ヒツジ=釣り執事の実家・金沢市へ。用事のつかの間、市の南側へ向かいました。
小松市・梯川の河口。
石川県では、手取川と並ぶ大きな河川だそう。右手が日本海です。
ヒツジの実家から45分ぐらいで着きました。
新しい道が出来たことで、フツーに走っても小松はとても近くなったとか。
日本海は、猛烈な風と波。
河口はそれをかわしていて多少落ち着いて竿を出せました。
投入の直後からアタリは頻繁。
でもなかなか掛かってくれません。
アタリは頻繁ですが、それ以上に頻繁なのは上空の往来。
小松市といえば航空自衛隊の小松基地。釣り場は、いわゆる通称グンタイです。
戦闘機が次々と上がっていきます。一機の単独だったり、二機が添っていたり。
物凄い轟音の合間をぬうように、民間の航空機がゆっくりと上昇。
あまりに静かでハイブリッドカーみたい。機体は大きいのに。
耳をつんざくような轟音に沖縄の方々の辛苦を想ったり。
川の上流側の橋の向こうは北陸自動車道。
クルマとトラックの重奏がひっきりなし。
空と陸から、たいへんな喧噪の梯川の河口なのでした。
さらに背後に視線を感じたので、振り返るとこの方。
ガンつけてます。張り付きネコ。身体はかなり大きい。迫力。すごみがあります。
「オイ、なんとかしてくれんとなあ、新参モンにはそれ相応の流儀があるんやで」
みたいな存在感でたたずんでいる。
しょっぱなから完全に張り付かれました。
アオサギも気を使いますが、大きな猫(地元猫)はより気を遣います。
それっと、アワせてみたら、この方。
グーフ。
川の中まで来て、グーフかい? 絶対に釣るね私。エメラルド・アイ・グーフ。
へなへなへな←私のしおれる音の表現。調理免許でもとるか!
またいつものパターンかと行く先を案じながら背後を見ますと↓
「ダミダ、こりゃあ〜〜〜〜〜」
視線を外している張り付き猫殿。
クルマ横付けの河口、好釣り場。水辺の猫は毎日釣り人を見ているでしょう。
その日の状況や釣り師の腕を、一発で見切ってしまうのが張り付き猫。
「ダミダ、こりゃあ〜〜〜〜〜」
ク・ヤ・シ・イ、オマエもグーフのような体型のくせに、、、、、。
無視されると、ガゼン燃えてしまう。
直後、コンコンというアタリをあわせてくると。
そこそこ竿に抵抗があります。
それっと、あげたら。
セイゴがついていました。
ガゼン、今度は猫殿が目の色を変えていました。
ソク立ち上がってるし。現金な方よのお、好きよ。
ふふふふふふ、ここから、私のいつにないラッシュが。
セイゴが続いたあと。
それっと上げたら、マハゼ。
よしっ! いい感じ。全国一律のいい感じ。
マハゼのアタリは、シロギス、カワハギと並んで好きです。
いい感じ。解りやすい。いい感じ。
でもこれは、この先のことを考えて放流(抱卵)。
張り付き猫殿も、解っていらっしゃる(ようでした)
クン、クンと反応があって、ズイズイズイと下へ潜るような。
ひたすら巻く、無我夢中、巻いてきまして、それっ。
あっコレって、、もしかして、、、やりました、ついに釣った。掛かった!!!
サウスアイ・フラットフィッシュ。トラギスと並んでの素敵なシマシマ、、、、、。
全身タイガース!!!!! ヌマガレイ。カレイ界唯一の左眼サウスポー!
