雪にはほとほと弱い私の生地は、孤立、麻痺、支離滅裂なことになってしまい、とてもブログどころではなくなり、いまようやく回復して、金沢行きの後編となりました。
さて前編、朝の金沢港にて、猛烈な北西風を喰らい、コンビニ傘は一撃必殺。
竿を出すか出さぬか、迷いあぐねた挙げ句に、どうしたか? やめました。無理、限界。
ちなみに積雪はありませんが、こういう時の北陸は、とにかく風だけは強いそうです。
なら、ちょっとドライブしようと走り出す。金沢港のある大野の町。
北前船の頃から栄えた、落ち着きと風情のある港町のたたずまいが続きます。
金沢港から日本海側を南下して松任という海岸。壊れた傘は新調。波はそれほど高くはないですが、ここも風が強い。見つめるだけ。
高速道路のPAと一般道、そのまま海岸に出られるようになっていて、夏は賑わうそう。
しかし、人ひとりいない真冬の日本海。当然か。
PAには市場が展開されて、北陸の幸が並べられてました。
ズワイガニです。地方により、その名前にこだわりがあるようで、福井では越前ガニ。
こちらでは、加賀と能登とを組み合わせて、加能ガニと呼んでいるようです。
ズワイガニのメスがコウバコ。これもいろんな呼び名があるようで、勢子ガニ、香箱。
ミソと卵のおいしいカニです。
なぜか、このようなお店も?
チャンポン、皿うどん。薄暗い北陸の空のもとでは、かえって目立つし、食べたくなる?
地元出身、野球界の金字塔。称揚する応援歌があったのですね。聴いてみたい!
で、お昼ということで、雨風の国道を一旦市街地へ戻る。ずっと、みぞれが降ってます。
お昼は、いつもの焼肉屋さんへまっしぐら。準常連化。
金沢は、学生さんを惹きつける「飲食力」がすごいと思います。
味のある黒板。女性店主のお人柄を映す剽逸な情感が、、、、、。
あえて、細い大根をびしっと漬けたタクワンが旨い。焼肉にもぴったり。うまし!
午後は、山側へ向かうということで、約12キロ。
名山・白山信仰の本宮、白山比め(めは口へんに羊)向かいました。参道に圧倒。
東京にも白山がありますが、加賀地方との強い結びつきを感じたりします。
かつて、大社のある加賀一宮駅まで来ていた北陸鉄道金名線の廃線跡。
まだ線路や架線の柱が残っているので、かえって侘しさが伝わります。
大社のある鶴来(つるぎ)の街は、酒造りで知られるところ。
全国区的人気の天狗舞の蔵元、菊姫酒造の母屋を発見。
と、釣りを諦めてのドライブ。金沢駅へと帰ってきたわけです。
しかし、今回の金沢行きは、もうひとつ、帰り道に私の目指すものがありました。
金沢駅ホームに入線してきたのは、特急しらさぎ、名古屋行き。
いつもの越後湯沢経由ではなく、東海道まわりで関東へ戻る目的でした。
初めて走る線路は胸おどります。
途中、加賀温泉駅の車窓に現れたのは??? あれは観音様だろうか、、、。
夕刻の上り列車とあって「レディーカガ」は居ませんでした笑。
おみやげにした、地元とり野菜みそがカップになったみそラーメン。
最近こういったコラボインスタントが流行っておりますが、兵庫の会社が出してました。
特急しらさぎを米原で降りて、東海道新幹線に乗り換え。なんだか新鮮な感じが。
やって来たのは、米原駅に停車するひかり号。のぞみ、でなく、ひかり。これも新鮮。
うつうつ、まどろみから醒めるアナウンスで、この表示が見えた。帰ってきた。
ということで、前編冒頭の乗車券が再登場。
東京から長岡を経由して金沢、そして米原を経由して東京へ。まるで楕円を描くルートの旅の終了なのでした。
強烈な北西風とみぞれで、釣りは断念しましたが、北陸の冬の情緒、雪がなくても冬は冬。納得の一周でした。
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