午後に時間ができる。というか休日の重い瞼が開きました。よし、やろう!
冷凍庫をあけて、溜めていた魚たちを流し場で解凍。
メンバーは、ベラ、トラギス、クロメバル、カサゴ。針を呑んでしまいキープした根魚たち。すべて東京湾もしくはその近在で釣った魚たち。
アクアパッツアを作ります。
オリーブオイルと水に魚介とトマトだけで煮込むイタリアの半島料理。ニンニク、黒胡椒(これは好み)、パセリを入れてコトコトと熱していきます。
半島料理というぐらいですから、漁師町の大衆煮込みなんでしょうね。
いわゆる浜鍋。ベラやトラギスなどは、とてもその風味に似合いそう。つまりは、獲物として換金しづらい魚は、みんな煮込んでしまえ!!!
みたいな漁師町共有の迫力がこの料理にはあると感じています。
購入した具材は、アサリとミニトマト。塩は一切入れてません。
なのに、浸み渡る出汁とほのかに湧き出る潮のかおり。辛抱たまらんスープになりました。適当にやってみたのですが、これが辛抱たまらん。レシピなし。
もう一回はゼッタイ出来ないぐらいの、うまし!うまし!うまし!
ベラ、トラギス、クロメバルのメンバー、ありがとうございます。
すべて平らげたあと、残ったスープに茹でたパスタを入れようとしましたが、危険を感じてきて止めました。
カサゴは定番の丸揚げ。
片栗粉をまぶしての姿揚げ。お塩をパッパッパッっと。これがまた、うまし!
ヒレまでカリカリ、身も至福、カサゴは丸揚げに限ります。
若い頃、カサゴの姿揚げを初めて食べたのは山奥の定食屋さん。海なし国に生まれ育った私は、この魚のあまりの旨さに仰天した次第なのですが、想い起こすことしきり。
休日の午餐? ハイボールもまわって、また瞼を閉じてしまいました。うまし、至福。
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