夜半を過ぎたら、食べたくなるもの。
10代20代の頃は、あたり前のようにラーメン。
いまはコレ、立ち食いの、夜鳴きそば、クセになってしまった。
夜半過ぎ、未明、早朝、、、旨い立ち食いそばなら、必ず毎日、一杯は食べます。
キザミとかき揚げをトッピング。
立ち寄ったお店は、外苑前の有名店、24時間営業。
青山通りの喧噪のなか、あるゆるお客が入れ替わり立ち代わり。
表参道から海へ、外苑前から三浦半島へ。
そんな方もいるでしょうけれど、釣り竿を持っての人は少ないかも。
夜道を淡々と走って、横須賀市武山自衛隊前の釣りエサ有名店T。
午前4時の男、ナオキ店主の横顔を眺めながら、しばし談笑。
「いまは、投げ釣り、キツいっすね、水温が上がってからでしょうかね」
とか言いながら、エサを選りすぐってくれてました。かたじけない!
気温が上昇、その理由は強烈な南西風でした。
あちこち回ってみて、結局、竿の出せる数少ない場所のひとつだったうみかぜ公園。
後ろから時々暴力的な突風が来るのですが、水面は穏やか。
暗いうちから釣りをする、久方ぶりに気合いだけは入ってました。
黒ヒツジに先行して到着していたJUNさん。
本日のおふたりも、気合い入っていたようです。
勝負をかけたい場所付近をどうしても抑えるために、JUNさんは先行。
黒ヒツジがナオキさんのお店でエサを購入して、やってくるのを待っていました。
で、黒ヒツジが到着するや、バケツで公園の水道水を汲みにいかされるJUNさん。
一句。
投げ釣りは、オトコを磨く、シャープナー。
まこぶさ吟。
というワケで、いつもの公園メンバーズの釣りになりました。
本日のオドロキ大賞。
ヒガングーフの大将殿が掛かる。
オドロキトキシンやああ(←ちょっとムリ?)
掛けたのはショウさん、うみかぜ公園の守衛さん(365日皆勤)
皮の表面がまるで恐竜のようであり、一体、何年生きたものか?
ショウさんが重い重いと海へ戻しました。
春の陽光、まばゆく。
そこに追い風とあって、シーンとした海原がつやつやしてます。
時折ビュンと突風が竿を叩いて、一緒にふらついたり。
じわりじわり、根気よく、底を探ってまいります。
しかし、沈黙する海、反応のない春の海、まだ水は冷たいのでしょうね。
ブルッっとした。
ンンンン? いまのは? まさか、えっ、そうなの、もしかしたら、お願い?
これは確か、忘れかけた、あの、ブルっ、だったはず?
ということで、巻いてきたら掛かってました、この方、姿を見た、会うことができた。
今日もほんと、ゼロかイチか。
ゼロがイチになったことの大きさ、よろこび、サビき続けた甲斐ありでした。
ありがとう、公園のキスゴさん。
公園メンバーズのこの日。
JUNさん(大型マコガレイ狙い)、キスゴ1尾。ヒガングーフ1尾。
ヒガングーフは私が受け取り、馴染みのナンブ店主(免許持ち・大塚駅)へのお土産に。
そしてリーダーの黒ヒツジ(さすらいの公園50マコガレイ一発勝負野郎)
視線を落としてたたずむ右端の背中がこの日のすべてを物語っております。本人曰く。
「ううううう、9連続ボウズ、自己最悪記録です、このまま更新し続けたら、、、嗚呼」
つまりは、9連敗、つまりは大相撲でいう「初日が出ない」ということ?
なんとか春を呼び込む一枚を! 黒ヒツジよ、わたし、祈ってます!
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