明日は定休日だ!
前夜、仕事を終えてから、遅い時間に、横須賀うみかぜ公園に到着。
空いていると思いきや、とんでもない!
同じことを思う方々は多いようで、護岸は釣り人でいっぱい。
しかもクルマは、増えてくる一方なのです。
びっしりと浮かぶ電気ウキの灯りをかわす自信がなく、手元にポトンと。
ま、これでも、熱帯夜の浜辺、釣りができれば、溜飲は下がるというものです。
左斜め、横須賀米軍基地の野球場の灯りが、まぶしい!!!
エサは、アオイソメ、イワイソメ、大型サイズのオキアミまで用意。
装填十分の"食物"につられてか? アタリは頻繁にありました。
でも、なかなか掛からない。嫌な予感が、、、、、。ハリスは傷ついているし。
右隣りで投げている女性も同じ様子が続いていました。
そして、正体見たり、、、ま、こういうことですね。やっぱり。
産卵のため、群れは相当大きなものらしく、仕掛けを入れた途端にガツガツと。
このまま帰宅するのであれば、キープ。
持ち帰って、大塚「壱縁」の南部さんのネタとなるのですが、翌日の泳ぎを控えて。
釣っては戻す、ばちゃん、ばちゃん、と釣り戻しを、繰り返しました。
グーフィーとの連続する対面により、すぐギタギタになっていくハリス。
根比べ、です。したたる汗を拭いながら、結び直す。
公園の外灯の下に、どっかと腰を下ろして、開き直った気持ちになりました。
でも、暑いし、汗で、目はかすむし、こういうのは、ちっとも楽しくないですね。
駐車場のクルマは、エンジンをかけて、エアコン全開。やがて、次第に、、、。
あ、こっちのほうがいい、、、疲れていたので、気を失ってしまいました。根負け。
コケコッコーーーーーーーーーーーッ!!!
朝から、太陽ギンギラ、ギラギラ、めりめりと暑くなってました。
三笠公園、戦艦三笠のたもとが、猿島へ渡る船乗り場。
水泳道具一式を携えて、いそいそ、やってまいりました。
水着には前夜から着替えてあります、昨夜から水着で釣りをしてましたのです、暴露。
1番船は、8時30分に出船、乗船代は往復運賃に入島料を入れて1500円なり。
その乗船ゲートに、まさに一番乗りで、並んでしまっていました。
パチンコや、パチスロには、こういうオバサンは、いらっしゃいますけどね(大笑)
息子や娘たち世代のクルーたちからすれば、張り切った母親を眺める想い?
そうなの、泳ぐ気、満々、泳いで、魚を見るしかない!
鼻息の荒い母親を乗せて、桟橋を離れた船は、約8分で猿島に到着。
東京湾には、こんな素敵な、離島、無人島があるのです。
2年前の、猿島の初探訪での容態は、こちらもどうぞ↓
http://macobusa.blogspot.com/2016/08/blog-post_6.html
渡った猿島の対岸が、横須賀の市街地。
昨夜過ごした、うみかぜ公園が、左手に見えます。
右手の、横須賀中央駅のほうには、高層の建物もあります。
平地が少なく、坂の都でもある横須賀では、やはり人は「上」へと行くのでしょうか。
海水浴は、ロープで仕切られた内側で。
しかし、2年前にも感じたことですが、このロープが素敵なアイテムなのです。
猿島は、東京湾の出入り口の、浦賀水道のなかの孤島のため、潮の流れが早い。
このロープにつかまって、下を見ていたら、いろんな生物を見ることができるのです。
流れる、流される、いろんな生き物の数々、人間は、ロープにつかまって、見るだけ。
まず、まこぶさ食堂の店主。
防水カメラの自撮りも、すこしづつ慣れてきました。
フエダイ? コブダイ? こんな魚、いますね。
話しは変わって、ジドリと入れると、地鶏と、出てきます、そうか、私は地鶏だ!?
うわっ!!!
