7月最初の日曜日。
おろしいほどの暑さになりました。
当初、珍魚ギマ料理の失敗に懲りずに、浦安詣でへ行こうと目論んでおりましたところ、
日陰のない、川水が危険で泳ぐところもない護岸の埋立て地では、逃げ場もない。
ここは、思案のしどころと、相克の末に部屋から出ないことになりました。
で、ずばっと、大好物の「揖保の糸」を茹でて、冷水で締めて、水気を切る。
茗荷、ネギ、カツオぶしをのせて、出汁の汁。醤油は、当然の、薄口系。
これは、とても、しあわせな、日曜日の開始であるのだな。
同時に、味噌仕立ての、冷や汁うどんも同時の進行で用意しました。
北関東のクチであると、どうにも、西側の麦麺では物足らないことがあるからです。
祖母、叔母の、直伝の、ごくっと濃い味噌を溶いた汁に氷を入れて冷やす。
なかには、キュウリ、茗荷、ネギ、すりごま、、、水をさらに氷で溶かし割って。
と、、、、ここまでは、平和な日曜日の午前じゃったそうな(日本むかしばなし風?)
懸案、、、冷蔵庫のなかにあり、、、瓶に入れたままだった、カワハギ♀の卵巣。
オリーブ油、ニンニク、鷹の爪でさらっと茹でて、冷やしたのちに、冷蔵庫へ。
目標→とても、いい出汁が抽出された、イタリアン風オリーブオイルの新境地。
結果→オイルは、素晴らしかった。ニンニク、鷹の爪、のよく効いた。
ただ、カワハギの卵巣は、まあっっっっっっっったく味がしない。
これは、どういうことだ?
つまりは、おいしいオリーブオイルのなかに、味のしない卵のツブツブがあるだけ!
宿題を、重ねようと想います。
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