「いとしい、なんとけなげな、ここまでされてまだ生き残っていてくれたんだ、、、、」
ヒツジ年の最後に来て、再会にむせび泣くヒツジ。
よかったなヒツジ、その感激と涙をこれからの余生に活かしなさい。
ヌマガレイは、当然、放流。張り付き猫さん、ごめんね。
極めつけはこちら。
アタってるのに放置していた竿を巻くと、そこそこに重い。
こうなっていました。
モクズガニとセイゴのダブル。モクズガニは針をくわえてました。
小さなセイゴは針掛かりが悪いので、外して猫さんへ。
モクズガニは放流。
ここで総計。
マハゼ6、セイゴ7、グーフ1、ヌマガレイ1、モクズガニ1。
もういいかな、、、数々のアタリに溜飲が下がって竿をたたむことに。
張り付き猫殿もセイゴ3尾を平らげ、少し離れたところで横倒しになってるし。
現金な方、解りやすい、好きです。
釣った場所の対岸に、安宅の関がありました。
歌舞伎の勧進帳で有名なところ。
頼朝から逃走する義経と弁慶の検問突破をめぐる物語ですが、
私の好きなのは、正体を見抜いてもそれを看過する関守のなさけ、人間らしさ。
兄と弟の確執を広い心で捉えて職務に背く、いい意味での武士道といいますか。
なのに、、、、安宅の関は、松林のなかの小高い丘のなかとかで、逡巡。
結局お手洗いだけ拝借してドライブを続けました。ごめんなさい。
小松市から走って加賀市。
塩屋港の集落のなかをほっつき歩いておりますと。
楽しげな音楽が流れて移動の販売車が登場。
なんだ?なんだ?なんだ?なんだ?なんだ?
いちばんの人気はこちら。
「寺井のメロンパン」とか。
予約をされていて3つを購入という奥さんの勢いにつられて購入。
表面があまり堅くはない、珍しいタイプの「寺井のメロンパン」でした。
突如、現れた大きな木造の建物。
私が通った小学校の姿を見かけたような懐かしさ。
校舎を保存して、なかで、食堂、お土産屋さん、工作教室、料理教室、、、、。
もろもろ地域の活動が盛んなようでした。
校門より、登校です。ウン十年ぶりの、、、登校です。
校舎のまわりには、立派な銀杏の木。
紅葉して落ちた葉っぱも立派、鮮やかな黄色を目にします。
ギンナンの実もきっと、見事な、大玉の、、、とか想像してしまいます。
この方も健在でした。
金次郎さん、のちに、尊徳さん。
もう一度、この人の伝記を読み返そうかと、思う時があるのですが。
なかなかそれが、、、、、。
廊下は走らない!(全国一律の標語)
ゆっくり歩いてまわりました。
思わず目をとめたこの看板。
「食に命を賭ける会」
看過できません、この異様なまでのオーラを発散させる看板。
食に命を、、、、、まこぶさ食堂、店主、言葉とこころをいただきます。
残しの柿の木。
葉の落ちた枝になんとかついているだけの柿の実のゆかしさ。
残し、とは、これからの冬を迎える鳥や獣たちに与える「残し」。
それによって、農作物への被害も抑える。
里山の方々の知恵は、たいへん奥深いものであります。
鳥の話題で、ピーンときてしまったヒツジ。
加賀市にある片野の鴨池へも寄りました。
日本のバードウォッチャーが、必ず訪れるという観察池。
ヒツジは小学生の頃、バス遠足のたびに来たとか。
昔は小屋だったそうですが、いまは立派な建物になってました。
片野の鴨池の全景。
手前は水田で、夜になると苅った後の二度目の米を鴨たちが食べにくると職員の方。
備え付けの望遠鏡を覗くと、この日は約千羽の鴨の各種が逗留(写真のごま塩たち)。
これから冬にむかうと約4千羽近くが飛来してくるとのこと。
私が注目したのは、その鴨を狙っての猛禽類の接近。
こりゃ凄い。すごし! すごし! すごし!
つまり、この小さな保護池のなかで、鳥類の営みが展開されていることでした。
金沢へもどる途中にちらっと見た橋立港。
外洋は相変わらず大荒れ。猛烈な北風。漁船たちは、港の奥にかたまっていました。
これから北陸は、空と海を睨みながら、このような天候ばかりになります。
11月の雷を、ブリ起こし。冬将軍の訪れと、雷による鰤を待つ漁師の方々。
近くのお店を覗いてみたら、、、、、。
ズワイガニ。
とりわけ、写真のメスは、勢子ガニ、金沢では、香箱と呼びます。香る箱、コウバコ。
メスは11月いっぱいで禁漁となり、あとに来るのは寒鰤のシーズン。
それは、新幹線の開業で浮き立つ金沢市だけのことのようで、一歩でも離れれば。
南側の、小松市や加賀市、なんともゆったり、落ち着いて、これが本当の石川県の姿?
