松山市へ所用。
ちこっとだけ竿を出せないかな?
ほのかな甘い期待を乗せて航空機は機首を上げました。
仕事明けの午後の遅い便。
いつもながら(いつも以上に?)超特急の展開でした。
飛行時間1時間ちょっと。うつらうつらしたところで、高度を下げる。
車窓左下には、芸予諸島、しまなみ海道の島々が近づく。
去年の春、確か、あのあたりで竿を振ったような、、、飛行機からだとよく解りません。
レンタカーで松山空港の近く。
見つけた釣具店でエサを購入。釣りが出来るか解りませんが、エサだけ買っとく。
「これから雨だから気をつけていきんさい」お店のおばさんのひとことに「えっ!」
松山市街は、私鉄が発達しています。
伊予電鉄、松山電鉄、路面電車もあります。待つ踏切で見た電車。
これは、確か、見た覚えのあるステンレスの電車。懐かしさもこみあげまして。
所用の目的地となったのは市街の中心繁華街・二番町。
大ヒットとなった「夜明けのブルース」の舞台です。所用はそれこそ夜明け前に及びましたが、事滞りなく上々の運びとなりまして、予約していた宿に投宿。
かくして翌朝。予報どおりの雨。しかも春の嵐。本降りのなかどうしようか?
迷いましたが、とりあえずクルマだし、高速道路も繋がってるということで走る。
行ってみたかった宇和海、宇和島の街までとりあえず行ってみることに。
これが大正解。
西南に向いた宇和海は、天候回復が早かった。
土砂降りは止み、雨雲も東へ動いて、青空が顔を出すことに。ほんのつかの間。
穏やかなリアス式海岸の光景に和むことしばし。
これは、伊予柑、ポンカン?
庭先に実る柑橘類の鮮やかな黄橙に和むことしばし。
常緑、山、海、川。宇和島は描いていたとおりの美しい街でした。
私のまわりにいる宇和島出身の方々の人となりを彷彿させるような。
宇和島港へ出てみると、ちいさな客貨船が停泊中。
しばし眺めつつも帰りの飛行機の時間が気になる。
ということで傍らのマーケット(のような物産館のような)に入店。
↓以下、超特急、宇和島マーケットリポート。
宇和海の幸がこれでもかと並んでいました。
ちょうどお昼とあって、片っ端から買いたくなってその場で食べようかとも想ったのですが、そんなことをしてたら帰りの時間が、、、。はげ刺身、食べたい。
さすがグレ(めじな)の本場。せめてこれぐらい買い食いしたくなるのを抑えて、、、。
よく肥えたサバを使った鯖鮨を見て生唾をのみこみつつ、、、、、。
コウイカ、、、私の好きなものばかり出てくる出てくる出てくる、、、、。
イサキも捌いてくれと言わんばかりに並んでいるし、、、、、。
しかし、そうこうしている時間こそないわけでして、、、、、。
で、せめて宇和島にあやかるものをと購入したのはジャコ天カツ。
これなら帰途の車中で食べながら運転が可能というせめてもの慰め、でして。
もうひとつ購入が、コウイカの天ぷら。これも車中で食べられる!!!
どちらも「うまし!!」なのでした。
なにか、お土産をと目についたのは、伊予柑。甘そう。
でも手荷物は手いっぱいだし、残念断念。超特急旅の宿命を噛み締めつつ。
お店から出際、小山の上にちらりと見えた宇和島城。
今度、時間をとって必ず来ます宇和島の街、と誓って松山へ向けて高速へ。
宇和海。宇和島の滞在時間は約50分でした。
高速を一気に戻って松山市手前の松前町。まさき、と呼ぶそうです。
落ち着いたたたずまいの旧街道を抜けました。
飛行機の時間も迫ってきたことで、出来るだけ空港の近くに。
ということで松山港からやや西に向かった梅津寺の高台へ。
菜の花一輪、瀬戸のしおかぜに揺れていました。
で、近隣の小さな港から、せめてものひと振り。
いやふた振り。三振り。道具は持ってきた、エサも買った。投げねば、、、、、、、。
釣り師は、我慢の効かない動物。迫る飛行機の時間。ドクドクする胸の動悸との葛藤。
勢い虚しく、アタリは皆無。エサは、メバルさんたちに謹呈。いつものパターン。
松山空港へ帰還。
ところが悪天候のため飛行機は遅延ということでちょっと時間ができる。
なら、ビールでも飲みますか。ジャコ天でビールを飲む。
うまし! うまし! 安堵するのもいつものパターン。
ほろ酔いの客を乗せて空港から機首を上げた航空機。
瀬戸内海に流れ出た河川の泥水が、春の嵐の雨量を物語ります。
松山で所用、宇和島まで走って帰っての滞在時間は24時間。
もったいないなあ。また来たいなあ。後ろ髪ひかれて愛媛の海。また行きたい。
♬後ろ髪引く〜「夜明けのブルース」にもありましたね。
西南に向いた宇和海は、天候回復が早かった。
土砂降りは止み、雨雲も東へ動いて、青空が顔を出すことに。ほんのつかの間。
穏やかなリアス式海岸の光景に和むことしばし。
これは、伊予柑、ポンカン?
