2019年10月27日日曜日

運よく秋らしい一日となりまして、、、

久しぶりに三浦半島へ。ご無沙汰のみなさんと釣り集会が出来ました。空に感謝な一日。


ずっと陰鬱な空模様でしたが、今日はイケるはず、行くしかないと勇み立ち。

メンバーは、ブチョー、フジタさん、ヒツジ(運転手兼)、私の4名。首都高から湾岸、横横道路を南下して横須賀・衣笠ICへと進んだのでした。武山の林交差点を曲がると黄色と白地の看板、エサ、こちらもしばらくのご無沙汰、お元気でしたか。


エサの大小を選別してパックに入れてくれる店主ナオキさん。

「天気、悪いっすねえ、商売が難しくなるばっかり、、、フグも凄いっすからねえ」

ということですが、とにかく、私らはナオキさんが元気でいてくださればいいのですよ。釣り仲間、釣りを通じて知り合った皆さまがなんとかご健在であればいい。

そんな殊勝な気持ちになるのも、昨今のもろもろな、大変、、、ご時勢でしょうか。


向かった先は、油壺の駐車場下の海岸。

めいめいの道具を携えて、くだっていく、の図。

ここは3月以来なのですが、春先とは違ってそこそこの期待は持てるというものです。ところが私たちが海岸への急坂を降りだした途端、吹き始める向かい風。あれ?そんな予報だっけと首を傾げても仕方なく、ここは気合いというもの。


崖下の、出来るだけ風を避ける場所に荷物を置いて釣り開始。

3月、旧知のワカモノ山川さんとの再会を果たしたブチョーとヒツジの場所。しかし今日は山川さんは資格をとる勉強とかで残念ながら欠席。ワカモノは資格で将来を拓く! 

前回欠席だったヒツジ同学のフジタさんが同行しました。

ちなみに、3月の釣りの様子はこちら↓

http://macobusa.blogspot.com/2019/03/blog-post_24.html


最近、まわりから若返ったと言われるフジタさん。

確かに、カラダの動き、声、以前よりイキイキ感が出てきたような、、なんでも。

趣味が一致するワカモノとツルむことで自ずと身体が動くのだとか。

あっ、それは、黒ヒツジ氏(最近こちらもご無沙汰)も言ってました!

釣り、バイク、スノーボード、、、、見事に、三拍子揃ってヨカッタですね。


アタリに集中するブチョー。

気がつけば5月、ブチョーの故郷・敦賀でご一緒して以来の登場。

この夏も敦賀、若狭湾でツルもうと目論んだところ、愛犬ゴクウが緊急のオペ入院。たいへんでした。でもヨカッタ。ほんとにヨカッタと胸なでおろしての秋なのでした。

願わくば、風よ、すこしは和らいで欲しい、投げ釣りの天敵は、風、、、

5月の敦賀・若狭湾の様子はこちらに出ています↓

http://macobusa.blogspot.com/2019/05/gw.html


それでも強風のなか、ゴクン、グビグビっと、明確なアタリがきて、、、

ベラの女王、面目を保つ?一番乗りでした。これを皮切りに?アタリが出てきて、、


ブルっ、ブルっと、おっ、とりあえず、目的のこの子の姿が見えました。

このところの連続した台風、大雨、海岸も荒れに荒れた様子でしたが、なんとか、、。

沖合に、釣りの小舟がちらほら見えるのも、この子たちがいるから?


とはいうものの、アタリはまた小さいし、続いてくるのが仔ギスばかり、、放流。

ピリっとか、ピリピリピリっとか、つまり脆弱な、か細い応答が多いのでした。


ひとまずと、ブチョーとおひさしぶりの杯を交わす、、、朝、、休みの朝ですから。

たまにはね、プシュっ、っとあけまして、マグカップ、直缶、

くああああ〜〜〜やめられまへんなあ〜〜〜いやいやいや、、たまりまへんなあ〜〜。

運転はヒツジ、さらにフジタさんは下戸ときてる、このツアーメンバーは最強ですわ。


そこそこのアタリはあって楽しめる油壺でした。

しかし、向かい風、それも強風は、弱まるどころか、強くなる一方。

どういうことだ? 私らはなにか悪いことでもしているのかと自問自答する時間が長くなり、このままでは折角くみかわした杯の効能も薄まるのではと心配がもたげてきまして。

風向きを考えると、三崎港の水道筋なら、なんとかイケるのではと、移動を決断。


思い立ったのですが、動いてみてから困ったことが、、、久しぶりに迎えた日和。

たくさんの人出とあって、三崎港周辺、橋を渡っての城ヶ島。岸壁や埠頭、堤防は寸分の間隔のないほどの先客の方々で埋め尽くされておりました。クルマでウロウロしながらあちこち見ましたが、なかなか4人分のスペースを確保するのは無理。

いっそのこと、もう一度、油壺へ引き返すことも考えた矢先、船揚げ場のスロープに先客なしを発見して、ご迷惑のかからぬようにと竿を出せた次第なのでした。


ここは、ある意味、ビンゴ! 当たり、アタリでした。

さっそくフジタさんにいいサイズのキスがあたって、注目。同時にブチョーがご愛嬌。

ここからこの後ほぼ入れ喰いになるコロっと丸い魚をぶらさげて写真に収まる。

いいキスはこの1尾のみで、秋のグーフ祭り、ふぐラッシュの開始なのでした。


いやはや、お見事です、どんくらい居るの?と問いかけたくなるグーフ港湾。

投げる、仕掛けが底に着く、グンっと引く、巻く、掛かる。もしくは。

投げる、仕掛けが底に着く、なにも反応がない、巻く、針がない。

針結びは最高の訓練かもしれません、認知症対策、忍耐ただし、目が辛くなり、トシ、


たまには、キューセン、ベラはアタってきます。さすが三崎、城ヶ島。

ギュギュギュギュギューンと引き込まれれば、なんとなくホっとするのはグーフではないから。元気モノ!!!

ところで、三崎、城ヶ島へ来たのは、そろそろ、あの、大本命様、口先の尖った、、、秋ですしね、カツ、カツとくる、おなじみの、期待していたのです。が、、、、


全身タイガース! 

この方たちは現れました。大本命様の予兆? 予告?とも言える同居人の筆頭格トラちゃん。トラちゃんいるところに、大本命様ありのセオリー通りといくか。

あっ、チャリコが掛かったので、スロープに一緒に寄せてパチリ。その後もチャリコが続いてきたので、放して、釣って、うーん、でもチャリコが釣れ出すとグーフが掛からなくなる不思議。チカラ関係があるのですかね。

結局、大本命様カワハギは、まだ居ないようでしたこの日の三崎港には、、、そういうことにしておきましょう。踏ん切りが大事。


西日になり、戻りがてら相模湾側のちいさな港でもうひと投げしました。

先客の方々のキスを釣った姿が目に留まったのですが、私らにはグーフの洗礼ふたたび。フグづいているグループがフグを連れてくるんですよ、きっと。

仔ギスがかろうじて掛かったのみで、黙々と仕掛けの交換、針結び、忍耐、訓練、汗が出ました。風を避けた場所で太陽がさすとまだ暑いぐらいの気候ですね。

ということで、久方ぶりに穏やかな秋の釣り集会、なによりでした。

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