そう水を向けたら、帰り道、黙りこくったヒツジが印象的でした。
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2015年11月21日土曜日
2015年11月7日土曜日
八戸市・六ヶ所村・野辺地町 最前線釣行
八戸市には過去7回行きました。今回はさらに北上。もっと知りたい青森県のなにか。
遅くに八戸市に到着。
市街(六日町)にて、ドンコの煮付け。
初めて食べました。
30代の頃、八食市場という観光市場?に度々弾丸ツアーをしました。
1日で日帰りのそれは、お鮨の専門でしたので、ドンコという魚はなかった。
薄味に、たゆたゆと浸かったドンコ。
タラ? みたいな身のくずれと独特なトロミ。
三陸から北海道の、太平洋岸ならではの地域の魚と、店の方から教えていただく。
行動開始の未明。
完全に復活した八戸漁港の朝市を見物したい。
と向かった矢先、サイレンの音、集まる赤いパトライト。ただごとではなく。
その横には、炎、それも、紅蓮の炎。
大きく上がる火柱に呆然と立ち尽くすばかりの埠頭。
あとのニュースで知ったことですが、神社の火災。
ウミネコの繁殖地として知られる蕪島の社が燃えたとのことでした。
神社はともかく、ウミネコたちは大丈夫だったのか。
しょっぱなから、すごい光景を目の当たりにしました。
目的は、八戸市から北上すること。
国道338号線を太平洋岸にそって走ります。
川と沼ばかりの原生の風景の続くなか、小川原湖のほとりに来ました。
青森県では、津軽側の十三湖に続いての、しじみの産地とか。
沖合には、しじみ漁の小舟の姿が浮かびます。
六ヶ所村へ入り高瀬川。
小川原湖から太平洋に向かう汽水域の河川。
朝の放射冷却によって、靄が浮き立つ。
幻想的な風景に見とれてしまいました。
ただ後ろの道路は、こんな光景とは裏腹の喧噪。
稼働と通勤の時間が開始されていました。
高瀬川の河岸、なんとかクルマを停められた場所で、竿を出す。
風景はいい感じなのです、しかし、まったくもって頓狂な行動なのでしょう。
いまの日本の命運を担う? エネルギーの、最前線のまっただ中。
釣り人は、ほかに誰ひとりいません。
川にも、魚一匹の姿もなく。
後ろの道には、ダンプ、大型トラック、作業車、バン、営業車、通勤クルマ、、、。
ナンバーを見ると、他都道府県からも数多く。
東京に居ると、まったく知らなかった青森県がここにはありました。
六ヶ所村から山地の道を抜ける。
陸奥湾の野辺地町に来ました。
大きな湾の、さらに奥に、穏やかなたたづまいの港町。
期待が持てそうです。
港内、クルマを横付けの護岸で投げる。
アタリは頻繁、さすが陸奥湾です。
でも、エサがすっかりなくなるだけで、あとはコンクラーベ、根気しかありません。
たまたま掛かったらしい姿。
これは、グーフではありませんか!
今年はさらに、北海道でも大躍進だというグーフ!
グーフ、あなたの北進出、参りました。
誰か、止められないの!!!!
グーフが元気になるだけあって、暑い。
11月の猛暑日になりました。
とてもフリースを着てる場合ではなく、シャツ一枚、でもまだ暑い。
11月の青森でも、水中メガネにシュノーケリングは必携か?
ジリジリと、露出した首筋を灼く陽射し。
野辺地町は、天空が騒がしい。
青い空のキャンバスに、ジェット機が排気のアートを描いていきます。
調べたところ。
一般の民間航路、三沢基地のアメリカ軍、三沢と八戸の自衛隊、、、、。
飛ぶなあ、航空マニアには、たまらない空街道なのだそう。
クンとなって、グビグビグビ。
リールがちょっと苦しそうで上がってきた茶褐色。
アイナメでした。久方ぶり。東京ではお目にかからなくなってきた姿。
もう一匹かかってきて、二匹になりました。
ちょうど、お隣に投げ釣りの方が移動。
獲物を撮影した、その1。
「こんなのばっか持って帰って、かあちゃんに笑われてるよお」
クロソイでした。
確かに、微妙なサイズ、これだと、やはり煮付けでしょうか。
その2、カジカ。
「年々、小さくなる一方さあ。大きいのは北海道へ行かねばだめだな」
お隣氏は、毎日釣りをしているとのことでした。
昨年、東京からこちらへきて、悠々自適風な無精髭が素敵。
ここ5年ほど、全国の水辺で、グーフと並んで増えてきている自由人?な無精髭。
野辺地町より八戸市へもどる途中の県道。
錦秋を終えて、冬枯れの始まった雑木林のなかに残っていた真紅。
思わずハザードを出して止めてしまいました。
ハザード停車といえばこちら。
作物に目のない私は、どうしても気がかりだった。
あちこちにあった、竿と竿のあいだに絡まったツル性植物の畑。
凝視すれば、ムカゴがついてる。ムカゴ畑。
地層にヤマイモ(ナガイモも?)が植えられているようでした。
もどった八戸漁港にて。
広大な港で気になるのは、まず黄色い建物でした。漁港ストア。名前も素敵です。
なかに入ってみて、あっ!
