2015年9月18日金曜日

雨ニモマケタ、風ニモマケタ相模川

天気予報は最悪。それでも前々から計画していた相模川。夜釣りに行ってきました。


仕事終わりからソク出発。

途中、川崎市内の釣りエサ屋さんで、色々買い込む。

「いったいナニを釣るつもりなの?」とご主人。

「なんでもいいんです」と同行のヒツジ=釣り執事。

なんだか、とっても意気込んでいらっしゃるようですが、、、、、、。

 で、到着。

のっけから、雨がパラついてきました。


岸から少し飛び出した桟橋には先客さん。

2本の竿を投げ入れてました。


状況をうかがうと、足元に吊るしてあったヒモを持ち上げて、、、、、。

これは、クロダイさんではないですか!!!

鼻息の荒くなるヒツジを横目に、なんだか嫌な予感がしてきた私。


ヒツジの主張。

ここから遡った上流の場所がいいのだとか。

「そこはクルマから近いの?」と私。

「そこそこ歩くけど、暗いから魚の警戒心は解くし、底の状態がいいし」とヒツジ。

「雨と風から逃れられる場所はあるの?」

「まったくないけど、カッパを着て、傘をさしていれば、、、」

却下です。

すぐそこの、国道の橋下に決めました。

却下で橋下、、、、、 洒落にもなりませんね。

ここへ、やはり仕事を終えて駆けつけた黒ヒツジ=地元のM川さんが合流。

黒ヒツジも、いつもの横須賀うみかぜ公園とは、違う萌え方をしている、、、ような。


橋下は楽勝。

ケミの灯りがクンとおじぎをして、掛かってきたイシモチ。

私のアオイソメがウケてます。

というか、他の「うぞうむぞう」のエサは、触るとかなりビビリます。

イシモチは小さいけれど、3尾掛かりました。

と、、、、、、、宵の口は、比較的平和な時間でした。


風が強まってきました。

黒ヒツジとのツーショットの絵柄。

湘南の夜釣り的な光景ですが、現実はそう甘いものではありません。

横風がびゅうびゅう。

「これは北風ですね、南に前線があるから吹き下ろしてくるんです」と黒ヒツジ。

桟橋のクロダイ釣り師も、強風を背中にして釣り続けています。


黒ヒツジの竿にアタリ。

暗闇に躍り上がった細長いシルエット。

遂に本命か!!!! と、歩み寄る黒ヒツジとヒツジ。

ホタテウミヘビ、、、、、でした。

鼻先が下へ曲がっている。

ヘビと聞けば怖いけど、目はかわいい。

帰って調べたら食べられるそうです。

逃がしましたが。

このあたりから、さらに暴徒と化してきた風と雨。

そこへ、黒ヒツジの盟友、Y-koさんが激励の来訪。

しばらくつきあってくれて、これから静岡まで走って船に乗るとか。

タッチー!!!を狙うとか(タチウオ)

陸側から吹き下ろす風なので、波はなんとかなる、らしい。

私の巡り会う方々は、なんで、、、、、魔性だ、釣りは魔性。


カニ網を引き上げようとしたら根掛かり(カニ網もやってました)

強引に持ち上げたらカキ殻がくっついてくる。

これに絡んでいたんですね。

なかに2個、中身が入っている。

焼きガキにしたら、うまし! でなかろうか。

想っただけ。

そんな意欲も失せてくる現状ますます。

川へ戻しました。

橋下を吹き抜ける風は雨を運び、橋は屋根ではなくなってる!

むしろ橋下なので、それこそ吸入力が効いて、強烈化? なの?




朝のワンチャンスに賭けよう、、、、、しつこいのはヒツジ。

クーラーボックスを2個くっつけて、上にバッグや中身の入ったソフトクーラー。

隙間を埋めるもろもろ、、、、、。

雨風を防ぐバリケードの内側でちぢこまるだけ、、、、、。

耐えてこそ。

雨ニモマケズ、風ニモマケズ。

ダ、ダメだ、限界性能。

黒ヒツジさま(今回はサマヅケ)

朝の道具仕舞い、まことにありがとうございました。

ヒツジは、店番だけはやってはいましたが、次第に急速冷凍。

朝にはすっかり伸びてましたからね。

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