モントリオールに住む妹が私に作ってくれた当ブログ。
おかげさまで開設から一年。
そこを記念しましてちょっと遠出することに。
ありがとうね、ゆっこ!
午前中で仕事を終えたら午後から休み。
いそいそと新幹線に飛び乗りました。最近、西づいてます。ああ愛しの、のぞみ号。
いつもの特急旅ですが、1泊2日で目指すは小倉。釣り竿を携えてホームに立つひととき。
約5時間弱で小倉に到着。
半分以上は寝てましたが、身体を揉み解そうとレンタカーでさっそく小倉港へ。
西日は暮れて、釣りをしている人たちを見学。これから、チヌ、コウイカを狙う方々が多かった。
しかし私は疲れがどっと出てきてしまい、このまま予約したビジネスホテルへ。
いつもの車中泊でない、小倉はちこっとゴージャス?な釣り旅なのでした。
翌朝、関門海峡へ投げる!
場所は小倉からやや北上した門司の税関近く。とても足場のよい広大な埠頭が広がっていました。すがすがし! であります。
プルプルときて、キス。サイズは小さいですが、キス。うれしかー。
群れているのか、その後も掛かるのですがサイズが小さい。放してばかり。
まわりは、こんな感じの皆さん。クルマ横付け。
複数の竿をスタンドに掛けての待ち釣りです。
コイチ(グチ・イシモチ)やチヌ、スズキを狙っているそうですが、やはり夜釣りに分があるとのこと。
60号なんていう重いオモリにでっかいエサ(コウジ)をつけて投げていました。オモリが重いのは、潮の動く時間の潮の速さ対策とか。
場所を換えて、関門海峡大橋の下へ。
景色はいいのですが、ここはいかんせん、根掛かりのキツか。
「もっと飛ばせればマダイが喰うこともあっとよ」とは地元の方。
しかし、私にはとてもとても。転進。
折角だからと下関側に向かってみることに。
国道3号線が2号線に変わり、本州を目指します。トンネル内は片側1車線で天下の大動脈が妙に狭くて感動。
下関側はたいそう都会で、釣りのできる港湾が少ない。
現総理を輩出した土地ですからここでいっそドーンと釣り公園なぞ開設いかがですか?なあんて戯言を吐きながらやっと見つけた小さな堤防。
堤防ではコウイカが釣れていました。甲にリップマークのあるモンゴウイカ?
釣り方はとても豪快。冷凍のアジの尻尾に糸を結んで投げ込んである。そこに針が結んであり、イカが食べにきたら掛かる仕組み。
単純、明快、豪快。よかねえ、なんて想い写真を撮らせていただきました。
私といえば、ポツポツ釣ります。
キスは変わらず掛かるのですが、やはり小さい。他には↑こんなエソちゃんのようなとか。
ちびっこいメゴチちゃんが釣れてきます。つまり小さいけど、魚影は濃い。
さきほど門司側での皆さんがナゼでかいコウジをつけて投げていたかが解りました。
普通のイソメのエサだと、小魚にあっという間に食べられちゃうんですね。
さすが関門海峡。敢えて食べられにくいエサで待って粘るということらしいです。
下関、彦島の港湾部を走っていたら、路地端に時折目につく紫陽花。
そうですね、季節の花、うつくしか。脇見運転、注意であります。
遅い昼食をこちらのお店で。
み焼? なんだろう、下関の隠れ名物か? 店を出てから気づいたこと。
「おこの」が抜けていたのですね。納得。いいお店でした。
おばちゃんが優しい。
食べたもの、その1。
まず、うどん。西の蕎麦はどうしても私の趣向にあわない。だから、うどん。
きつねうどん。強い昆布だしと麺はやわらかめのコシ。
うまし! うまし!
食べたもの、その2。
ちゃんぽん。本場長崎から下関までは約250キロ。海峡を越えても味はいかがか?
興味本位で頼んだものの、こちらもうまし!
炒めた野菜のシャキシャキ感に頬もほころんでしまいました。
お腹も張ったしということで、門司、小倉へ戻る。
高速道路に乗って関門海峡大橋をひとまたぎ。ふたたび九州の地へ。
小倉の街で見つけたコンビニ、ベストマート。
えっ、この名前とこのマーク。どこか、かの有名な電気屋さんと関連あるのでしょうか。
見知らぬ土地へ行くと、コンビニエンスにも新しい発見があったりしますね。
ちなみに私は、北海道のセイコマートが個性的で大好きです。
小倉港で投げる。
想えば、小倉とその周辺は北九州工業地帯のまっただ中。
その水際にも、暮らしている魚たちがいる。けなげな姿を目の当たりにして感動することしきり。
東京湾にも等しくリンクする感情なのですが。
帰途の新幹線の時刻ぎりぎりまで、私は竿を振りました。
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