2018年2月16日金曜日

生命の星・地球博物館に行ってきました。

いつかは行こう、せっかくだから行こう、と思いたち、小田原市にある博物館へGOGO!


時々、通る道筋で見かけてはいました。

箱根にむかう国道1号線ぞいにあり、たいへんな評判、とても気になっていました。

いつかは行こう、でもいつでも行ける、そんな存在は、かえって足を踏み入れない?

という行かずじまいはいけないのだと最近おもうような歳にもなり、出向いたのでした。

↑迎えてくれた剥製標本のひとつ、ニホンオオカミ氏。


ちょうど、こういった企画展をしていることを知ったのも、きっかけでした。

釣りをしていると、レッドデータの生物、絶滅危惧の生物、ここに必ず行き当たります。

釣りという"遊び"そのものが、胸にチクリと痛いところを刺す事実も否めないでしょう。

2月という、どちらかといえばオフタイムの時節に、洞察を促すぴったりな企画展かなと。


博物館は、小田原駅で箱根登山鉄道に乗り換えて入生田駅を下車。

駅からの歩道橋が、箱根湯本へ向かう国道1号線をまたいでいきます。

いつも通るところ、とは、こういうことなのですけどね。

たいへん便利な立地場所で、カマボコで有名な鈴廣さんのちょっと先、ですか。


正面玄関へ向かいながら、驚いた。

なんという大きさ、まるで目の前に巨大宮殿が立ちはだかっているよう。

国道1号線からちらっと眺めていた印象とは、まるで違うのです。

その圧巻の建物の意味は、入館してから納得させられました。


なんじゃこれは!!!

展示空間の、壮大なこと、この上なく。

生命の星、地球の博物館、その言葉どおり、地球の成り立ち、仕組み。

物質、生き物、あらゆるものが、展示・解説されておりまして、圧巻、唖然、ひとこと。

もっと早く来ればよかった、、、素晴らしい内容に時間の経つのも忘れてしまう。


魚類、甲殻類、、、釣り好きの眼を奪う剥製標本の充実ぶり。

手の触れられる距離の展示となっており、もちろん手を触れてはいけないのですが、

標本のディティールのぎりぎりまで凝視できる"見せ方"に感動。

正直、もし今度、キス様、カワハギ様の良型が掛かったら、私も標本作りに挑戦したい!?

お見事、さすが、河川、湖沼、海洋、すべてが揃って智力結集の、神奈川県の実力か。


特別企画展の、レッドデータの生物についても、じっくり閲覧、熟読いたしました。

釣りという遊びが拍車をかけた、特定外来生物の問題についても改めて熟考。

なぜ? どうして? そして、これから、どうすれば?

神奈川県の、とても気合いの入った調査と真実の叫びに、圧倒され続ける私。


オオカミ、トラ、ライオン、クマ、クロヒョウ、、、、。

企画展を離れて、常設展示の、哺乳類の、剥製標本も、たいへんな充実ぶりでした。

これでもか、という感じで迫られるので、呆然と立ち尽くすのですね。

でも、動物好きには、とても癒される空間、時間、とも言えると感じました。


生命の星・地球博物館をあとにして、国道1号線を箱根湯本駅まで歩きました。

クルマの交通量は激しいですが、ちょうどいい散歩の距離でしょうか。

帰りは、新宿まで、ロマンスカー。

ああ、なにか、ふつうの箱根観光になってきた感じが、いつもながらですが、、、。

今日は、ちょっぴりアカデミーな休日だったから、ま、いいか、です。


今日、ロマンスカーで。

一度、書いてみたかった名コピー。

そして、ロマンスカー名物?の、ハイボールセット。

あれ、確か、この氷、以前はまん丸の氷だったような気がしたのですが、ま、いいか。

酒匂川を渡り、冬枯れの足柄平野を眺めながら、ハイボールをちびりちびり。

気がつくと、ロマンスカーはビルと住宅のひしめきあう代々木にいました。

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2018年1月27日土曜日

極寒、通しで凍死!?