早朝、店はやっておらず、蕪島の火災で、唖然としたままでしたが。
漁港ストアのなかに、こんな暖簾がかかっていまして。
すかさず入ったのですが、、、、、時刻は15時08分。
お店は15時で終わりとのことでした。リベンジを誓う!
というのは、八戸港の、そば(立ち系)、は、東日本では知る人ぞ知る存在とか、、、。
カツオとサバの最大級の集積地、だって南部は蕎麦処。しまったあああー。
うううううううううううううううう、くそう、やっぱ、リベンジだ。
気を取り直して、投げ釣り。
投げた途端にクンクン、ズーン。
巻いてみたら、なかなか重い。
おおっ、ナニかがついています(はず)
こうなってました。
マハゼ、それも大きい。
落ちにはいって、なかなか肥えています。
西日に映えて、動くアメ色。よしっ!
またまたアタリがあって巻く。
重い重いと巻いてきてみれば、マコガレイの赤ちゃん。
浅い掛かりなのでなんとか海へ戻す。
でも、この魚だけで重い重いはないわけでして。
下の針についていた。
正確には、尾っぽに刺さって上がってきたのはシャコ。
久しぶりに、仕掛けに掛かるシャコを見ました。
さらに、こんな大きなシャコを見たのは初めて。
後脚についた鮮やかな婚姻色がなんだか不気味な感じもあり。
シャコパンチが怖いのでタオルをかぶせてから針をとる。
海へもどして、帰り支度にしました。
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遅くに八戸市に到着。
市街(六日町)にて、ドンコの煮付け。
初めて食べました。
30代の頃、八食市場という観光市場?に度々弾丸ツアーをしました。
1日で日帰りのそれは、お鮨の専門でしたので、ドンコという魚はなかった。
薄味に、たゆたゆと浸かったドンコ。
タラ? みたいな身のくずれと独特なトロミ。
三陸から北海道の、太平洋岸ならではの地域の魚と、店の方から教えていただく。
行動開始の未明。
完全に復活した八戸漁港の朝市を見物したい。
と向かった矢先、サイレンの音、集まる赤いパトライト。ただごとではなく。
その横には、炎、それも、紅蓮の炎。
大きく上がる火柱に呆然と立ち尽くすばかりの埠頭。
あとのニュースで知ったことですが、神社の火災。
ウミネコの繁殖地として知られる蕪島の社が燃えたとのことでした。
神社はともかく、ウミネコたちは大丈夫だったのか。
しょっぱなから、すごい光景を目の当たりにしました。
目的は、八戸市から北上すること。
国道338号線を太平洋岸にそって走ります。
川と沼ばかりの原生の風景の続くなか、小川原湖のほとりに来ました。
青森県では、津軽側の十三湖に続いての、しじみの産地とか。
沖合には、しじみ漁の小舟の姿が浮かびます。
六ヶ所村へ入り高瀬川。
小川原湖から太平洋に向かう汽水域の河川。
朝の放射冷却によって、靄が浮き立つ。
幻想的な風景に見とれてしまいました。
ただ後ろの道路は、こんな光景とは裏腹の喧噪。
稼働と通勤の時間が開始されていました。
高瀬川の河岸、なんとかクルマを停められた場所で、竿を出す。
風景はいい感じなのです、しかし、まったくもって頓狂な行動なのでしょう。
いまの日本の命運を担う? エネルギーの、最前線のまっただ中。
釣り人は、ほかに誰ひとりいません。
川にも、魚一匹の姿もなく。
後ろの道には、ダンプ、大型トラック、作業車、バン、営業車、通勤クルマ、、、。
ナンバーを見ると、他都道府県からも数多く。
東京に居ると、まったく知らなかった青森県がここにはありました。
六ヶ所村から山地の道を抜ける。
陸奥湾の野辺地町に来ました。
大きな湾の、さらに奥に、穏やかなたたづまいの港町。
期待が持てそうです。
港内、クルマを横付けの護岸で投げる。
アタリは頻繁、さすが陸奥湾です。
でも、エサがすっかりなくなるだけで、あとはコンクラーベ、根気しかありません。
たまたま掛かったらしい姿。
これは、グーフではありませんか!
