シルバーウィークは日祝日の連休に定休日も繋がる。ここぞと、紀伊半島を巡りました。
初日。
仕事が明けて、遅い午前の、のぞみ号は西へかっ飛ぶ。
新大阪駅よりレンタカーで一気に南下。
天気は上々、こころ晴れ晴れ。
解放感。
それーーっと言わんばかりに高速に乗って、阪和道をひた走り。
東京から名古屋も超えて西に来ると、独特の、浮き立ってくる気持ちがあります。
阪和道をみなべ町で降りて釣りエサ屋さん。
スゴイ!!! なにこれーーーっ!
おおきな水槽はまるで水族館でした。
南紀で釣れる魚のメニューが泳ぎまわってるといいますか。
釣り人を鼓舞させるうまい演出であります。
店員さんにお願いして。
購入したザリガニをイシダイ君に進呈。
人慣れした彼(彼女かも?)はザリガニをくわえた途端に走る。
横取りしようと複数のタカノハダイが追いかけます。
磯の王者とはいえ、逃げるのですね。
だけど賢い。
ザリガニを口のなかに隠しているので、やがて追っかけはエサがないのかと諦める。
ここを確認してから、バリバリと噛む。ゴックン。ぷっと吐き出すカケラ。
「で、おかわりは?」
また水面に顔をだすイシダイ君の瞳が印象的でした。
南紀には、4年ぶりでした。
前回の記憶に鮮烈だった日置川(ひきがわ)の河口。
まだ陽があるので、竿を出すかということに。
山肌に囲まれ、濃緑の水をたたえた美しい汽水域。
陽の落ちかけた時。
コツンときて、キューンと走ったコダイ。
ヒレに浮き立つパープルのあしらい。
放そうとしましたが、掛かりが悪かった。ごめんなさい。
このあと、もうひとまわり大きいのも来ましたが、こちらも飲まれた。ウデだ。反省。
ちょうど、お隣には3世代のグループ。
坊や、お父さん、おじいさん。日置川の地元の方が、快くもらってくださり、ヨカッタ!
お隣の3世代は、グーフの猛攻に遭っていました。
私と同行のヒツジ=釣り執事といえば、この方たちの猛攻。
お馴染みのゴンちゃん。
今回の「紀伊ハンター2015」の主役になられる方々であります。
とにかく、凄い、全国一律、海のナマズ・ゴンちゃんは、グーフ以上の最強?
精魂が尽きてきて、寝場所を探しました。
車中泊。
夜はカーナビをいじって、、、、テレビに変えて、、、、、、ここ入らんし。
お泊り場所は、道の駅、大きな駐車場のある郊外型のコンビニ、港の外灯の近く。
湯浴みは、露天、日帰り入浴、銭湯、スーパー銭湯、地域活性の温泉施設、、、、。
すっかり慣れてしまいましたが、たまには、平らな所で眠りたく。
ふと、子どもの頃の土曜日21時。
チバちゃんの大活躍を想い出したりしてるうちにZZZZZZZZZZ。
キイハンターよ、永遠に、ああ、ZZZZZZZZZZ。
2日目の朝。
目覚めて、目にとまったツユクサ。
朝のしずくをたたえて咲く可憐な紫の花姿。
南紀は、まだ夏の名残なのでした。
日置川の橋のたもとの喫茶・軽食。
モーニングは、この華やかさ。野菜、フルーツたっぷりで、トースト、コーヒー。
プレート上の、ユカリののったお粥が和歌山ならではを実感。
梅の国、紀州。
ただ、豪華なモーニング加減は、名古屋文化圏の匂いもほのかに?
とりあえず突端部へ。
紀伊半島を一周する国道42号線。
日置川から周参見を抜けて、串本、潮岬まで来ました。
橋のかかった紀伊大島の高台から潮岬側を眺める。
本州の最南端。まだ、すっかり夏でした。
トロピカーナ!!!
最南端ですから、ハイビスカスも咲いています。
注ぐ陽光、緑の葉のなかに赤い花の点在、南国ですね。
紀伊大島・樫野崎にあるトルコ記念館を訪ねる。
これは、ヒツジのリクエスト。
南紀に、なぜトルコ共和国なのか?
