2019年1月16日水曜日

♬6時ちょうどの、かがやき500号で、、、の時代?

ヒツジ(釣り執事)の故郷金沢へ、義兄さんの快気祝いとお墓参りに行ってきました。


北陸新幹線が長野から延伸して、この3月で丸4年。

連日たくさんのお客さんで賑わい、ライフスタイルも変わってきました。

田舎との行き来、仕事、都会と地域の方々の距離感の変化でしょうか。

旅の情緒でいえば、かつて越後湯沢や長岡で乗り換えた時代が懐かしくもあり、、。

↑写真は、中能登の回転寿司で活躍中のE7系のお運び超特急、荷物は後述。


JR西日本のガイド誌もおかれるようになりました。

福井、石川、富山、おもに北陸三県の情報が中心です。

関東平野のあと、上信越は、ほとんどがトンネル。なにか読み物を。

ちなみに、在来線時代の北陸行きはこちらもポチっと↓

●さよなら特急はくたか号
http://macobusa.blogspot.com/2015/03/blog-post_9.html


日本海側に入ると、右の車窓には、ちらっと海。

晴れてました。1月の空模様とは思えない、青空、白い雲、青い海。

といっても、日本海が見えるのは、ほんの一瞬で、もどかしく。

加えて、高い壁、、、冬の北西の風雪を遮るための壁が、なんともはや。


左側は、運がいいと立山連峰が広がるのですが、、、。

この日の山側は雲がかかって、勇姿にはお目にかかれず。

とりあえず、狙っていた場所、黒部川でパチリ。視界が橋の上だけ広がるのです。

何度か行き来するなかで、こうして好ポイントを見つけてきた次第。


とかやってるうちに、富山を経て、金沢に到着。

東京・上野から、約2時間30分。新大阪と同じぐらいの所要時間、慣れました。

この「きまっし」とは、長崎弁の「きんしゃい」ぐらいのニュアンスだとヒツジ。

「きまっしね」と、「ね」をつけると、より親しさを込められるとのこと。


駅前に出迎えてくれていた、ヒツジの姉、姉の旦那さん(義兄)とお墓参り。

墓地は、金沢市を見下ろす卯辰山の奥にあります。

年末に積もった雪もすっかり解けて、まるでピクニックとヒツジ姉。

義兄さんは、10ヶ月に及ぶ入院生活、軽い足取りを見て、嬉しくなる私。


お疲れさま、快気祝いは、1月の旬をいただいて。

お造り盛り合わせ、ふくらぎ(ブリの若魚)がやはり、うまし!

加賀野菜のサラダ。五郎島金時、加賀蓮根、好きです。

義兄さんは、お酒もちょっぴり、いやあ、ほんとヨカッタと、私もグビリ。うまし!


高台のお店から眺める金沢市街。

北陸ならではの、鉛色とは対照的な好天気、なんという1月、金沢ではないみたい。

しかし、この地に暮らす方々は、その反動を警戒するようです。

青天の霹靂、突風、冬の雷、アラレ、の前触れみたいでコワイとか。


それでもまだ、いい天気のうちにぶらぶらと。つい入ってしまった近江町市場。

かつては、市民の台所と呼ばれたそうですが、現在はどちらかといえば観光仕様。

買って、その場で食べられる店舗が人気なのは、全国一律のようです。

香箱(コウバコ)、ズワイガニのメスをいただきました。今年は豊漁とか。


市場の近くに、一度、立ち寄ってみたかったお店がありました。

『目細八郎兵衛商店』

縫い針店から創出された鮎釣りの加賀毛針を作る創業440余年の老舗。

掛ける、のではなく、食わせる、という鮎の毛針釣りの信念が伝わりました。

ひょっとすると、釣り道具店としては、世界最古ではないかとヒツジ。


コケコッコーーーーーーーーっ、と、今年も使用継続。

翌朝も天気がいい、ならどこか行こう、と、ヒツジ姉の運転で氷見までドライブ。

手前に映っておりますのが、氷見のゆるキャラ、ひみぼうずクン。

日本海側を代表する漁港、なのに、ボウズ、、、自虐たっぷり?


氷見港の、観光の目玉になっている道の駅、敷地内にあるお店ばんや。

にぎり寿司をはじめとする飲食店、お土産屋さんが並んでいます。

幻魚(げんげ)は、富山湾で獲れる深海魚で、知る人ぞ知る?

珍味、クセがあるといいますが、私は個人的にはおいしいと思います。


氷見漁港のポスター、魚群のなかから、マダイとシロギスをアップにしてみました。

赤と白(パールピンク?)つい惹かれてしまった。このイラスト。


氷見の海は、まるで湖のように静まりかえってました。

これが、北陸の冬、うそみたい、夏や秋と変わらない、そういえば、、、、。

あちこちで、釣り竿を振ってる姿を見るのは、私が釣り竿を持っていないから?

竿を持つ→北西風とみぞれ雪。竿を持たない→この冬いちばん穏やかな海。法則でんな。

●昨夏の氷見海岸での釣りはこちら↓


●真冬の北陸釣遊、キス、ヌマガレイならこちら↓


で、氷見から能登半島側へ、海岸べりではなく内陸部の山越え。

県境付近にはまだ雪がありましたが、中能登町まで降りると、ひとつもなし。

ちなみにアルプラザがありましたが、関東人の私には、新鮮なのですアルプラザ。

なんでも、お弁当が、たいへんおいしいという噂を聞いておりまして、、、。



でも結局、アルプラザお向かいの回転寿司店へ入りました。

特別メニュー、頼んでみた能登イノシシ炙りのにぎり。

獲って食べて、数を減らす、、、これでいいのだと、ほおぼりながら、おお、うまし!

冒頭写真E7系新幹線の運ぶお皿のひとつがこれなのでした。


ヒツジ姉の運転で、金沢駅へ向かう海辺の高速道路(無料)

氷見の内海だけではなく、外海も、シーンと水を張ったような?湖の状態。青空。

連休で少々混んではいましたが、駅に送ってもらって新幹線、東京へ帰ってきました。

近くなったふたつの都市、東京で働くヒツジの甥っ子はこんな替え歌を唄っているそうな。

♬6時ちょうどの かがやき500号で わたしはわたしは田舎から出社しまーーすぅぅぅ

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