2013年9月15日日曜日

通常モード、いつもの三浦半島三崎港に行ってきました。



仕事が終わり翌日は休み。一杯飲んで眠ると未明に目が覚める。じっとしていられない。

クルマは海へ。いつもの海へ。ガラガラの湾岸線はこころ高鳴るプロムナード。燃える。

なんちゃってね。ヒジ痛なんていってられません。3週間ぶりの釣りなのでした。


立ち寄る釣具店は午前4時開店。平日なのでお客さんはポツポツ。休日ではラッシュです。

開店前にクルマ30台ぐらいが並んでいたことも。三浦半島屈指の人気釣りエサ店。


人気の理由は、生エサの豊富さ、新鮮さ。活きがいいのです。

店主は愛媛県松山市三津港のご出身。東京で長くサラリーマンをされていたそうですが奥さんと一念発起。ご自身の子どもの頃からかかわってきた魚釣りを仕事にした。

自らが、熱血の投げ釣り師、磯釣り師でもあるためか、釣りエサの審美眼が秀逸なのでしょうね。研究熱心、凝り性。関東のお客さんにも絶大な信頼を得ているようです。

この日も、私の投げ釣りの「腕」を見越して、頼んだエサを吟味されている様相。だからエサの冷蔵室からなかなか出てきません笑。♬ここは松山、二番町の店。

歌ってるバヤイでありません笑。はやく出てきて、店主様。はよう出てな。

恐縮、なんでありまする!


店主厳選の小ぶりなアオイソメをつけて、三崎港での第1投。ヒジ痛は感じない。

好きなことには「痛み」を感じない。魅惑の海、いつもの海なのでした。


最初にコロっと掛かってきたのは、この方。針掛かりが浅くてよかった。もう少しおおきく。せめて25センチぐらいになったら、またお会いしたい方。うまく逃がせました。でも大きくなられたら、なかなか釣られてくれないニクイお方ですね。


こちらはお馴染みのトラちゃん。阪神タイガース。個人的には大好きなシマシマのボディなのです。本家タイガースは今年終盤にきて、オレンジ色のウサギにつき離された感じですが、お魚タイガースは元気いっぱい! 


海のなかは、まだまだ真夏の様子。喧噪の海。小さな魚たちが群れなしています。子魚の始業式。9月ですからね。あ。わが息子たちは、ちゃんと始業式に行ったのかしらと、海辺で竿を振りながら思い出すのもなんですけど母は。


小さなゴンズイの塊を発見。ゴンズイ玉、ゴンズイボールですね。本来、弱者であるゴンズイは、小さな時代はこう固まることで、大きな生物に似せて身を守るのだとか。

このフォーメーションは、カツオノエボシ?


おおっ。

一応この日、目標にしていた本命の顔を拝見。小さいです。ワッペン級。

即座に海へ戻すと、海底へ一目散。この逃げ方すら素直で素敵だなあと想うワッペン様。


近隣に停泊してる船のなかには、遠くからの船舶も多々。

親しくしてるママに、この土地からの方もいらっしゃいます。愛媛、神奈川、私の故郷。

日々、旅にして、旅をすみか。そんなことを想う三崎港の水辺。



でも、そんな水辺に、こんな光景もあるわけでしてね。口惜しい。情けない。なぜ? 

自分のクルマをピカピカにしておいて、遊びにくる場所には、平気で後始末をしない!!


近所の方の憤激をここまでかいながら、カエルのツラになんとかという方々のなんとおおい事か。自分ちの前に、こんなことされたら、私だったらゼッタイに許さない。

釣りを始めていま3年4ヶ月になりましたが、都会の水辺、田舎の水辺、問わなくて、なんで、どうして、ゴミだらけになってるのか。

楽しい釣りをしながら、いきなり負の血圧の上がる典型的O型人間の私。キレそう。

拾えるモノは、自分のゴミ袋には入れてます。口惜しくてね。情けなくてね。

一応、同じ釣り場に来る、仲間なんでしょ。わかってね。同じ仲間としてみっともないところは見せられなくてね。という気持ちで。


キレそうになりながらも、黙々と竿を振り続ける私。

海はいい。やっぱりいい。無我夢中。振り続ける。ヒジの痛みよ、飛んでけーーーー!