庭先に実る柑橘類の鮮やかな黄橙に和むことしばし。
常緑、山、海、川。宇和島は描いていたとおりの美しい街でした。
私のまわりにいる宇和島出身の方々の人となりを彷彿させるような。
宇和島港へ出てみると、ちいさな客貨船が停泊中。
しばし眺めつつも帰りの飛行機の時間が気になる。
ということで傍らのマーケット(のような物産館のような)に入店。
↓以下、超特急、宇和島マーケットリポート。
宇和海の幸がこれでもかと並んでいました。
ちょうどお昼とあって、片っ端から買いたくなってその場で食べようかとも想ったのですが、そんなことをしてたら帰りの時間が、、、。はげ刺身、食べたい。
さすがグレ(めじな)の本場。せめてこれぐらい買い食いしたくなるのを抑えて、、、。
よく肥えたサバを使った鯖鮨を見て生唾をのみこみつつ、、、、、。
コウイカ、、、私の好きなものばかり出てくる出てくる出てくる、、、、。
イサキも捌いてくれと言わんばかりに並んでいるし、、、、、。
しかし、そうこうしている時間こそないわけでして、、、、、。
で、せめて宇和島にあやかるものをと購入したのはジャコ天カツ。
これなら帰途の車中で食べながら運転が可能というせめてもの慰め、でして。
もうひとつ購入が、コウイカの天ぷら。これも車中で食べられる!!!
どちらも「うまし!!」なのでした。
なにか、お土産をと目についたのは、伊予柑。甘そう。
でも手荷物は手いっぱいだし、残念断念。超特急旅の宿命を噛み締めつつ。
お店から出際、小山の上にちらりと見えた宇和島城。
今度、時間をとって必ず来ます宇和島の街、と誓って松山へ向けて高速へ。
宇和海。宇和島の滞在時間は約50分でした。
高速を一気に戻って松山市手前の松前町。まさき、と呼ぶそうです。
落ち着いたたたずまいの旧街道を抜けました。
飛行機の時間も迫ってきたことで、出来るだけ空港の近くに。
ということで松山港からやや西に向かった梅津寺の高台へ。
菜の花一輪、瀬戸のしおかぜに揺れていました。
で、近隣の小さな港から、せめてものひと振り。
いやふた振り。三振り。道具は持ってきた、エサも買った。投げねば、、、、、、、。
釣り師は、我慢の効かない動物。迫る飛行機の時間。ドクドクする胸の動悸との葛藤。
勢い虚しく、アタリは皆無。エサは、メバルさんたちに謹呈。いつものパターン。
松山空港へ帰還。
ところが悪天候のため飛行機は遅延ということでちょっと時間ができる。
なら、ビールでも飲みますか。ジャコ天でビールを飲む。
うまし! うまし! 安堵するのもいつものパターン。
ほろ酔いの客を乗せて空港から機首を上げた航空機。
瀬戸内海に流れ出た河川の泥水が、春の嵐の雨量を物語ります。
松山で所用、宇和島まで走って帰っての滞在時間は24時間。
もったいないなあ。また来たいなあ。後ろ髪ひかれて愛媛の海。また行きたい。
♬後ろ髪引く〜「夜明けのブルース」にもありましたね。