駐車場に停めて、、、、低木の茂みを抜けて、最後の砂の傾斜を登ると、、、。
出た! 海原や、これが太平洋だと言わんばかりの海、寄せては返す波のひだでした。
浮かぶサーファーの方々は多数、あ、お連れさんらしき親子さんが川に入ってる!
もう泳げるの!? されど準備なし、、しまった。いえいえ、まだ泳ぐ勇気は、、、。
コケコッコォーーーーーーーーっっ!
このところ、熱波の日があります。晴れれば酷暑。梅雨の晴れ間は仕方がない?
いえ、やはり気象がヘン、おかしい、、ぶつぶつ口にしながら翌朝は暗がりから行動。
涼しいうちがチャンス、白浜の塩浦港の海水浴場へ繰り出しました。
あらっ。
天気晴朗なれど、波が結構ありまして、濁ってもいたので嫌な予感はしてましたが。あかつきの時刻から南房総・白浜の砂浜ですからね、フツーはブルっ、ブルルでしょ?
あらっ? 今度はハリスがなくなってまして、結んで、投げて、また結んで。あらっ?
砂浜に嫌気がさしたのは、グーフだけではなかった、、藻、藻、モモモモォーっと。
波打ち際には流れてきた藻、もぉーたくさんと、なぎさを避けて、岩場に乗る。
しかし、海にはまだうねりがあって、濁っている、ぱっとしない。移動。
ふと、気になった看板、ニューがあるということは、元祖があるのか?
ミックスラーメンとはどんなラーメンなのか? 釣りに出ると気にかかることいっぱい!
一旦、野島崎の駐車場に戻って思案、すぐ手前の砂地もいい感じ。
なのですが、いかんせん浅くて今日は波に揺すられて、濁り気味、、、風よ止んで。
駐車場には、暗いうちから岩場に出ていたルアーマンたちが帰還。談義が賑やかでした。
どちらかといえば、サーフィンやヒラスズキ釣りにはいい風と波なのでしょう。
ということで、乙浜港にやってきてしまった、、、結局ココか、、深いしね。
漁港側は、先客さまが万来、空いていた対岸の埋立て地から投げる。
カゴ釣りの方々が居なかったので、チャンスか、、、。
ブルっときた、
ブルルンとなった、ああ、よかった、いらっしゃった。結局は、この、ブルっとか、ブルルンとか、この反応に触れたくて、、、毎日が。
モソモソっとなって、この子でした、ほうぼうを這い歩いていた。
ぱっと、胸ビレの開く瞬間を狙ってみるのですが、撮るのは難しい。
ホウボウが掛かる時、海の調子がいいというジンクスが私にはあります。
実際、ブルっ、の集まっている場所(その時)にあたったようで、アタリは即座に。
投げる、底につく、動かし始める、ブルっと、なる。タマりません。ヨカッタ。
南房総まで来たかいがあり、、、たまたまなのでしょうけれど、、、
ブルっ、ブルブルブルっが、長く、力強い、これは! と思った瞬間、、、。
写真はタイミングよく写ったのですが、直後、すっと、軽くなってしまいました。
外れてしまって、、、うーん、ドラマのハイライト、こんなアタリは2度となく、、、。
寄せ来る波と同じく、同じアタリはなしか?
とはいっても、本命と触れ合うことができて、納得、溜飲をさげて。
陽が高くなり、釣りもここらでと竿を仕舞い、白浜を散策、神社を見つけました。
集落を見下ろす小高い丘の階段をのぼり、社に手をあわせてきました。
漁師の方々を見守る鎮守でしょうか、礼拝、感謝。
勝浦を経由して帰ろうと沿岸を東寄りに進むと、和田浦の街。
道の駅には、捕鯨の街としての歩みを記すちいさな博物館がありました(役場に併設)
捕鯨といえば、黒潮の通じる日本列島・太平洋側の港のお家芸でした。
シロナガスグジラの、あまりの大きさに愕然、ほんと、恐竜のよう、びっくり。
クジラを捕った銛を展示。獲物が大きいので、モリもおおきい。
これを大型船の舳先から、ドン!っとクジラめがけて撃ち放つわけです。
捕鯨についての、博物誌の数々、、見応えあり、海外の方にも見て欲しい、無料。
これはナニか? えっ、そうですか、なるほど、そうなんですか?と。
男の子の大事なところだそうです。驚きと、いろんな思索めぐる展示物の数々。
見学を終えたあとは、こちら、なんといっても鯨を味わう、でありました。
好物の二品を購入、年上のお客さんがみえた時にも、喜ばれる珍味、、、。
南房総、温暖な気候を活かして栽培される花木の数々、、フラワーライン。
花摘み、鉢植えを購入しに来る方々がたくさんいらっしゃいました。
花嫁街道、、、これって確か!
なにかで読んだか、放映したテレビを覚えていたか、、、言われある花嫁街道。山合いの集落からお嫁さんがこの路を通って海辺へ嫁いできた、、
その、おめでたいルートを地元がハイキングコースにしているといった、、
ひらめいて、山道を分け入ったのですが、緑の濃いこと。
南房総の山の樹木をまるで東南アジアみたいと話す知人がいます、、、納得。
花嫁街道は、ほんと、とても歩き甲斐のある、素晴らしいコースのようでした。
私が、むしろ注目したのは、看板の下にあった「黒滝」
滝見マニア(自称)としては、見ておかないといかんでしょうと、、それが。
長者川という小さな河川を遡るのですが、次第に、こちらも東南アジア風?
ジャングルめいてきたのですが、しっかり足場は作られておりまして、、、
目的地の黒滝へ無事に着くことができました。
房総半島、いつもの内房から、ちょっと足を伸ばせば新しい発見が、、、ある。
戻る途中、若い女子ふたり組と出会って、挨拶を交わし合う。
花嫁街道を訪ねてきて、ちょっと寄り道をしたのでしょうか。
遅い午後にキメたのは、勝浦タンタンメン、内陸に入った街道ぞいの来来というお店。
お店によって様々な趣向の凝らされた勝浦タンタンメン、これは辛い、でも、うまし!
好みのバージョンに出会ったようでして、吹き出す汗と、満足感、うまし!
身体が軽くなったようで、目も冴えて、あっという間の帰り道でした。
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<参考図書ご案内>『投げ釣り列島縦断』(メディアボーイ社刊・税込み1700円)電話03-3576-4051
魚が好きなのか。釣りが好きなのか。求めて旅する、今日もまた。
「投げ釣り列島縦断」で検索ください。
南房総半島ですかいい所へ行って楽しんで様でマコさんもお二方には旅の旅情を満喫いる様でなによりです👍🙋♂️
返信削除ありがとうございます!
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