痛みはとっくに、飛んでましたけどね。振る。振りまくる。


そのかいありまして、ついについについに。

憧れの君を獲得。カツカツという金属的な応答、グググ、キーーーンと動く突進力。水辺に現れたらなぜか横にツツツーと泳ぐ、憧れの君。オトナは口元が白いのです。

やったぁーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!

ところが、針まで呑んでいた。呑まれてしまった。ごめんなさい。アワセのまだ下手な。未熟な私。ごめんなさい。アタリを捉えながら「待って」しまった。ごめんなさい。締めて持ち帰ることにしました。

ムスコUにどや顔の写メを送ったら「食べたい」の即レス。ありがとうです。カワハギ様。


帰途、大渋滞の首都高をかいくぐり、上野線の上野駅前を下車。そのまま駒込駅の北側まで走ってコインパーキングに入れました。

すっかりクセになってる立食いそば。スタンドそばに寄りました。首都高の渋滞の列に続いていると、居ても立ってもいられない境地になってくる。

釣りのあと。いえ、別段、いつでもなんですけど、常時食べたくなる立食いそば。朝から晩まで食べたくなる立食いそば。ビョーキ。立食いそば中毒かも。

このお店は、日暮里駅前が本拠地なのですが、社長がすごい。朝から晩から夜中までいつも働いていて、つねにお客さんの趣向や嗜好に応えようとする飲食の鬼のような社長。

三浦半島の釣りエサ屋さんと近しい、一個人で強大なチカラに立ち向かおうとする数少ない「超本物」ではないかと私がつねづね想っている社長が今年6月この駒込駅の北側に分店した気合いの店舗なのです。

しかも社長は、まだナニかをやられようとしているらしい。


このお店の(私の大好きな商品のひとつの)ジャンボゲソ揚げ、載せで、そば。

真っ黒なおツユに、どでかいゲソ揚げ。さらにこの上級クラスのハイパージャンボゲソにはまだ挑戦してませんが、とにかく東京人、関東人の、立食いそば好きには激烈な感動を与えるであろう、社長の乾坤一擲の立食いそば道のひと品。

噛みながら、そばを煽ると、お腹はしあわせ。釣りの疲れ、肘の痛みは消え失せて、とてもよく眠れるのです。

敬愛する社長、いつまでも、生きていてね!!!


ひと眠りいたしまして。

持ち帰ったカワハギ様を調理。ちこっとサイズがよかったため、造りやすい。どや顔の写メを見たムスコUが「ふーん」という面持ちで見てます。

どや? どやねん? これも、釣り師の醍醐味のひとつのなのかなと想うこのごろ笑。


薄造りにしてキモあえ。

季節的にはまだ早いそうですが、かろうじてキモはありました。あっと言う間。

1秒半ぐらいで食べてしまったムスコU。秒殺かい!!! また釣ってくるからね。なんて余裕をカマした私はどや顔の頂点に達してたのは言うまでもありません。

たのしかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

カワハギ様、ありがとーーーーーーーー!!!!!!!!! 感謝、感動、感激。です。

1 件のコメント:

  1. こんにちは。
    私は前日の14日に三崎港へ釣行しましたが帰り大渋滞(電車orバス釣行です)に嵌りました。

    釣果ですがキスよりメゴチが多かった感じします。20cmUPの人によりますが天ぷらサイズなのかな・・殆どはお隣に差し上げたりしてます。

    ヤフーブログに過去の釣果など載せてます参考に。
    http://blogs.yahoo.co.jp/arkawasan

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