終の21時台で帰るそうですが、20時台のキップを買う。

あとは、のぞみ号で、呑もう、、、私はゼイロク女か!と自嘲しつつ、見上げるタワー。

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