午後に時間ができる。というか休日の重い瞼が開きました。よし、やろう!
冷凍庫をあけて、溜めていた魚たちを流し場で解凍。
メンバーは、ベラ、トラギス、クロメバル、カサゴ。針を呑んでしまいキープした根魚たち。すべて東京湾もしくはその近在で釣った魚たち。
アクアパッツアを作ります。
オリーブオイルと水に魚介とトマトだけで煮込むイタリアの半島料理。ニンニク、黒胡椒(これは好み)、パセリを入れてコトコトと熱していきます。
半島料理というぐらいですから、漁師町の大衆煮込みなんでしょうね。
いわゆる浜鍋。ベラやトラギスなどは、とてもその風味に似合いそう。つまりは、獲物として換金しづらい魚は、みんな煮込んでしまえ!!!
みたいな漁師町共有の迫力がこの料理にはあると感じています。
購入した具材は、アサリとミニトマト。塩は一切入れてません。
なのに、浸み渡る出汁とほのかに湧き出る潮のかおり。辛抱たまらんスープになりました。適当にやってみたのですが、これが辛抱たまらん。レシピなし。
もう一回はゼッタイ出来ないぐらいの、うまし!うまし!うまし!
ベラ、トラギス、クロメバルのメンバー、ありがとうございます。
すべて平らげたあと、残ったスープに茹でたパスタを入れようとしましたが、危険を感じてきて止めました。
カサゴは定番の丸揚げ。
片栗粉をまぶしての姿揚げ。お塩をパッパッパッっと。これがまた、うまし!
ヒレまでカリカリ、身も至福、カサゴは丸揚げに限ります。
若い頃、カサゴの姿揚げを初めて食べたのは山奥の定食屋さん。海なし国に生まれ育った私は、この魚のあまりの旨さに仰天した次第なのですが、想い起こすことしきり。
休日の午餐? ハイボールもまわって、また瞼を閉じてしまいました。うまし、至福。
2014年5月29日木曜日
2014年5月28日水曜日
初夏の晴れ間にさくっと内房で投げる
ちこっと時間ができたタイミングが晴れ間。
首都高から湾岸、アクアラインをくぐって千葉県側の内房までひとっ走り。
平日なのに、たくさんの先客さんに混じって投げてきました。
連日の雨もあがり、うす青い空とうすくかかる雲。そよ風が頬をなでます。
気持ちいいなあ。いい感じだなあ。暑くなく寒くなく。爽やか。
陽射しだけは強いので、UVカットのパウダーを吹きつけてアタリを待つひととき。
やはり投げ釣りは、最高の過ごし方だなと実感したりして、、、、、。
おとなりの、おふたり。
柏市から来られたというご夫婦。私より10歳ぐらい歳下かな。仲睦まじく投げ釣り。
キス、メゴチ、ヒイラギなどを、ポツポツと上げてクーラーへ納めています。
今夜は投げ釣り獲物でパーティーでしょうね。うまし! です。
釣りをしている堤防の後ろはちいさな砂浜。
こちらでも熟年のカップルが投げ釣り。キス、メゴチなどをポツポツと。
いいシーズンに入りましたね。ただ、手前には張り付いたネコさん。
今日の手持ちは「ナッツ類」しかなく、こりゃワシは喰わんわみたいな渋い顔をしてたたすんでいらっしゃいます。
すまん、ごめん、すまん。なにか、掛かったらあげるから、ネ。
ブルっときたあと、しばし沈黙。
ブルルルルルルルルーーーーーーン!と引き込まれる。
笑いを噛み殺しながら巻くと、このキス。25センチ以上ありました。おおおおおお。
ところが、この直前まで張り付いていたネコさんが居ない。どこ行ったの?
探したけど居ない。このキス、産卵で岸辺に寄っているらしくお腹が大きい。
針掛かりも浅いので、蘇生を願って海へ戻しました。
気をよくした直後。
今度は、カツ、カツ、カツンというアタリ。
穂先をちょっと引っ張るとキューンと持っていられました。おおおおおお。
カワハギ登場。藻と同じような保護色をしています。早速、ネコさんを探しましたが、また不在。どこ行ったの?