不思議に思っていた私。
それには、あまりに悲しい事故がありまして。
明治23年、トルコの使節として来日した戦艦エルトゥールル号。
帰りの航路で暴風雨に遭い、この樫野崎にて座礁。
多くの方が亡くなりました。
エルトゥールル号は、たいへん旧式な船であるにかかわらず、
無理をおして、日本までやってきての帰路のことでした。
記念館の展望台より見下ろす事故・座礁付近。
岩が露出して潮流れのとても速い難所であるとか。
日本での歓待を受けた将兵587名もの方が亡くなったなかで、それでも、
村人たちが懸命の救助を行い69名が助かったということです。
日本にとって、世界屈指の親日国でもあるトルコ。
その架け橋の一端となった事故の現場にたたずみ、偲ぶことしばし。
気持ちを変えて。
串本港にてひと振り。
まわりは、ウキ釣りやサビキ釣りで賑わっていました。
護岸をびっしり埋め尽くす釣り人、シルバーウィークの効果は抜群か。
投げ釣りでは、とりわけ小さなこの子。
ソク放流。
あとは、ノースベッドグーフ(キタマクラ、ベタですね)の数珠つなぎ。
サビキ釣りでは、カワハギが釣れていて期待したのですが、、、、。
でも、明るい時間は、ゴンちゃんが居ませんのでちょっと気持ちがラク。
串本の名所・橋杭岩付近は国道42号線が大渋滞。
なんとか切り抜けたところ鯛島(というカタチの島)の横のドライブインで昼食。
お弁当スタイルの定食でした。
うまし!
西日が傾く頃。
喧噪の那智勝浦港にてひと振り。
眼前には、全国に名を轟かす、超巨大観光ホテルが横たわる。
すごか。聞きしに勝る規模と賑やかさ。
エントラントには、独行船で付けるお着きになっていまして。
船が着くたびに、打ち鳴らされる太鼓。従業員の方々の揚がる気勢。
水辺のテラスでは、夕食まで釣りを楽しむお客さんたち。
見とれてしまい、サビくハンドルも止まりがちに。
それでも、ブルっ、ブルルルルルーン。
太鼓に負けじと、この方が私の胸を叩いてくれました。
よしっ!
続きます、いい感じ。全国一律の、いい感じ。やるなあ、さすが那智勝浦。
と、思っていた矢先、ゴンっ、とか、コンっ、とか。
ゴンちゃん。
キスの時間は短くて、あとは、ゴンちゃん一族のお着きのようでした。
3日目。
新宮市の熊野川河口より、上流側を望む。
これから分け入る山の深さを想いながら、、、しばし陶然となる河口のたたずまい。
対岸の紀宝町は、いよいよ三重県。
河口は、和歌山と三重の県境になっていました。
三重側には、製紙会社のコンビナートがそびえたつものの、
目指す「川湯」に、色めきたっていたのです。
熊野三山。
霊山のしずくを、集めて流れるという熊野川。
絶句。
河岸に降りて、川遊び、鮎釣り、いつまでも眺めていて飽きない熊野川。
山と川のチカラが、紀伊半島の沿岸を潤すのでしょうか。
熊野川の支流にある、川湯に到着。
さっそく水着に着替えての湯浴み。
川原にたちこめる硫黄の臭い。
小石を掘り起こしていくと、こんこんと湧き出てくるお湯の熱いこと。
川水とのうまい塩梅の温度調節が、長く浸かるコツのような。
お湯に寝そべりながら、川遊びを眺める。
お湯で身体を温めたところで、渓流をシュノーケリング。
最初は、勇気と根性が必要でした。
渓流ですから、冷たい。さむし! であります。
でも、戻れば、温泉があるから、あそこへ戻れば、温かい。
ちいさなウグイの群れ、アユの姿も見ることができました。
で、温泉に戻る。ひと息をつける。また意を決して渓流へ。
これの繰り返し。
たいへん楽しめました。
でも9月の下旬、こんなことしてるのは、私以外は子どもたちだけやんけ。
奈良の県境を超えて十津川峡谷へ入る。
川湯での、お湯と冷水の洗礼から上がり、ぼーっとなってました。
峻険な山間を流れる川原では、流し網漁が行われてました。
落ち鮎の季節ですね。
駐車場で売られていたコンニャクを食べながら、山あいの暮らしを想う。
十津川でUターンして、再度、南紀の田辺(海岸側)を目指す。
熊野三山・熊野本宮前は、シルバーウィークとあっての、大渋滞。
熊野川河岸の特設駐車場は、休日の「ネズミーランド」のようになっていました。
だから、渋滞中の車窓から撮れた一枚ですが、熊野三山、世界遺産。すごい人気。
左側では、これから婚礼を行うカップルと、とりまく人々。
ヤタガラスが、大団円となってましたが、元々こういうマークですね。
話題のトレッキングコース。
せっかくだからと、ほんのちょっとだけ歩いてみました。
といっても、紀伊半島の山岳部、沿岸部を問わず、すべての人跡が古道なのでした。
生活の道、物流の道、参詣の道、修験の道、そもそもが、最初は獣の通り道。
私の生地にもいろいろな経緯の道がありますが、ひとつ感じたこと。
熊野の道は、安易に歩いたら、助からないような気がします。
山のきびしか、きつか。おそろしか、、、、、。
いつか、仕事をリタイヤした時に、挑んでみたいと本気で思いました。
再び、海辺に出たのは、富田川(とんだ)の河口。
白浜町のすぐ近く。
目指したちいさな堤防には、先客のみなさま。
手前のファミリーは、夕刻になれば帰るね。
先端のチヌ師は常連師、毎日釣ってる風、掛かるまで止めないね。
ヒツジとのやりとりのち、この場所は離れました。
4年前に来た時、そして通過しただけの昨日、と、気になっていたドライブイン。
なにしろ、「珍奇植物研究所」を併設しており、ただものでないことは確か。
国道42号ぞい、釣りエサ店さんから道を隔てた対面。
遅い昼食をとろうと、勇気を出して入りました。
店内は、いたって普通。
カウンターがあり、テーブルがあり、コミック、雑誌が充実。
ご夫婦で経営されているようでした。
しかし、窓側には、サボテンの生える大きな温室が展開され、思わず見入ってしまう。
すごし! やはり、ただものではありませんでした。
釣り人とおぼしきグループが釣り談義の真っ最中。
対面は釣りエサ屋さんだし素敵な環境だ、とヒツジが絶賛。
ヤキソバのダブルと小ライス。
うまし! うまし!
