川でも行くか! 行くなら、やはり、荒川が手っ取り早いという次第でした。
長瀞ラインくだりの乗り場は、毎年、遊泳の人たちでも賑わいます。
所定の駐車スペースがあり、クルマ横付けの川遊び場なり。
本流なので、流れ、水深もあり、だから、相応の注意と準備は必要です。
息子たちが小さい頃は、よく連れてきたのですけれど、、、
いま残ったのは、親たちだけ、、いえもう、ホントは孫を連れてくる年齢になった?
そんなコトはおかまいしません、暑い、あつし、水、川、泳いだモン勝ち。
80歳になっても泳ぎたい、故郷の川で、産湯の川は、ありがたきかな。
さっそく、少年少女たちに混じって、ざわざわと入っていく私。
水に身体が慣れてきたところで、シュノーケルでの探索へGO。
昨年から始めた防水カメラによる水中の撮影、これに結構ハマってしまい、、、
気がついたらもうこんな時間!みたいに、陸上との別世界に入り込んだ気持ち。
動画よりも、静止画が難しい! これまでの率直な感想です。
魚は動くし、自分も流れに踏ん張ったり、泳ぎ調節しながら揺れている。
水に顔をつけた状態で、カメラのモニター枠を覗きこんでも、よく見えません。
動画なら、適度に回していればなんとか映るのですが、静止画はその場勝負も。
浅瀬で、シマドジョウを発見、驚かさないように近づいて、、、。
流れに顔をむけながら横になったりするのですが、居眠りなのかな?
人間に程よく感じる水温は、魚たちには酷暑なのかもしれません。
なんとかこの網のなかへ、、、、童心にかえりまして試みるものの、、、
水中の魚を、水中で捕らえることは至難のワザですね、不可能に近い。
かといってガサガサ(石の下、水草の根を探る)をする元気はなし、水上は暑いので。
ゴトンゴトン、ゴトンゴトン、、顔を上げると鉄橋。
秩父線の電車が渡っていきます、電車が過ぎ去るとセミの声が喧しい。
そして、河原に響く、子どもたちの歓声、ああ、荒川の夏、ふるさとの川の夏、、。
ひと泳ぎで溜飲を下げて、帰りは定峰峠経由で。
秩父・長瀞からは、小川町、東松山経由が東京へは近いのです。
定峰といえば、峠のそば、だったのですが、名物のおばあさんが亡くなったとかで。
もうひとつの定番、鬼うどんががんばっていらっしゃいます。
定峰峠といえば、オートバイ、クルマ、峠族の聖地だった時代があります。
鬼うどんを営むご夫婦は、その証人であり、たくさんのファンに接してきました。
名代、鬼うどん。うどん処でもある埼玉県ならではのコシ、歯ごたえ、舌触り。
ゴボウとニンジンのきんぴら、揚げ玉、青ジソ、大根おろし、ショウガ、ミョウガ、カツオブシ、それこそ、鬼のように載った具材の数々。
ガツンと、うまし! そして、さっぱり、スパイシー、うまし! 鬼も笑う。
ひとっ走りでひと泳ぎ、冷たいうどんをかっこんで、癒されました荒川サイコー!
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魚が好きなのか。釣りが好きなのか。求めて旅する、今日もまた。
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