2016年8月22日月曜日

凄すぎる高知 泳ぎ&ちょっと釣り

待ちに待った夏休み。高知へ。夏は3年ぶり、待ちに待った夏休み。


今回は、まず仁淀川。

仁淀川で泳ぐことが2番目の目的でした。

で、1番目とは?

後述しますが、とにかく、現れた仁淀川の姿に圧倒されること、しばし。

ああ、憧れだった仁淀川や。


沈下橋を発見。

沈下橋は、川遊びのための好ポイント。

橋詰が低いため、河岸に降りていけるのです。

ワシワシワシとクマゼミ。ミーンミンミンミーとミンミンゼミ。

ツクツクボウシも負けてはいない。ニイニイゼミが高い周波を放っています。

めきめきと気温は上昇、照りつけられて地表が暑くなってきました。


ああ、仁淀川や。

天国、極楽、この世の楽園。

安易なコトバですが、ここは安易なコトバでいいのだと。

仁淀ブルー。あまりに有名になってしまいましたが、これが仁淀ブルーなのか。

無我夢中、自我亡失、聞きしに勝る仁淀ブルー。


エビちゃん。

地元の少年(伊野町の高校球児)が網取りしたエビちゃん。

テナガエビのメスとか。

石をどかすと、現れるのでした。

どのエビちゃんも、ビックリしてました。


うわっ。

水辺にパープルのみみずが伸びていました。

地元では、カンタロウミミズ。

美しい、つやつやと輝く紫の伸縮。

伊野町の高校球児の父親がぽそっと教えてくれました。

「ウナギを釣るには最高のエサやき」

戻ってから調べたところ、シーボルトミミズとも呼ばれているとか。

長崎にいたシーボルトさんもとても感動したようです。


うわっ。

伊野町の高校球児に大アクシデント。

サンダルの底を棘が貫いてしまった。棘ごと魚がくっついてる!!!

棘は貫通したうえに彼の親指に刺さってました。

狼狽する高校球児の父親。

持っていたクスリと絆創膏で応急処置をしましたが、同行のヒツジ(釣り執事)によれば、ギギ・ギバチの仲間とか。

「ま、川のゴンちゃんやね」

ということですが、おそろしかあ。

こぎゃん魚がおっとね。さすが仁淀ブルー。

自然の美しさと裏腹の危険が川遊びにはあるようです。

でも、絶滅が心配されている魚だそう。


川から上がったところで。

河岸の食堂にて仁淀川の鮎をいただく。

いやあ、聞きしに勝る芳香とほのかな苦み。

私の故郷にも、荒川の鮎がありますが、この鮎は違う。

うまし! うまし! うまし!


同時にいただいた、うどん。

左下の青菜に気持ちが集中しました。

サクっとした歯ごたえがあり、ヌメリがある。

名前を聞いてみたところ、女将さんがいきなりの問いにド忘れの模様。

それでも「スタミナのつく野菜なんですよ」

らしい、です。うまし! 後述あり。


仁淀川を遡る。

迫り来る四国山地の険しいこと。

道幅は狭まって、カーブに次ぐカーブ。きつか、きびしか、けわしか。

四国の中央部を東西でさえぎる山地はハンパでなかった。

ガス給油で立ち寄ったスタンドで撮った里山の風景。

ひと山を越えて、川は、四万十川の上流だったようです(ゆすはら町)


さらに、ひと山を越える。

ヒツジもさしものカーブの連続に辟易してきた様子。

クルマを停めたドライブインは県境を越えて愛媛県でした。

ちゃんぽんを頼むヒツジ。

なんでも、愛媛県の西部域は、フェリーを通じての長崎とのつながり。

定期便トラックの運転手さんによってちゃんぽんが伝わり、

ちゃんぽんは、地域新興の名物として広がっているとのこと(本場は八幡浜)

うまし! うまし! うまし!

ほんのこつ、愛媛で、長崎たいね!

日本列島の、食のつながりに、感動せずにおれません。


道の駅で車中泊。

起きて、海辺へ出ました。

四国の南西端、柏島でした。

3年前に来た時よりも、ますます人が増えていました。

駐車場、沿道は、京阪神や中京、さらに関東からのクルマたちでいっぱい。

物凄い人気の海水浴場なのです。

近くまで高速道路が出来ると、こうなることは致し方ないことですが、、、。


朝7時前。

一番乗りでいきました。

どんな海水浴場でも、ここがキモ。魚を見るには。水中観察の真骨頂のような。

うわっ。

どえりゃあ種類の魚たちが私の侵入にタマげています。

私こそタマげた。タマげた順番で列記しますと。

ミノカサゴ、カサゴ、カワハギ、オヤビッチャ、ルリスズメ、クマノミ、メジナ、イスズミ、ニシキベラ、ベラ、キュウセン、トラギス(全身タイガース)、平べったいアジ、ダツ、ボラ、、、もっとたくさんいたが名前解らず。

ここは、水族館か! 

