2014年12月19日金曜日

マハゼは黄金なり、トンビは怖いなり


久しく更新できずに今年もあとわずか。↑しかして優しくしてくれる方々はいます。

こころの支えになってくださるお蕎麦と投げ釣りの先達のご紹介から。恵まれてます。


幸浦の緑道公園へ。暗いうちに着いて支度、夜明けから投げます。

東京湾が美しいことを再認識するひととき。空気が澄む冬はひとしきりそう想う。

しかし、アタリなし。まったく気配もなし。防寒着の季節に感じる歳時記。

仕掛けをあげると、エサだけキレイにない。素敵です。たくさん食べてね。

私も、釣りという遊びの醍醐味が『自虐』というスパイスで成り立つことが解るなり。


アタリも解らず、ただ針についていたお方。キヌバリ? ハゼの仲間?

口だけが異様に大きいので、イラストのキャラにはうってつけ。

この方々が、ずっとお食事をされていたのでしょうか。

模様や斑点が美しい。写真だけ撮って海へお帰り願います。


公園の南向きサイドへ転出。目の前には八景島シーパラダイス。

息子たちが小さかった頃を思い出したりして、、、、休日は混んでたなあ。

今日は平日。来園者は空いている模様。季節は冬、チャンスシーズンなのか。

アタリのほうも、冬。いえいえ。まだイケるはず、と信じても、静かな穂先。


日和には、たいへん恵まれました。この前日までは寒波襲来。強風。名古屋にも雪。

日本海側は超がつくほどの冬将軍の上陸とかで、申し訳ないほどの降雪、大シケ。

転じて太平洋側は、のんびりと、なにごともないように、小春日和かな。

鳩たちが、目を開けたり閉じたりしながら、佇む。私も眠くなる。


ヒツジ=釣り執事が、竿を上げるとマハゼがついていた。アタリを捉えたという。

「アメ色の恋人」「マハゼは黄金なり」「年魚のはかなく、うつくしく」

ちょっと嬉しそうなヒツジの横顔。↓で、あとから描いてみたのがこちら↓


「釣り師から嫉妬をとったらなにも残らない」

「釣り師から見栄をとったらなにも残らない」

とある、釣りを嗜む文豪のお言葉。私も、十分に解るようになってきました。


 で、結局、こうなった。

公園のちょっと高みに木造のベンチ。ここで横倒し。気持ちいい。うたた寝。

陽射し、やはらかく、どうにも、またたく間に轟沈だったとか(ヒツジの弁)

そして、事件は起った↓


おのれえ、トンビたちよ。私は狙われていたのか。カラスも来ていたとか。危なかった。

どこに居ても、アフリカの原野のあることを知った初冬の東京湾岸。

2 件のコメント:

  1. マダム、ご機嫌麗しゅう…
    キャラが五割増しですが評判よく気を良くしてFacebookのプロフ画像に使わせていただきましたf^_^;
    ありがとうございます。

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  2. 15年の干支にもちなんで、タイムリ〜〜(^O^)/

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