2018年5月20日日曜日

定例パトロール、横須賀&横浜

徳丸のナオキさん、うみかぜ公園の黒ヒツジ&ジュンさん、しばしの、ご無沙汰でした。


本当は、三崎港の先にある岩場でカワハギを狙ってみる目論見でした。

ところが、生憎の、強烈な南西風が轟々、三浦半島の西側、南側は、ゼッタイ無理。

まず向かった先は、横須賀市、林交差点の活きエサ徳丸さん。

ナオキさん、元気かな? 

とてもお久しぶりなので、おそるおそるドアを開ける。


「あ、M川さん、今日は来てましたよ」と店主ナオキさん。

ということは、黒ヒツジとジュンさんは、うみかぜ公園に居るということ。

「なんでも、おツレさんは場所取りで、夜中の12時に来たそうですよ」

ああ、なんてことを!!! なぜ? どうして?

「大きなサバが回っているので、カゴ釣りの人たちの数が凄いんですよ」

平日の朝から、公園は、おとろしいコトが起きてるようです。ひえええ。


ナオキさんのお店では、アルバイト急募のようでした。

「海上釣り堀のお客さんの数が凄いのです。土日は、応対するのが大変でして、、、」

えっ、家が近ければ、私が、行きたいぐらい、岩イソメ、青イソメ、触れますし笑。

それにしても今どき、とっても、景気のいいお話を伺いました。

とにかく、ナオキさんの扱うエサは、最高クラスだと、シロウトの私にも解りますし。


案の定、うみかぜ公園は、ほぼ満タンの状態でした。

一定の間合いを置いて、遠投カゴ釣りのみなさまが、並んでいます。

カゴ釣りは、ウキを潮にのせて流すという性質上、相応の空間が必要のセオリー。

浮遊するウキが点々と並んでしまうと、フツーの投げ釣りは、まず入り込めません。

公園左側の商業施設前に見える、黒ヒツジ氏たちのもとへ向かいます。


差し入れは、かっぱえびせん。

やっぱりね、疲れている時には、エビ、、、、オキアミは、人間にも必要ですぜ。

アミノ酸の適度な摂取で、活性を上げるのだ。

あれっ、ところが、とても、テンションの低いふたりなのでした。


ジュンさんは、前述のように、真夜中からのフィッシング。

黒ヒツジ氏は、連休明けから続く苛烈な仕事の量で、かなりお疲れの様相。

大潮とあって、時折起こる、自縛、おまつりの数々。

「あーあ、いま絡まなければ、きっと、喰ったはずなのに、、、」

お互い毒づきあい、牽制しあいながら、時合いを待つふたりなのでした。

私は、公園から北上、定例パトコースの長浦へ向かう。


通称、カイグン前、こと、長浦港。

海上自衛隊の多くの艦船が停泊する、横須賀らしい光景。

あっ、今日は、常連さんたちが居ない! ということは?

好ポイントである、船道を狙えることであり、ビッグチャンスの到来!

と、思いきや、なんと、点々と浮かぶのは(写真には見えませんが)白いブイの数々。

つまり、船道には、ピッチリと網が入れられてあったのです。

常連がいない=それ相応の理由がある、と、いうことですね。きびすを返しました。


長浦港への入り口付近にある、スタンドそば船食。

製麺所が、展開する、とても素敵なそば・うどんのお店です。

近所の、海上自衛隊や、大手電機メーカーの、御用達らしく、朝から賑わっています。

そして、ここでも、店員さん募集の貼り紙が、、、、、巷間いわれるところの人手不足?

近くだったら、私が、行きたいのに。ああ、修業がしたい!


結局、また、行き着いてしまった感のある、幸浦埋立て地。

福浦の金沢区緑道公園の岸壁で、竿を出しました。

いつも入る南寄りのヘリポート側ではなく、初の北側を選んでみました。

というのは、風を避けようという、千客万来の様相で、とても入り込めず。


北側は、比較的、空いていたのですが、、、。

ここにも相応の理由があるもので、網を入れた目印といえるブイが点々と。

しかも、要所を締めるかのように、見た目から潮のよく効いている箇所には、まず網。

大潮だから、なのか、いつものことなのか?

浮かぶブイを注視しながらの、釣りになりました。


手前には高い壁。

ただでさえ、キャストの下手な私は、網のブイを意識しながら、おっかな、びっくりと。

こういう、窮屈な釣りを続けていると、疲れるものです。

竿を置いて、休む時間が長くなってしまい、これはいかんと、思ってまた竿を持ち。


休んだら、立ちどころ、この子が食べてくるわけです。

戻ってくる仕掛けがまだ冷たく、海の底はカレイの活動範囲という印象。

ということは、黒ヒツジ、ジュンさんからの朗報を期待するものの、

ケータイは、シーンとしたまま、、、目覚めよ、東京湾。


あっ、なにかついてる!

風に舞う、この子、お魚の生態反応があった。

とりあえず、ゼロが、イチにはなりました。

少し前向きになる、愛らしい姿なのでした。


しかし、その後は時間ばかりが過ぎてゆき。

壁に阻まれながら釣りを続けている苦しさ、、、これでアタリがあれば苦もなくですが。

♬背伸びしてみる海峡の〜〜〜〜、鼻歌をひねり出しながら巻き巻き、浦賀水道かな。

カカトを上げ下げする、とてもいい運動にはなる釣り場でした。

今日は、こんなところでいいかな?


早めに竿を納めて、帰途へ。

国道16号線を戻ると、とても香ばしい、昭和な雰囲気の中華屋さんを発見。

これですよ、これ、と、空いたおなかが、ぐぅーっと、鳴ってきまして。

丁度、新杉田にかかるJR根岸線がクロスしているあたり。

いつも上野駅で見ているスカイブルーの電車を、このあたりで見るのは、新鮮でした。


好物の、野菜炒めを注文。

旦那さん、奥さん、のおふたりで切り盛りされており、

さっぱり、すっきり、しゃきしゃきの、理想的な野菜炒めの味と食感に大満足。

うまし! うまし! とあっという間に平らげていると、

フルーツのサービスまで出していただきました。やった!


お店を出た、つきあたりには、お宮さんがありました。

マップで確認すると、杉田八幡宮とか。つまり、お店は参道に面しているわけです。

埋め立てた、新しい土地の多い横浜市ですが、この一帯は古えの風情あり。

ゆっくり散策のしたくなる、森も控えておりました。


食べたばかりなのに、、、根岸線のガードの下には、カレーとケバブのお店。

ぷーんと、いい匂いがしており、つい、ふらふら、テイクアウトしてしまいました。

さすが、飲食店のレベルの高い横浜、うまし! うまし! と食べながら運転。

手と頬をべとべとにしながら、本牧から首都高に乗って帰ってきました。

素晴らしき、釣りパトロール、みんなの顔を拝見し、お昼を食べただけでしたが。

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