川も凄いが、海も凄い。

海水浴場に、顔をつけただけで、多彩な魚たちとの同化。

高知の計り知れぬ実力に、ひたすら漂う。


泳いで、腹が減り、弁当。

これが、うまし! うまし! うまし!

321弁当(サニー弁当)と呼ばれているそう。

フツーの幕の内なのですが、南西部(大月町)の主婦たちが集まって作る母さん弁当。

なんでも、海水浴、ダイバー、ツーリングライダー、釣り師たちには、必食らしい。

納得しました。うまし!


潮水を身体につけたまま。

遂に、今回の高知行きの1番目の目的へ辿り着きました。

小さな川、それも短い。

3年前の夏、私とヒツジはこの川で、子どもたちと、見守るおばあちゃんに会いました。

おばあちゃんには、広島から孫たちを連れて帰省していた娘さんも一緒にいました。

孫たちが嬌声をあげながらながらの、飛び込みや水潜り。

ヒツジも辛抱たまらず潜ったのですが、顔を上げたときの一言が忘れられない。

「この川は、イケる。いろいろ居る」

なんでも、ゴリやエビちゃんの種類が豊富なのだそう。

これだけ種類の居る川は、日本全国、そう多くはないとのこと。


淵を泳いでみて、納得。

ゴリには、いろんなスタイルが居るのですね。

石の壁にお腹をくっつけて佇むゴリの数々。

鮎たちがしきりに身体をぶつけて、コケを食んでいます。

見ていて、飽きない、つくづく。


川から上がり、中村まで戻りました。

四万十川の河口にて、ちこっとだけ釣りをしようということに。

ところが、物凄い暑さ。竿を出しただけで、息も、たえだえに。

汗が滝のように顔面を流れます。

夕刻になっても気温は下がることなく、風のない夕凪の窒息感?

やれん! 耐えられん!


コツンとアタリがあり、クロダイの子ども。

いえ、ヒレに黄味のあるキビレでした。

これは、これで、美しいのですが、感動も湧かない暑さ、耐え難さ。

釣りは、この1投だけで、ソクお片づけ。

クルマに逃げ戻り、エアコン全開で、ほっとする。


翌朝、また泳ぐ。

四万十川の本流にて。朝からギンギラと気温があがり、泳ぐしかない。

流れに身体をつけていれば、なんとかしのげるほどの、熱波。

頭には、水をかけて過ごしていました。


四万十川のゴリちゃん。

ヒツジが手づかみでつかまえました。

「年々、ゴリの種類や数が少なくなってきている」とヒツジは言います。

遠く、離れているからこそ、気がつくことかもしれません。

四万十の 清き流れを 忘れめや  上林 暁(ご当地出身の小説家)


川遊びでいちばん注意しているところ。

農作物を守るために張られた電圧線。

猪や鹿からの被害を守るための電線です。

触れると、ポン!っというぐらいの衝撃だそうですが、身体が濡れていると大変。

狭い河岸の道などでは、とくに注意しています。


高知の山間の傾斜でよく見かけた青菜。

茗荷のようで、しかし葉には厚みがあり、不思議なカタチ。

↑前出のうどんに入っていた青菜は、これ、、なの?


海岸線と山の中を、縫うように走る土佐くろしお鉄道。

停車した駅では、だれも降りない、だれも乗らない。

軽やかなエンジン音だけ残して、走り去っていきました。

聞こえてくるのは、セミの声だけ、、、、ああ、夏休み。


夕刻、再び戻ってきた仁淀川の河口。

やはり、せっかくだからと、竿を出してみることに。

ひたひたと潮が満ちてきて、期待はありましたが、いかんせん、今夜も暑い。

水はキレイなので、いざという時には、泳げばいいか。


エサを上げてみたら掛かっていた。

サギ? ダイミョウサギとかいう魚。

関東では、房総や伊豆で掛かるので、たぶん南方系?


やはり、エサを上げてみたら掛かっていたクロダイの子ども。

針を飲まれていたので、氷詰め。

持ち帰ることにしました。

昼間の泳ぎ疲れ。

また、ほんのちょっぴり風も吹いたので横倒し。

暮れてきた仁淀川の河岸で眠るしあわせよ。

ところが、いきなり鳴った雷、光る雷鳴。

あわてて車中へ避難。

頃合いを見計らい、そそくさと後片付けをしました。

釣りは、これでオシマイ。


最終日。

もう一度仁淀川の沈下橋で泳いだあと、高知市街へ戻る。

伊野町付近で、市電とすれ違いました。運転士はお嬢さん。

カメラを向けたら、ぺこりとお辞儀してくれました。

凄すぎる高知。

野生の色の濃い、山、川、海があり、便利な足の市電まで走っている!

充実の夏休みになりました。

↓なお、3年前の高知の夏珍道中はこちらもご覧ください↓

http://macobusa.blogspot.jp/2013/08/1.html

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