北陸新幹線が長野から延伸して、この3月で丸4年。
連日たくさんのお客さんで賑わい、ライフスタイルも変わってきました。
田舎との行き来、仕事、都会と地域の方々の距離感の変化でしょうか。
旅の情緒でいえば、かつて越後湯沢や長岡で乗り換えた時代が懐かしくもあり、、。
↑写真は、中能登の回転寿司で活躍中のE7系のお運び超特急、荷物は後述。
JR西日本のガイド誌もおかれるようになりました。
福井、石川、富山、おもに北陸三県の情報が中心です。
関東平野のあと、上信越は、ほとんどがトンネル。なにか読み物を。
ちなみに、在来線時代の北陸行きはこちらもポチっと↓
●さよなら特急はくたか号
http://macobusa.blogspot.com/2015/03/blog-post_9.html日本海側に入ると、右の車窓には、ちらっと海。
晴れてました。1月の空模様とは思えない、青空、白い雲、青い海。
といっても、日本海が見えるのは、ほんの一瞬で、もどかしく。
加えて、高い壁、、、冬の北西の風雪を遮るための壁が、なんともはや。
左側は、運がいいと立山連峰が広がるのですが、、、。
この日の山側は雲がかかって、勇姿にはお目にかかれず。
とりあえず、狙っていた場所、黒部川でパチリ。視界が橋の上だけ広がるのです。
何度か行き来するなかで、こうして好ポイントを見つけてきた次第。
とかやってるうちに、富山を経て、金沢に到着。
東京・上野から、約2時間30分。新大阪と同じぐらいの所要時間、慣れました。
この「きまっし」とは、長崎弁の「きんしゃい」ぐらいのニュアンスだとヒツジ。
「きまっしね」と、「ね」をつけると、より親しさを込められるとのこと。
駅前に出迎えてくれていた、ヒツジの姉、姉の旦那さん(義兄)とお墓参り。
墓地は、金沢市を見下ろす卯辰山の奥にあります。
年末に積もった雪もすっかり解けて、まるでピクニックとヒツジ姉。
義兄さんは、10ヶ月に及ぶ入院生活、軽い足取りを見て、嬉しくなる私。
お疲れさま、快気祝いは、1月の旬をいただいて。
お造り盛り合わせ、ふくらぎ(ブリの若魚)がやはり、うまし!
加賀野菜のサラダ。五郎島金時、加賀蓮根、好きです。
義兄さんは、お酒もちょっぴり、いやあ、ほんとヨカッタと、私もグビリ。うまし!
高台のお店から眺める金沢市街。
北陸ならではの、鉛色とは対照的な好天気、なんという1月、金沢ではないみたい。
しかし、この地に暮らす方々は、その反動を警戒するようです。
青天の霹靂、突風、冬の雷、アラレ、の前触れみたいでコワイとか。
それでもまだ、いい天気のうちにぶらぶらと。つい入ってしまった近江町市場。
かつては、市民の台所と呼ばれたそうですが、現在はどちらかといえば観光仕様。
買って、その場で食べられる店舗が人気なのは、全国一律のようです。
香箱(コウバコ)、ズワイガニのメスをいただきました。今年は豊漁とか。
市場の近くに、一度、立ち寄ってみたかったお店がありました。
『目細八郎兵衛商店』
縫い針店から創出された鮎釣りの加賀毛針を作る創業440余年の老舗。
掛ける、のではなく、食わせる、という鮎の毛針釣りの信念が伝わりました。
ひょっとすると、釣り道具店としては、世界最古ではないかとヒツジ。
コケコッコーーーーーーーーっ、と、今年も使用継続。
翌朝も天気がいい、ならどこか行こう、と、ヒツジ姉の運転で氷見までドライブ。
手前に映っておりますのが、氷見のゆるキャラ、ひみぼうずクン。
日本海側を代表する漁港、なのに、ボウズ、、、自虐たっぷり?
氷見港の、観光の目玉になっている道の駅、敷地内にあるお店ばんや。
にぎり寿司をはじめとする飲食店、お土産屋さんが並んでいます。
幻魚(げんげ)は、富山湾で獲れる深海魚で、知る人ぞ知る?
珍味、クセがあるといいますが、私は個人的にはおいしいと思います。
氷見漁港のポスター、魚群のなかから、マダイとシロギスをアップにしてみました。
赤と白(パールピンク?)つい惹かれてしまった。このイラスト。
氷見の海は、まるで湖のように静まりかえってました。
これが、北陸の冬、うそみたい、夏や秋と変わらない、そういえば、、、、。
あちこちで、釣り竿を振ってる姿を見るのは、私が釣り竿を持っていないから?
竿を持つ→北西風とみぞれ雪。竿を持たない→この冬いちばん穏やかな海。法則でんな。
●昨夏の氷見海岸での釣りはこちら↓
●真冬の北陸釣遊、キス、ヌマガレイならこちら↓
で、氷見から能登半島側へ、海岸べりではなく内陸部の山越え。
県境付近にはまだ雪がありましたが、中能登町まで降りると、ひとつもなし。
ちなみにアルプラザがありましたが、関東人の私には、新鮮なのですアルプラザ。
なんでも、お弁当が、たいへんおいしいという噂を聞いておりまして、、、。
でも結局、アルプラザお向かいの回転寿司店へ入りました。
特別メニュー、頼んでみた能登イノシシ炙りのにぎり。
獲って食べて、数を減らす、、、これでいいのだと、ほおぼりながら、おお、うまし!
冒頭写真E7系新幹線の運ぶお皿のひとつがこれなのでした。
ヒツジ姉の運転で、金沢駅へ向かう海辺の高速道路(無料)
氷見の内海だけではなく、外海も、シーンと水を張ったような?湖の状態。青空。
連休で少々混んではいましたが、駅に送ってもらって新幹線、東京へ帰ってきました。
近くなったふたつの都市、東京で働くヒツジの甥っ子はこんな替え歌を唄っているそうな。
♬6時ちょうどの かがやき500号で わたしはわたしは田舎から出社しまーーすぅぅぅ
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