その時、堤防の付け根付近で、訪れた観光客の方からチクワを貰っているネコ集団を発見。あちらへ行かれているのでした。
このカワハギも針掛かりはほんの口先。海へ戻せました。
その後、お隣りの奥さんがちょっと置いた竿に強烈なアタリ。
掛かってきたのは、大きなメゴチ。おおおおおおおおおお、となりました。
私の写真の撮り方がよくなかったのですが、軽く25センチオーバー。大きかった。
「天ぷらが楽しみです」と彼女。うん。これは凄かった。
ちょうどそこへ、ご夫婦のお友達が砂浜から戻ってきた。
キスを8尾持っていました。みんな魚の顔を見ることができて、いい日ですねと談義に。
持っていた投げ竿で、出逢いを祝しての記念撮影。
右から、ブルー、イエロー、ホワイト、オレンジ。とてもカラフルです。
ちょっと遅いけど、鯉のぼりに負けない色彩ですねと会話も盛り上がりました。
2014年5月20日火曜日
久方ぶりに釣りと釣魚を料理した2014年5月下旬の顛末
1ヶ月半にわたり、公私ともにバタバタ。久方ぶり更新にこぎつけました。人生、年齢とともにいろいろありますね。いろいろあるけれど、釣りとお魚料理だけはやめられない。
部屋からもっとも近い親水公園へ。W海浜公園といいます。それでもクルマで約1時間。ほんの、ちょっとだけ、投げてみたいなと思った気分だったのですが、、、。
駐車代を払って入ってみたら、釣りをしてもいい堤防は竿の放列。遅すぎました。ウオーターフロントをまたぐという豪壮な湾岸新橋にみとれてしまうだけ。
致し方なく、人工磯と呼ばれるエリアで場所さがし。しかし、こちらも空きスペースを見つけるのにひと苦労。
前の方々が、ちょうど辞めた直後を見計らい入りました。大都会の水際は、竿を出すだけで、しあわせを感じてしまうほど混んでいます。通勤電車と一緒ですね。
置かれた岩の水際を凝視してみても、なにもいない。なにも生えていない。なにもくっついていない。沈黙の水際。
まわりは、釣り人が居るだけで、やっては帰り、また次ぎの人が来る感じ。
オマケに、エンジンのついた草刈りマシンが2台も登場。エンジンをバリバリと咆哮させながら、背後を走り回る。うるさいし、運転は乱暴。
なにも、こんな人の多い休日に、闇雲に走り回ることもないのに、、、。
シートを敷いてくつろいでいた方々は、別の場所へと移動していく光景を見てしまう。
冷凍庫に入れてあったシロギスたちを解凍。
さっとフライにして三杯酢。茹でた野菜をのせてみました。野菜はやや硬めでいきました。こころが、すぐ、ささくれるのは、野菜不足か、、、苦笑。
うまし!!でした。ハイボールに口をつけながら、こころが次第に穏やかに。
ちなみに前日。
ヒツジ=(注・釣り執事)が西伊豆に行ったそうです。旧知の釣り友だちと半夜を過ごしたとか。本人は諸事情あって釣りをしなくて見ていたそうですが(自己申告)釣れたアナゴを貰ってきました。
江戸前の名物マアナゴでなく、ギンアナゴ? ゴテンアナゴ?
とても新鮮なので、イッキに捌いてしまいました。
軽く、煮てみました。
醤油、みりん、お酒を少々。普通に煮た、煮アナゴですかね。
これが、なんと、うまし! うまし!
小骨の少なかったため、舌にも触れないし、うまし! 旨くイケたのでしょうか。
秀逸だったのはコチラ。
ソテーに、オリーブ漬けトマトかけ。うまし!うまし!うまし!うまし!うまし!
某社から表彰されるぐらいハイボールの進むこと、うまし! でした。
ちょっと昔、お鮨屋さんで、アナゴにハマった時期がありました。それこそ、多様に調理されるマアナゴを、あの手この手で食べて満悦しました。
しかし、このアナゴだって、ちっとも負けてないじゃない!