今年はさらに、北海道でも大躍進だというグーフ!
グーフ、あなたの北進出、参りました。
誰か、止められないの!!!!
グーフが元気になるだけあって、暑い。
11月の猛暑日になりました。
とてもフリースを着てる場合ではなく、シャツ一枚、でもまだ暑い。
11月の青森でも、水中メガネにシュノーケリングは必携か?
ジリジリと、露出した首筋を灼く陽射し。
野辺地町は、天空が騒がしい。
青い空のキャンバスに、ジェット機が排気のアートを描いていきます。
調べたところ。
一般の民間航路、三沢基地のアメリカ軍、三沢と八戸の自衛隊、、、、。
飛ぶなあ、航空マニアには、たまらない空街道なのだそう。
クンとなって、グビグビグビ。
リールがちょっと苦しそうで上がってきた茶褐色。
アイナメでした。久方ぶり。東京ではお目にかからなくなってきた姿。
もう一匹かかってきて、二匹になりました。
ちょうど、お隣に投げ釣りの方が移動。
獲物を撮影した、その1。
「こんなのばっか持って帰って、かあちゃんに笑われてるよお」
クロソイでした。
確かに、微妙なサイズ、これだと、やはり煮付けでしょうか。
その2、カジカ。
「年々、小さくなる一方さあ。大きいのは北海道へ行かねばだめだな」
お隣氏は、毎日釣りをしているとのことでした。
昨年、東京からこちらへきて、悠々自適風な無精髭が素敵。
ここ5年ほど、全国の水辺で、グーフと並んで増えてきている自由人?な無精髭。
野辺地町より八戸市へもどる途中の県道。
錦秋を終えて、冬枯れの始まった雑木林のなかに残っていた真紅。
思わずハザードを出して止めてしまいました。
ハザード停車といえばこちら。
作物に目のない私は、どうしても気がかりだった。
あちこちにあった、竿と竿のあいだに絡まったツル性植物の畑。
凝視すれば、ムカゴがついてる。ムカゴ畑。
地層にヤマイモ(ナガイモも?)が植えられているようでした。
もどった八戸漁港にて。
広大な港で気になるのは、まず黄色い建物でした。漁港ストア。名前も素敵です。
なかに入ってみて、あっ!
早朝、店はやっておらず、蕪島の火災で、唖然としたままでしたが。
漁港ストアのなかに、こんな暖簾がかかっていまして。
すかさず入ったのですが、、、、、時刻は15時08分。
お店は15時で終わりとのことでした。リベンジを誓う!
というのは、八戸港の、そば(立ち系)、は、東日本では知る人ぞ知る存在とか、、、。
カツオとサバの最大級の集積地、だって南部は蕎麦処。しまったあああー。
うううううううううううううううう、くそう、やっぱ、リベンジだ。
気を取り直して、投げ釣り。
投げた途端にクンクン、ズーン。
巻いてみたら、なかなか重い。
おおっ、ナニかがついています(はず)
こうなってました。
マハゼ、それも大きい。
落ちにはいって、なかなか肥えています。
西日に映えて、動くアメ色。よしっ!
またまたアタリがあって巻く。
重い重いと巻いてきてみれば、マコガレイの赤ちゃん。
浅い掛かりなのでなんとか海へ戻す。
でも、この魚だけで重い重いはないわけでして。
下の針についていた。
正確には、尾っぽに刺さって上がってきたのはシャコ。
久しぶりに、仕掛けに掛かるシャコを見ました。
さらに、こんな大きなシャコを見たのは初めて。
後脚についた鮮やかな婚姻色がなんだか不気味な感じもあり。
シャコパンチが怖いのでタオルをかぶせてから針をとる。
海へもどして、帰り支度にしました。
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2015年10月28日水曜日
ピリカ!!! 超快速で、石狩川から雄冬をまわってきました。
昨年秋に続いて今年も石狩川。さらに念願の雄冬を抜ける。大冒険の1日になりました。
前夜。
札幌市内に住む妹夫婦と会食。自宅で大歓待を受けました。
明けてハンドルを握り、市内を抜けて北上。
国道231号線は、これが北海道だ、と言わんばかりの快晴。
天高く、馬肥えて、ピリカ!!!!