公園メンバーズとの新年初顔合わせを兼ねて、朝の暗いうちから家を出ました。


 ↑冒頭より結果、今回の印象を、一句、吟じてみました。

『極寒の夜釣りするやつみんなバカ』

『どうなるか痛いが楽しい中二病』

といった感想を強くした次第です、、、結論。

釣りは、不治の「中二病」にかかったオトコ、おやじが一番多い道楽だと思う。


前日、東京は降雪、路面には雪が固まって氷塊のようになってました。

その影響で首都高5号線は閉鎖中、致し方なく中央環状線から乗ることに。

皇居前にさしかかった時、あっ、あのビル、ついに完成したの?

浮かび上がったのは、すべての灯りを点けた東京ミッドタウン日比谷の姿。

なにかのテストでしょうけれど、全灯のビルなんて、珍しい光景ではと撮影。


明るくなって、横須賀市林交差点近く。

ナオキさんのお店に着いた時は、朝の照射冷却のまっだだなか。

クルマから出ると、肌を刺す寒気に身震いしました。

今季最高、歴代最強クラスの寒波襲来でも、お店は開いていることに、ちょっと感動。


「えーーーーっ、あの人たち、昨日の晩から夜釣りしてんすかぁーーーーーっ」

タマげるナオキ店主、愛媛県人>松山市民>三津浜生まれ、現横須賀市民。

そうなの、あの人たちに会うために来たのですけどね、大丈夫ですかね、あの人たち。

「うまくすれば釣れるんじゃないすか、カレイの夜釣りは当たると大きいですからね」

ナオキ店主もひと頃、カレイ釣りに入れあげていたことを、ボソっとヒツジから聞く。


お店の天井に貼られている"あの人たち"が、目指している意中の魚拓。

公園で、マコガレイの50センチ以上を釣り上げること、、、あくまでも、公園で。

この、手短か感覚と、むしろ釣り人が多いという狭き門との難解さが相重なり。

休みごとに、せっせと公園に通ってきているワケであります。

ちなみに、魚拓のマコガレイは、公園から見える防波堤で釣れたもの。

釣人、現認者が、ヒツジのお知り合いをいいことに勝手に掲載しました。

ナオキさんのお店 http://ikiesa-tokumaru.com


海に突き出た三浦半島ですが、山間に入ると。

狭い道の日陰の部分は、凍りついておりました。

ツルツルで、テカテカ、ここにタイヤが乗ったが最後、操作不能。

ビクビクしながら海辺を目指す、海辺は若干暖かいですからね。


ここで、この日、記念すべきシーンを迎えました。

ヒツジのクルマの積算計の数字に、2が6ケタ並んだのです。

222222、、、、222222㎞、、、、いろいろありました。

2017年の夏前には、ウオーターポンプ故障、湾岸線の渋滞から命からがら。

人車一体、、、人に歴史あり、といいますが、痛い苦しい記憶ばかり、ああ。


記念のメーター写真を撮ったのが、長井港。

相模湾の向こうに冠雪の富士山を見ることができました。

北風にあおられているのか、頂上付近の雪煙までが見えました。

冷えきったクリアな空気のなかに凛とそびえる富士山、あっぱれ、なり。


で、、、途中コンビニで、差し入れの肉まんを買ってうみかぜ公園に到着。

あの人たち、黒ヒツジ、おされヒツジ(ジュンさん)、あさりちゃんが、居ました。

仕事を終えた昨夜22時に公園に集合、夜通しで釣りをしていたことになります。

三人の表情が、いつもとは違うのは、当然といえば当然なのですが、、、、。


黒ヒツジ「3時頃、寒さで身体が硬くなってきてですね、生命の危険を感じてですね」

おされヒツジ「大型は夜中に掛かると言われて、、、これは一体どういうことですか?」

あさりちゃん「私は見なかった、聞かなかった、黙して語らず、沈黙は金、饒舌は銀」

なにが起きたのかは解りません、ひとつ言えることは、人知を超えた夜だった。

人体の危機的な体験をした、脳内にも変化があった、自分という人間を知った、、、

そして、彼らのクーラーボックスは、空荷だった。


三人の生命線だったと推察される、超小型のガスバーナー。

これを焚いて湯を沸かして、シノギにしのいだ夜だった模様。

もし、火気がなかったら、おそらくですが、夜釣りは成立しなかった?