ヒツジは、首をややかしげている様子もありましたが、結局、ヒツジのほうが多くを食べていました。
アナゴは種別に関係なく、釣りたてを丁寧に調理すれば、結構イケる気が、、、。
部屋からもっとも近い親水公園へ。W海浜公園といいます。それでもクルマで約1時間。ほんの、ちょっとだけ、投げてみたいなと思った気分だったのですが、、、。
駐車代を払って入ってみたら、釣りをしてもいい堤防は竿の放列。遅すぎました。ウオーターフロントをまたぐという豪壮な湾岸新橋にみとれてしまうだけ。
致し方なく、人工磯と呼ばれるエリアで場所さがし。しかし、こちらも空きスペースを見つけるのにひと苦労。
前の方々が、ちょうど辞めた直後を見計らい入りました。大都会の水際は、竿を出すだけで、しあわせを感じてしまうほど混んでいます。通勤電車と一緒ですね。
人工磯。どこからか大きな岩を運んで来て構築されています。親水や釣りにも考慮をされているのか、足元は比較的いいのです。
ところが、反応がない。まったく反応がない。エサはかじられているのか、すこし無くなってはいます。でも伝わる反応がない。
沖合に、ボートが一隻やってきて糸を垂れてますが、あそこまで投げれば反応はあるのかしら? と思うほど反応がありません。前の家族たちが、憔悴しきって場所を離れていった表情が解ってきました。
ほんの少しでも、ビビっと竿先になにかが伝わらないと面白くないですね、釣りは。
置かれた岩の水際を凝視してみても、なにもいない。なにも生えていない。なにもくっついていない。沈黙の水際。
まわりは、釣り人が居るだけで、やっては帰り、また次ぎの人が来る感じ。
オマケに、エンジンのついた草刈りマシンが2台も登場。エンジンをバリバリと咆哮させながら、背後を走り回る。うるさいし、運転は乱暴。
なにも、こんな人の多い休日に、闇雲に走り回ることもないのに、、、。
シートを敷いてくつろいでいた方々は、別の場所へと移動していく光景を見てしまう。
刈り込んでいたのは、この花々たち。見たことがありません。外来種だから? そうかもしれません。
だけど、なにも休日にエンジンをぶちカマして、多くの来場者に顰蹙をかうこともなかるまいに。こんなの、人の居ない平日に、粛々ときっちり駆除すればいいのです。
こころの、ささるれだってくる私。
さらに、オマケに、この公園は、そのほとんどをゴルフ場が占有して、あとはマリーナ。海辺を見に来たり、釣り糸を垂れる人は、狭い場所に押込められている感じ。
おまえらは、そこで蠢いておればよい、みたいな。ますます、ささくれてきました苦笑。
釣り人は、それだけ忌み嫌われるマナーしかなかったという結論なのでしょうけれど、釣りをしてるなかにはちゃんとしてる人もいるわけで、ささくれますね。
ほんの1時間で竿を片付けて、帰って、料理することにしました。
冷凍庫に入れてあったシロギスたちを解凍。
さっとフライにして三杯酢。茹でた野菜をのせてみました。野菜はやや硬めでいきました。こころが、すぐ、ささくれるのは、野菜不足か、、、苦笑。
うまし!!でした。ハイボールに口をつけながら、こころが次第に穏やかに。
ちなみに前日。
ヒツジ=(注・釣り執事)が西伊豆に行ったそうです。旧知の釣り友だちと半夜を過ごしたとか。本人は諸事情あって釣りをしなくて見ていたそうですが(自己申告)釣れたアナゴを貰ってきました。
江戸前の名物マアナゴでなく、ギンアナゴ? ゴテンアナゴ?
とても新鮮なので、イッキに捌いてしまいました。
軽く、煮てみました。
醤油、みりん、お酒を少々。普通に煮た、煮アナゴですかね。
これが、なんと、うまし! うまし!
小骨の少なかったため、舌にも触れないし、うまし! 旨くイケたのでしょうか。
秀逸だったのはコチラ。
ソテーに、オリーブ漬けトマトかけ。うまし!うまし!うまし!うまし!うまし!
某社から表彰されるぐらいハイボールの進むこと、うまし! でした。
ちょっと昔、お鮨屋さんで、アナゴにハマった時期がありました。それこそ、多様に調理されるマアナゴを、あの手この手で食べて満悦しました。
しかし、このアナゴだって、ちっとも負けてないじゃない!
ヒツジは、首をややかしげている様子もありましたが、結局、ヒツジのほうが多くを食べていました。
アナゴは種別に関係なく、釣りたてを丁寧に調理すれば、結構イケる気が、、、。
身を落としたあとの、アタマ、骨まわりは、出汁をとってみようと水からゆっくり煮汁に。冷ましたあと、冷凍庫で保存することにしました。
しばらく寝かせて、次回は、なにをしようかな。身がおいしいので、骨まわりも楽しみ。
久方ぶりの釣り。近在の公園で、ささくれたこころ。それも、お魚を料理して一杯やれば、いろんなコトがスゥーーっと溶けてしまう。釣魚料理は最高。
素晴らしき休日になりました。
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