まだ暗い午前4時に到着して道具をセット。東の空が明るむ頃から投げ釣りを開始。初釣りというのは釣り人にとって特別な思い入れやゲンカツギがあるそうで、いつもの場所、いつもの時間、いつものスタイルを崩さないことが大切だそうです。
陽の昇る時間帯は放射冷却でキュンと冷たい防波堤の上。耐えて竿持つ魅惑かな。
お弁当はまこぶさ食堂の定番を用意しました。
キュウリとセロリの浅漬け。塩おにぎり。前夜、このおにぎりに海苔を巻いたら義弟がうまし、うましと二個もたいらげてくれた。かわいいヤツ。うれしかです。
そして、左下が煮卵。最近ちこっとこだわりまして、いい塩梅に味がついてくれてます。遠い少女の頃、遠足に茹で卵の世代でもありますので、外で食べるとよりうまし!
冬のひだまりにたゆたふと。投げて夢見る海原よ。しかし、応答はありません。潮は澄み渡り、オモリに伝わるのは海底を引きずる感触ばかり。でもこれがいい。
澄んだ水のなかに黒い塊がやってきた。まるで流れ藻のように浮遊してるだけなのですが、それは小さな魚たちの集団。
なんだろうか? イワシでもアジでもなく。キンギョ?(ネンブツダイ?)わかりませんが、海のなかにも「メダカの学校」はある。漫然と眺めているだけで幸せな時間。
コツコツと応答があって、巻いてきたらこの子でした。うれしかあ。まだ岸辺に残っていた模様。それとも待ってた場所に泳ぎ渡って来たのかしら。即座にリリース。
午後に納竿。道具を片付けたあと防波堤にゴロンと伸びた。最近の私のお気に入り。
防寒着に防寒ブーツ、そして厚手の毛布をかけたらちっとも寒くない。顔をなでる冬の大気と弱い陽光を浴びての午睡。とても深く眠ることができます。
目覚めると陽は西へやや傾いていることもあるけれど、明日からまたがんばろう! そんな気持ちで帰途につくのです。
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