家を夜中2時に出て、田牛に着いたのは5時45分。
駐車場の脇の階段を降りながら、不思議な浜辺の景色に胸おどるとき、、、。
岩山、渚、せりあげる砂丘のような自然の造形美。
昨年、着いた途端に荒れてきた口惜しさを忘れる、静かな南伊豆の太平洋でした。
風と波が築き上げるというおおきな砂の傾斜面。
斜度30度というのは、ほとんど壁ですな。雪面なら上級者コースか。
コブ斜面ではないので(当たり前ですが)怖くはなさそうです。
ソリ兼ボードを、200円で貸し出されておりました。
朝の早いうちは、釣りをしようという目論見でした。毎夏のことながら。
当初、スキー場下の浜辺の左側にある岩の上へ向かう予定でした。
しかし、途中の足元の悪さ、登る岩の高さ、次第に私には到底無理だと判断。
お隣にある、田牛海水浴場へチェンジすることに。
一帯は、ハマユウの群落、白くて大きなヒガンバナの仲間とか。
伊豆も突端付近まで来れば、ひとしきり南方の情緒であります。
田牛の海水浴場は、おおきく開けた美しい砂浜でした。
真夏は、海水浴の方々の少ない今が釣りをする唯一のチャンスか。
BGMは、鳴き始めたクマゼミの声、ああ、夏はきぬきぬ。ぎぎぎぎぎ(セミの声)
ちょうど道具を用意したところで、臨海学校らしい子どもたちも到着。
海水浴に不向きな小岩が顔を出す片隅から投げる。
底は、砂地のようで、いい感じ、ブルっときたぁーー、、はずが、乗らない。
ブルっときて、ブルブルと、、いい感じ、なのに、乗らない。
なぜだ? どうして? と思われるぐらいの、空振りばかり。
やはり針が大きいのかな? いやいや、いつも掛かるじゃない、なんのこれしき。
自問自答を繰り返す展開と、もうひとつは、避けられない問題が、、、こちら↓
避けられない、、、カンカン、とか、コンコン、とか。
アタリの感触が違うと、この方々がついているのです、もしくは、、、
針がない! 参ってしまうぐらいの高確率で、針がない!
朝っぱらから、投げて、引いて、針を結んで、結び続けて、飽きてきました。
汗をふきふき針むすび、、ええいもうイヤ、でも泳ぐのにはまだ早い!
ふと見かけた看板には「竜宮窟」と書かれていました。リュウグウクツ?
面白そうやないの、、、しずしずと、手すりにつかまりながら降りていきますと、、
↑上空ポッカリと穴が開いておりまして、なるほど、奇天烈な洞窟。
↓そして高台へ戻ってまいりますと穴の上からの俯瞰はこんな形状↓
ハート洞窟とも呼ばれておりまして、パワースポットになってるとか。
道理で、あとからあとから引きを切らないでやってくる観光客のみなさま。
カップル、家族づれ、友だち同士、女三人組、男三人組、みなさん、
さまざまな祈願の目的おありのようで、熱心な巡礼ぶりを拝見、夏です。
穴のまわりを巡る道は、遊歩道になっており適度な起伏と景観のよさ。
さすが、伊豆の名勝だと感心することしきりでございました。
陽が高くなり、サンドスキー場で、ボードを楽しむ方々もちらほら。
安価でレンタルできることもあり、挑戦したい気持ちも湧きましたが、
とにかくいまは危険な熱さになってきたこともあり、まずは渚、水辺へ。
今季の、初泳ぎとなった次第でした。
しあわせ、暑い夏、水の中、水の中を見てまわる、しあわせ。
お隣の、海水浴場側も見てみましたところ、、、、
フグたくさん、クサフグ、ショウサイフグ、納得しました。なるほどね。
シュノーケリングは、時に、見てはならぬ現実を見せてくれます。なるほどね。
泳ぎもひと段落したことで、西伊豆側へ移動することに、、、
移動中に見かけた光景、
スマホ、iPadの方は、小屋の左側の茶色い土の部分を拡大してみてください。
イノシシが2頭、立っています。最初、緑の草のところに居たのですが、クルマを横に停めた途端、隠れてしまいました。ちょうど保護色になっています。うまく隠れたね。
その2頭のまわりに、ウリ坊が5頭ほどいました、、家族のようでした。
イノシシは、別段、珍しい動物でもないですけれど、このシシ除け電流線には注意。
泳いで、濡れたままでの移動中には、とにかく気を配っています。
イノシシ、シカ、サル、キョン、野鶏化したニワトリ、、海岸線をなぞっていると、
いろんな動物に出喰わしますが、農家の苦労が偲ばれるくらいの数、、居ますね。
西伊豆、松崎の街で、軽くひと振り。
クルマ横付け、河口のなかを、ゆっくり探ってみました。
夜中に出たので、泳ぎもあって、眠気を誘うお昼すぎ。
せめて最後に、なにか掛かってくれないかなあ。
シーカヤックのグループが通過。川上に上陸地がある模様です。
静かな河口なので、みなさんの会話はよく聴こえてきて、ふむふむ、なるほどねえ、
と耳をそば立ててましたら、ブルっときた、ゾクっとした、よし、今度は!!
巻いてまいりましたら、なかなかいいサイズがかろうじて針先に掛かってました。
記念カットの撮り方を変えてみました。たまにはこういうのもいいのでは、と。
美しくて、かわいい表情です、つくづく、この魚の人気がよく解ります。
さらっと海へ戻しまして、溜飲さがる。帰ることにしました。
途中、土肥温泉の元湯へ。入浴料200円。二度目の入湯です。
熱いのに、入って痛くない、やはらかな湯、湯あたりの優しいお湯。名湯や。
釣り、シュノーケリング、湯浴み、夏の、最高や。
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電話03-3576-4051
魚が好きなのか。釣りが好きなのか。求めて旅する、今日もまた。
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