ピリカとは、アイヌ語で、美しい、かわいい、よしっ、うまし! な意味とか。
近ごろ、ついつい多用しています。
石狩川の河口。
北海道で一番の大河。それが日本海に注ぐところ。
日本列島のなかでも、流河面積は、利根川、信濃川に続いての第3位とか。
勝手に「北海四郎さん」と呼んだりしてます。
昨年、この石狩川河口で妹夫婦と釣りをして、ウグイが入れ喰いになりました。
今年は、もうちょっと違う魚をと期待していたのですが、、、、、、。
石狩川河口に張り出した木製の桟橋。
L字型をしていて、足元がとてもいい。初心者向き。
休日は、札幌市民の身近かな釣り場として人気なのだとか。
いいなあ、大都会からほんの30分も走ってこんな場所がある。
全国の釣りキチが、北海道に無我夢中になる気持ちがよくわかります。
竿先が、ガラっ、ガシガシとなって、重い!!!
巻いても重いし、なんとかひっぱり上げるとこうなっていました。
昨年と変わりません、ウグイの方々。
しかも、大きくて、よく引き、重たいのです。
でも美しい、ピリカ!!!!! です。
私は、ピリカウグイの大歓待。
竿を持っていても、置いていても、グングン、ギューンと引かれる。
お隣の桟橋には、私より年かさと見える先輩ご夫婦。
やはり、ひと味違う釣り? 新参、他所ものの私とは、時々違う魚が見えました。
桟橋の根元は漁業の埠頭。
なにかが、後ろで跳ねて移動している。
写真ではわかり辛いですが、リス?
じっくり見るとイタチ、それも子どもでした。
短い前足で、ぴょんこ、ぴょんこ、と跳ねて前進し、ドラム缶の脇に隠れる。
ピリカなヤツやね。
ビックリしたのは、2羽のカラスが急降下、子どもイタチを襲います。
ずっと逃げ回ってましたが、一度だけ、たてに飛びかかっての、必死の反撃。
やるなあ、子どもイタチ。
いいものを、見せてもらいました。
いいもの。お隣の桟橋のご夫婦より見せていただいた、いいもの、その1。
ヌマガレイ。
左眼のトラジマ。ヒラメを除き、カレイ界では唯一のサガンのたたづまい。
サウスヘッドアイ・フラットフィッシュ・リバーエンド(超ベタな自製カタカナ語)
日本列島では、絶滅目前。
このカレイの生きられる、河と川と沼が、日本の沿岸最後の砦と言われているそうです。
裏にすると、当然、腹びれを下にして頭が右側になった。
白い、裏側の体表には、写真では解りにくいですが、ポツポツとスパイク状の突起。
河を遡上したり、河口の干満による流速に耐えたり。
こうして生きるうえで身体に備わってきたグリップ機能の特化身体。
資料をさぐると、かつては、本州の河でも30キロ以上も河を遡上していたカレイ。
低地の、沼や湖なら、完全な淡水でも、ずっと生きていたというカレイ。
開発や、無闇な乱獲とともに、どんどん北へと追いやられ、なんとか生き残っている姿。
北海四郎、石狩川。いいものを、見せていただきました。
お隣の桟橋、先輩ご夫婦より、見せていただいた、いいもの、その2。
ハゼ。
それもでかい、ピリカ、ピリカ、ピリカ!!!