なぜか、この小ライスをつけてしまうのが、西を旅する時の流儀のような。
再度、串本をまわりこみ、古座川の河口でのひと振り。
こちらも紀伊半島の川の美しさを象徴する海との接点でした。
ヒツジは、しょっぱな、なにか惜しいことがあったそうで、鼻息があらくなってます。
そんなチャンスは、まだいくらでもありそうな、古座川河口の雰囲気。
私といえば、アタリは頻繁。
でも掛かってくるのは、この方。そして、、、、、、主役の、、、、、ゴン。
グーフ、ゴン、グーフ、ゴン、グーフ、ゴン、グーフ、、、ゴン、グーフ。
精魂尽きました。
「グーフが寄ってたかってザリガニまで齧ってくる!」とヒツジ。
川遊びで疲れていたこともあり、私は近隣のコンビニ駐車場にて、ZZZZZZZZZZZZZZ。
ヒツジは粘って、地元のうなぎ師との釣り談義は3時にまでおよんだとか。
4日目。
気をとりなおし、早い時刻より行動。
太地町に向かう途中の入り江にてひと振り。
しかし、次第に南から前線が近づいており、海は荒れ気味。
入り江にも濁りが入ってきていました。
グーフ。朝いちからグーフ。たまりません。
背後の小さな川は美しい。
川と海とのあいだで営まれてきた暮らしをうつす集落。
ただ、ヒツジ曰く。
カメラを持ってぶらぶらしてると怪訝な顔をされるとか。
ヒツジよ、もろもろを改めなさい。
もったいない!!!
大きな捕鯨船の姿に、思わず声が出てしまった太地町。
言わずと知れた、捕鯨の町。
捕鯨が外圧により抑制されて、リゾート開発されたなかに展示された船。
太地の方々の、口惜しい想いが伝わります。
うううう、ゲイカツ、食べたかねえ、、、、。尾の身、塩クジラ、、、、。
ゲイカツは無理ですが、熊野川を渡った紀宝町の喫茶・軽食。
いきおい、カツカレーを注文してしまいました。
紀伊半島を一周する国道42号線は、個人経営の、喫茶、軽食、ドライブインが充実。
私の子どもの頃の、懐かしい国道の風情がたくさん残っています。
同時に、半島を一周する高速道の完成が近い。
人の流れが変わってしまうと、これら個人店は、、、、、、心配なのです。
汽車を見つければ、ヒツジは撮ります。
熊野市駅に停車していたディーゼルカー。
とりわけ、この色の汽車には感応するダッシュ力が違うようですが、不満も。
中身が、もっと古くないと駄目なそうですが、私にはよく分かりません。
ヤレヤレ、、、です。
熊野市からは山側へ入る国道42号線をそれて、険しい海岸線をなぞる。
目的地のひとつだった、新鹿(あたしか)海岸に到着。
澄んだ川水が砂浜へ注ぎ込む、白砂の海岸。
さっそくシュノーケリングしました。
海の水の温かいこと!!
その透明度もあいまって、ずっと泳いでいることができました。
むしろ、水から上がると寒くてたまらない。
また海へ。
ボラの群れ、ひらべったいアジの群れ、メジナの群れ、、、すごし!!!