とにかく、三人が関東での歴代最強級の寒波襲来と呼ばれる夜を、野外で過ごした。

これは、これからの人生をやっていく上での、大きな励みになったのでは? 


寒気のなか、なんとか竿をつないで投げてみました。

北風が次第に吹き込むなか、こらえながら底をひきづってみる。

外気の寒さとは逆に、海の中は温かいのか、アタリは頻繁に感じ取れます。

でも針先にはのってこない、退屈しない程度にアタリはあるが、エサだけなくなる。

しかし、思うのです、生体反応があることの、うれしさ、たのしさ。


たまたま、口元にちょこっと掛かってくれた魚を見て納得。

なるほどね、なるほど、、この子は寒さに強い、そして今季、たくさん居るみたい。

この子たちが賑やかなのを見て、大きな魚が刺激されて寄ってこないかな。


寒さに強いということでは、お馴染みの生体反応。

手が早い、誰よりも、仕掛けをちょっとでも留めていては、お手つきされますな。

こうして寒風のなか、投げて、引きずってと、自分流には楽しんでいた私。

夜通し組の三人は、陽が高くなるにつれて、動きがますますオカシクなりました。


ノソノソ、鈍重になっていた三人に、緊張が走った瞬間はあった。

リールを巻くとみるみる竿の曲がるおされヒツジ、玉網を手にした黒ヒツジ。

ついに来た? 待ちに待った瞬間、その時、を迎えたのかと、こちらもドキドキドキ。

みんなの注目する水中に、ズシャアアアッと、白い魚体、それも丸い。ため息が。


正体は、正才グーフ、ショウサイフグ、この子も寒さに強い。

とても良い型で、壱縁さんのお店のお土産に頂こうと思ったところ、針掛かりが浅い。

水圧の変化で飛び出した腸が元に戻ったこともあり、放流いたしました。めでたし。

といったところで、早々におひらき、また次回のお楽しみにと、解散になったのですが。

もうこの時点で遂に、三人が、おかしくなっていたから、いつもの三人ではなく。

どうオカシイのか、表記するのも憚れるために(特に黒ヒツジ)絵にしてみました↓

あの寒い夜のことは、誰にも話してはならない。

もしかしたら極寒零下で、一度は黄泉の国に行った? 




