2019年4月19日金曜日

東武動物公園で、釣りを見ながら思ったこと

待ちに待った定休日。動物たちの姿を見て癒されようと、東武動物公園へ出かけました。


東武電車に乗るため、家からは都バスを使って、浅草駅へ。

朝が早かったこともあり、おなかが空いてきました。

古くからある地下道に、いい匂いがたちこめているので、たまらなくなって足を止め。


揚げたてのかき揚げをバシっと乗せて、サクっ、つつつつツゥーーーッと。

浅草で、立ちそば、粋だね、鯔背だねえって、今日も朝から独り悦病の開始。


旅ゴコロを駆り立てる浅草駅の改札口。

フツーの通勤電車、群馬特急、日光特急、よりどりみどり。衝動にかられそう。

フツーの電車の、区間急行に乗りました。平日の下りなので、車内がらがら。


浅草駅を出て、隅田川を渡って、しばらく。

車窓にスカイツリーが現れる。空いてる車内なので、遠慮なく、撮ってしまう。


約40分ほどで、東武動物公園駅に到着。

1番街なる飲食街へふらふらと、、、あ、反対側の出口でしたと、狙ったボケです。

浅草で呑んで、電車で醒めかかって、酔い直し、、、みたいな飲食街でした。よし。


動物公園へ向かう途中、なんだこの建物は?

ふらふらと、好奇心のおもむくままに入ってみますと、素敵な喫茶スペースが。

コーヒーを注文、ひと息ついて、まわりを見渡せば、語らい、学習の集い。

さまざまなグループの集まる、地域コミュニティでした。よしっ。


と少々の道草あって、東武動物公園正門。

行きたい、いつかは行こう、、を実行、そういう場所のひとつでした。

右側は、ベビーカーを押すママさんグループ、平日ならではの、がらがら感。


そうでした! 東武動物公園といえば、カバさん、カバ園長。

おおきなモニュメントのお招きにあって、園内遊行の、はじまりぃ〜〜っ。


で、まずカバさん、さすが表看板どおり、威風堂々、愛嬌あり、かわいい。

怒るとコワイらしいですが、見惚れる迫力、この動物の虜になる気持ち、解ります。

↓ズズズズッと、大型動物の鑑賞をたっぷり、平日の空いた園内ならではの、大見物。


ヒグマさん、じつは女の子なのですが、エサをあげようと専用自販機をいじった途端。

すっくと立ち上がり、舌なめずりしてのアピールを開始、ゲンキンでんなあ。

おねだりに負けてしまい、ついつい400円も使ってしまいました。


↑顔、表情のかわいい、おもしろい草食系シリーズをラインナップ。

このテの方々は、やはり顔で得してますね、フツーにかわいいですからね。

うーん、なんとも、なんだかなあ、人間もなあ、と考え出すとキリがありません。


ホンドギツネさんが、こちらを見つめる瞳がうるんでました。

もしかしたら、花粉症では? けっして冗談ではなく、今年の花粉は、、、、!?


なにかを言いたげな、ボス猿氏と無言の対話をかわす。

人類に近くなると?以心伝心のような、もちろん、すべての動物に相通じることですが。


一巡しながら、率直に感じた当園の特長。

飼育されている動物たちとの距離が近い! すごく親近感が湧くのですね。

鳥たちも、種類によっては、ぎりぎりまで見るのことのできるので見つめ合い。

アナタ、こんなこと出来るって仕草の一本足のフラミンゴ。


は虫類も同様に、表情のドアップにまで迫れます。

ゾウガメさんなどは、草を食む時に目を細めるので、なでたくなるほど。いいこいいこ。

接近性を重んじた?とも思える展示の仕方に脱帽です、園長さま!スタッフの方々。


お昼、動物を拝見しながらいかがなもの、、、と憚るものの、煮込みをいただく。

これが、うまし! いかがなもの、、、と後ろめたくはあるものの、うまし! でした。


モツ煮込みを平らげたあとに、猛獣たちの顔を見るのも、いかがなものか。

眼前を、ホワイトタイガーが、行ったり来たり、やはり接近の迫力に酔う。

と、訪れることのできた東武動物公園の魅力に浸った次第でした。納得!


動物園の正門を出て、左側の建物がどうしても気になったので、足を向ける。

まるで、世界遺産になった養蚕場のようであり、木造に見えて、実はコンクリ。

これはなんだろうか? 建物は水辺に面しており、はてなはてなと周囲を巡り、、、。


建物の正門をやっと見つけて解ったこと。

小学校なのでした。笠原小学校。スマホを開くと、1982年建立。そして。

ハダシ教育を実践、日本一通いたい小学校のひとつ、とかいう賞賛の声まで。

でも、建物だけで、孫を通わせたくなる人はいるでしょうね、私らの世代は。


孫を通わせたくなる小学校の庭は、そのまま、おおきな芝生でひろがっており。

ぷらぷら歩いていくと、イス、テーブル、農作物が並ぶその名「新しい村」

地域で採れた野菜、果物、特産品、お弁当、パン、、、市場です、いい感じ。


ご当地は、埼玉県ですからね、まずは、ネギ、長ネギです。

太くて、白くて、青々として、瑞々しくて、甘い。ネギからも出汁がでる。

立派な長ネギを見て誇らしい気持ちになるのは、私も同県出身ですので、つい力が入る。

小学校のある一角は、こうした、文字通りの新しい村になっているのでした。


さらに、小学校から流れをはさんで適度なサイズの池があり、釣り人の姿。

みなさま、へらぶなを狙って、ウキを見つめているようでした。

池の向こうに、東武動物公園遊園地の目玉、篭のようなレジーナの姿が見えます。


動物園、小学校、地域マーケーット、釣りをしながら孫を出待ちできる池。

出待ちはちょっと飛躍かもしれませんが、今の時代の街づくりを夢想してしまいます。

これが池だけでなく、川や海だったら、素敵な生活だろうなあ。

孫が出来る日はまだ遠い彼方でしょうけれど、つい考えこんでしまいました。

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