おおきなモクズガニが小岩の影で出たり入ったりしてました。
ヒツジは、手づかみによる捕獲を試みましたが、難航。
なかなか川のなかのようには勝手が行かないと話していました。
モクズガニが川から海へ降りるようになると、秋なのだとか。
温かい海水でも、野生の生き物は、秋のおとすれに敏感なようです。
友情出演。
モクズガニ。
各地でヅガニ、ツガニ、カワケガニなど、シコ名は多々。
写真は他日に、別の場所にて捕獲されたもの。撮影のあと海へ戻る。
両鋏に、グローブのような毛がふさふさしていているのが特徴。
ヒツジによれば。
「川と海の使者」
「川の環境基準をはかるバロメーターのひとつ」
なのだそう。
国道42号線からそれた国道311号線。
熊野市と尾鷲市の、海洋に突出した険しい岩山と入り江の集落をつなぐ。
JRの紀勢線がほぼ平行しており、それはまた、熊野と伊勢をつなぐ道。
つまり、計り知れない歴史を持つ「古道」なのでした。
磯釣り注意、の看板。
この入り口付近には、多くのクルマが停まっており、みなさん注意しているでしょう。
小道の向こうには、さぞかし、すごい釣り場が待っている?
古道ゆえに、傍らには、彼岸花。
彼岸花は曼珠沙華、モモエちゃん、突然、歌い出したりして。
紀伊半島の山、川、海、、、めぐっていると、自分のなかの野生が目覚めるような。
賀田湾の港。
インスピレーションで入ってしまった食堂。
これが大当たりでした。
泳いだあとは、お腹が減るので、食の引き当てにも敏感になる。
ホルモン炒めを注文したところ、超激うま!!!
うまし! うまし! うまし! うまし! うまし!
奥さん曰く、ホルモンとはいえ、鹿のもも肉を処理して味付けしたものとか。
さらに注文の炒飯(サーバー上の写真点数により残念ながら割愛)も、
濃厚なエキスの浸み渡るうまさ。うまし! うまし! うまし!
炒飯は、豚ではなく、猪肉(本シシ)を使用。
すべてご主人が山で獲ってきた獣がベースなのでした。
鹿と猪は、作る人が作れば、激うまなのだ。
日本の、遥かな歴史あるジビエの数々に、感嘆の食堂に巡り会える!!!
それからというもの、、、、。
船揚げ場にいた、カラスとトンビの子どもの集会。
カラスが、トンビの子どもに飛び方を教えていたり。
鳥類の異種交流に、感動しました。
海辺は、隔絶された絶海の岩肌ばかりだったり。
紀伊半島の、自然の幅広さ、暮らしている方々の苛烈さを想ったり。
はらわたに宿った野生の食。
体力が一気に回復したようで、冴え渡るストップ・アンド・ゴー!
山間の駅に、汽車もやってきていました。
海蝕崖を縫うように、カーブとトンネル、あがったりさがったり。
よくこんなところに線路を通したものだ、、、、、、矢鱈と元気になるヒツジ。
秋につぼみを開くサクラがあったり。
コスモスではありません。
原種、原木、なまのサクラを魅せてくれた紀伊の山、川、海、そして集落。
尾鷲港に着いた時は、すっかり夕暮れ。
右手には、火力発電所の灯りが見えます。
暗くなっても釣りました、、、雨がパラつきはじめ、、、でも釣りました、、、が。
ゴンちゃん、ゴンちゃん、ゴンちゃん。
ヒツジは針をめいっぱい大きく(20号)、エサもサバやキビナゴにしましたが、
どうしても掛かってくるのは、ゴンちゃん。
主役は譲れないようです。さすが、なんでも食べる海のナマズ様ゴンちゃん。
日本の沿岸の、暖かい時期の主役は、ゴンちゃんかグーフ。
もう止めなはれ、、、と言わんばかりの土砂降りになりクルマへ駆け込みました。
5日目。
最終日。名古屋駅にクルマを返して帰る日。土砂降り、さらに激しく。
尾鷲から国道42号線をたんたんと走り出したのですが、まだ時間はある。
国道260号線にそれて志摩・伊勢を経由。
日本有数の観光地は、名物「牡蠣」の看板が目立ってくる。
カキフライ、いただきました。でもまだ、本番でないような。
伊勢道・東名阪道を走るとみるみる増えてくるクルマの数。
それは、日常が近づくことを知らせるクルマの数。
紀伊半島に抱かれた5日間、あまりに名残惜しく。
また行くからね、ゴンちゃん、グーフのおのおの方!!!
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最終日。名古屋駅にクルマを返して帰る日。土砂降り、さらに激しく。
尾鷲から国道42号線をたんたんと走り出したのですが、まだ時間はある。
国道260号線にそれて志摩・伊勢を経由。
日本有数の観光地は、名物「牡蠣」の看板が目立ってくる。
カキフライ、いただきました。でもまだ、本番でないような。
伊勢道・東名阪道を走るとみるみる増えてくるクルマの数。
それは、日常が近づくことを知らせるクルマの数。
紀伊半島に抱かれた5日間、あまりに名残惜しく。
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