春雷一過の、横須賀ぶらぶら

先週の好釣に気をよくして、再び横須賀を釣り歩く。前日まで猛烈な花散らしの風雨だったのですが、カラっと晴れてくれたのでした。

お弁当の新作まこぶさバーガーです。牛肉100パーセント。

なんせ基地の街・横須賀です。ネイビーバーガーにあやかりましてね。これが自画自賛したいほど成功。本家？　佐世保バーガーに憧れもありまして。うまくいきました。

お隣りは定番の塩だけの、まこぎり。きゅうりは、辛子漬けにも。

充実のお弁当を作ってまでの、気合いの入れこみよう！！！！

ところが、です。

向かった先のうみかぜ公園で待っていたのは船。幾隻もの漁船が底引き網漁の真っ最中なのでした。

こんな感じ。時には岸の近くまで網を曵いていかれる。怖くて遠くへ投げられません。

まわりの人たちも、ごく足元へポトリと投げ入れる感じ。とても投げ釣りでありません。

こんな親水公園の岸辺までが漁場とは・・・で、我慢の釣り。

結局、朝の底引き網漁によって戦意は喪失し、船の去ったあともアタリはまったくなく。

魚たちはびっくりして、どこかに逃げていったんですかね。

疲れと退屈もあり、クルマでふて寝。上空には飛行機雲。

晴れ渡った空をガラス越しに見つめるうちに夢うつつ。春なんではあります。

午後、帰りの道すがらに長浦の岸壁へ転進。どうも気が済まなかったものでして。

穏やかな内湾でひと振り。ここでは落ち着いて投げたり、サビいたりができました。

ブルルン！！！

いいアタリがとれました。なかなか体格がいい。2週続けてこの顔に出会えて納得。

こちらは2尾目。春の使者。いよっ男前なんて声をかけて。いい顔、いい姿。

喜びの魚キス。2尾だけでしたが溜飲が下がりました。

すっかり陽の落ちた帰り道、田浦の商店街を通ったら目についた看板。

「そば、うどん」

あわてて近くのコインパーキングに入庫。飛び出してしまった。

製麺所と併営の立ち系です。これは必食。なんでも創業が昭和8年とか。期待。

山菜そばをいきました。380円なり。さっぱりいきたかった。

うまし！　店内は明るく清潔感があり、女性客も私を含めて5名。商店街にとても大規模な、しかも立ち系（ここは全席ありでしたが）のおそばがあるとは。

侮れぬな横須賀。

キスさんの尊顔も仰げたし、充足の一杯も発見できて、終わってみればいい一日。