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2018年1月23日火曜日

日曜日の立石散歩

呑み師の聖地? いま話題の人気スポット葛飾区立石を、日曜日に散歩してみました。


度重なるテレビ露出やネット情報で、あまりに知れ渡り過ぎたという葛飾区立石。

地元の方や、知る人ぞ知るの存在だった飲食店が、全国区的知名度になったそう。

『いま、なぜ、立石なのか?』

日曜日は、平穏な、葛飾区の、普通の街の姿を取り戻している、、ということで。

散歩がてら、浅草線→京成電車に乗って向かった次第でした。


駅前の商店街やアーケードは、がらーんとしてました。日曜日ですからね。

ポツンと開けているお店もありますが、休みは"休み"と言わんばかりのシャッター状態。

むしろ、人目を気にせずどんなお店があるのか確認するには好都合。

とにかく初めての"立石詣で"なので、ビギナー向きには日曜日なのかな。


噂の、人気通りのひとつと紹介されている、仲見世アーケード。

平日では、行列を区切って、分散させての行列もあるようです。

ちなみに、知人で立石に通うTさんによると、立石入門は一見にはとても大変とか。

まずは、知人を通じて、入ってから流儀を得る方式が無難ということですが、、後述。


もっとも、テレビやネットで有名なお店は軒並みシャッターなので、

中身のディープさ加減は解らず。

唯一、角地のお鮨屋さんは開店中で、行列が出来ていました。

若いカップルや、男性の友人同士といった、みんなビジターのお客層ばかり。

店内は、カウンターのみ、立ち食いスタイルで、肘の触れ合う大盛況なのでした。



アーケードを離れての、こちらも著名と紹介される店舗のまわりを歩く。

人通りがなく閑散としてますが、飲食の内容、定休日、営業時間、店主のポリシーなど、

予備調査するには、うっけつけの状況でした(後述)

もっとも、平日に(私の定休日に)来てしまったら?

ああ。人事不詳、、、、、、、果たして自宅に戻れるのか心配になってしまう。


家屋と家屋との隙間に、とても素敵な門構えを発見。

これが、立石名所のひとつとされるヨコチョウなのでした。

灯りの点く時刻にやってきたら、まるで誘蛾灯のように見えるのかしら?

想像しながら、ずいずいと奥へ奥へと進み入ります。


なるほどね、、、、なるほど。

これは、確かに、たまりませんね、好きな人には、たまらん。エキサイト。

酔うほどに、酔えば酔うほど、名宮、迷宮、ワンダーランドになるのでしょう。

このお店のなかに、馴染みがあったら、通いますよね、どうしても。

ただ、一歩間違えると、ですよ、最近流行のテーマパークみたいになったら、、、、。


ここで、後述とした、立石の流儀について。その1。

お店の店頭に、多く掲げられていたのが、飲酒をした人の入店禁止。

お酒の街なのに、いったいコレはどういうことか?

簡単にいえば、よその店で飲んだ方はご遠慮いただきたい、、、つまり。

ひとつのお店で、とことんいきなさい、じっくりお付き合いください。

このように、捉えることが大切なようです、立石は。

一決主義、一穴主義、いさぎよく。ハジゴはアカン、ということ?


もうひとつ感じたこと、、、、その2。

店主のこだわり、ポリシーに、協力、賛同いただきたいという主旨。

味、嗜好、雰囲気、これらを共有して楽しみましょうという示唆を感じました。

飲み助、呑み師には、とても大切な矜持みたいなものだと思うな、いまシラフの私は。

もっとも立石に限らず、すべての飲食店にあてはまる客の流儀だとシラフの私は想う。


お酒、、、だけでなく、、、食堂も名店が多いと評判の立石。

シングル、ファミリー層を問わず、日曜日も賑わっておりました。

深酒しなければ、最後のシメは、いつもの食堂で、、、、、。

これぐらいはまったく許されるとは、常連の知人Tさんの言葉。


あっ、このお店は、立石にもあるの?

浅草にある有名な芋ようかんの銘店を発見。

運良く、奥から女将さんが出てきて、暖簾分けの経緯を伺う。

つい買ってしまった、芋ようかんと、やはり名物のあんこ玉。うまし! あまし!


浅草に負けじと、道頓堀もありました。

こういうお店のたたづまいが、東京で、まったく違和感なく溶け込んでしまう。

立石の魅力、いえ、葛飾区には、まだそんな風情を残していると言えますが、、、。

昭和が残っている、亀有や柴又に比べて、立石には、昭和が色濃いのでしょうかね。


とはいうものの、立石も駅前や線路端を中心に、再開発の波がやってきていました。

2020年を前に、著しい変化を遂げる街のひとつなのかもしれません。

だから、いまのうちに、行ってこよう、見てこよう、食べてこよう?

ただ、それだけでなく、どこか懐かしく感じる風景を覚えておきたい。

人通りが少なく、とても明るい時間に、葛飾区のダウンタウンを散策。

短い時間でも得るモノがあったなと、しみじみ想ったシラフの私なのでした。

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