東京にいるハゼより、眼が小さいのではなく、それぐらい、でかい。太い。
やるなあ、石狩川、北海四郎。
どんなモノを食べたら、こんなに大きくなるのか、ハゼどんよ。
昨年に続き、人さまの釣った魚の数々に、たまげているだけの私。
私といえば、これです。
本日の最長不倒、48センチ、K点を超えた、重し、キツか、でもピリカ、美しか。
ボディは、ポンポン、はち切れんばかり。テレマークを入れたくなる。
妹夫婦の影響もあり、ずんずん、北の大地に引きづり込まれる頭。ウグイを計10本。
掛かりが浅いため逃がしていましたが、これは、K点超えでした。
針を呑まれており、お隣ご夫婦にお願いして引き取っていただきました。
感謝。
ウグイは、ナマスにすると美味しいそう。
レシピを伺い、揺らいだ気持ちですが、時間的に切羽詰まった事情もあり、先へ。
石狩川が辿り着く日本海が石狩浜。
真夏は札幌市の方々が集う道内最大の海水浴場とか。
晩秋の砂浜には、誰もいない(当然)
大陸からの北西風が厳しく、ひたすら吹き晒されているのみ、でした。
石狩川での竿を速攻で畳み、ひたすら北上。
日本海側をなぞる国道231号線は、快晴にして快適、、、な、はずが、、、、。
前方には、数々のトラック、地元の方のクルマが登場して、大都会なみの定置走行。
致し方なしなのです、、、1日で石狩川から雄冬を見て、増毛、留萌、新千歳空港へ必着。
飛行機に間に合うために、乗り遅れたらエライこと。
いつもの物見遊山が、危機的な心情で展開されることになりました。
石狩川河口での釣りが、あまりに素晴らしくて、時間を費やしてしまった、、私のバカ。
国道231号線ぞいに、展開される堤防。
猛烈な西風を避けるために、高い壁の護岸に守られた内側には釣り人の方々。
双眼鏡で見ると、サビキ釣り、サケ釣り、北海道の釣りが凝縮。
すごい情熱をまのあたりにして、先を急ぎます。
河口付近のほとんどは、こういう看板。
サケの遡上時期ですので、当然ですね。
ちょっと投げたくなる河口ばかり、、、、狙いはサケではありません。
ただ、紛らわしいことになるといけないので、先を急ぎました。
幾つものトンネル。
すべてが工事中で、水びたしの補修と新たな掘削作業に頭を下げて抜けたトンネル。
かつての、孤立した険しい集落を、晴天の日に訪れることができました。
ついに!!!
鳥の名前のついたオロロンライン、国道231号線のハイライトでしょうか。
ここへ、来たかった。
時刻表を見ると、1日に3本。
留萌の市民病院までのバスでした。
雄冬の港では、ポツポツと釣り人の姿。
みんな、ルアーにエサをつけたウキを投げてサケを狙っていました。
成果はあがっているようで、あちこちに、サケを絞めた跡。
投げ釣りの魚も釣れそうですが、時間逼迫、ここは、我慢のしどころ。
こんな所に、よくぞ、道をつけたものだと、、、、感慨深く。
冬になったら、やっぱり、あの風景になるのだろうと、感慨深く。
ちょっと前までは、定期船でしか来られなかった、あの集落の風景。
あの風景とは、つまりは、、、、つまりは、そうでしょう。
ケンさんの映画。
以下、新千歳空港まで、パニックになることになる、ケンさんゆかりの光景の鑑賞。
増毛駅。
ここでの逗留で、ひとときの安らぎ、ぬくもりを知るケンさん。
親しくなって留萌へ映画を見に行く女性と出逢うケンさん。
あの車窓は、男女の別なく、たまりませんね。
しかし、この線路は、もうすぐ無くなるとか。
ううううううん、キツか、くるしか、眼に焼き付けます。
増毛駅、その2。
ケンさんは職務のためとはいえ、滅私して全う。
せっかくの女性との決別となる宿命の街の駅。
またも、悩んだ因果な仕事のために、大都会へと、結局、札幌へと戻る駅。
この建物も、なくなるのでしょうかね。
犯人を追い、見張っていた食堂。
見張っていた犯人の妹の勤め先、、、、、いまも健在でした。
ケンさんを中心に、すべてが北の大地の情感で回っていたあの映画の駅の物語。
封切りの頃の、演者の方々の年齢に近づくと、しんしんと伝わるレアル、、、。
あっ、いけない。
あっという間に時間が過ぎて、飛行機に乗れなかったら、ヤバイ!!!! やばし!
留萌市の炭坑の跡地から、高速道路が伸びていて、助かりました。
留萌道、合流しての、道央道。
映画のケンさんの職業の方々に、びくびくしながら疾走した帰り道。
新千歳空港の直前のSAで、サッポロ味噌ラーメンを食べました。
うまし! ピリカ! うまし! ピリカ! うまし! ピリカ!
投げ釣りなのか、ケンさんの映画の慕情の足跡探訪なのか。
今回も、なんだかよく解らない1日のまま、飛行機には間に合いました。
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