遭遇のたびに、何度も水を飲んでしまいそうになったクラゲたち。
それも、午前中は、とっても多いとスタッフに教えられたとおり、
流れに乗って、次々と現れてくるものですから、怖いのなんの!
SF映画の、円盤のごとく、早い潮にのって、どんどん飛んできます。
おかげさまで、クラゲをかわす技術は身に付きました。
私の真下に集まってくれていた、キュウセンの家族。
やっぱり、キュウセンって、かわいいなあ。
身のこなし、くねったり、ひらを打ったり、仲間とコミュケーションをとったり。
数匹の集合体のなかで、1尾だけ大きな個体がいて、次第にメス→オスへと変容するサマ。
体格の発達と、色彩や柄が、変わってきているのが見てとれます。
それは、どの家族も一様で、性転換する魚族の、不思議に触れる光景です。
人間は、ときどき、ちょっと、キューソク。
船がついて、ワンパク坊や、にぎやかなお嬢ちゃんたちのグループがやってきました。
幼稚園年長? 小学校1年2年生ぐらい、渚へ来て、おおはしゃぎ、そりゃそうでしょう。
日本人の海水浴は大きく減少しているとニュースにはありました。
でも、小さい頃は、大、大、大、大好きだったでは、ないですか!
大好きだった私は、幼少の頃、おおはしゃぎのち、波にさらわれた大洗の海。
祖母に助けられて今日があるわけですが、塩水を飲んでも、海は大好きです。
猿島は、東京湾の出入り口、浦賀水道の、まっただ中、にあります。
生き物だけでなく、いろんなモノが流されてきて、漂着。
大木、流木、超大物でした。スタッフが力をあわせて熱砂の渚を搬送中。
若者たちだけでなく、中高年のスタッフの皆さまも活躍していました。
海水浴の、エリアを策定するロープにつけられた目印。
赤い旗がつけられてますが、そのフロートの部分にあたるブイが水中観察の要所。
写真には、しっかり写りませんでしたが、浮かぶブイの周辺には、小魚たち。
ブイは、木陰ができて隠れ家となるらしく、また水流のアクセントにもなる。
プランクトンが流れ留まる箇所となるらしく、小魚が集まるようです。
小枝を束ねて海に浮かべて、魚の付き場とする漁の原理が少し解りました。
猿島の用意したレンタル釣り道具で遊ぶ坊やたち。
エサをつけて投げると、すぐにアタリがあるそうで、興奮気味。
キュウセンの姿はたくさん見るので、掛からないかなあ。
また、アタった、よ。
坊やは好調、巻いて巻いて。ところが、、、、。
あれっ? エサがない、ハリもない、結び直して交換。
坊や、ワタシには解る、、、、嫌な予感と、想像される、その正体。
正解、、結局のところ、この子ばかりが、はばかります。
日中ではなく、もう少し早い時間なら、お土産に出来る魚の可能性はあり?
売店で購入した、鳥カラの正肉部分をちょっとちぎって、泳いでみました。
水中で、さらに細かくちぎって、キュウセンたちに与えてみると、ウケてました。
鶏肉というのは、少ない脂肪分の性質の良さを、魚たちも理解するようです。
ちなみに、イカやタコにもウケがいいようです。
トリカラに惹かれたのか、私のまわりにすっと集まったのは、クロダイ。
その1尾を、なんとか写すことができました(写真左側に輪郭が見えます)
クロダイも、大と小の組み合せの家族構成で、大きなメスをとりまく小さな複数のオス。
メスに変化せず、一生オスもままのオトナも居るようですが、
キュウセンと同じく性転換する不思議な生態に、見る側も惹かれていきます。
帰りは、お昼過ぎの便で、横須賀市街へ。
一番船での渡島だったため、適度の満足感、疲労感、いい感じでした。
アメリカ海軍基地のすぐ横を通りながら、猿島の特殊な位置関係を改めて認識。
横須賀市内の、お惣菜店「茶屋本店」にてちょっと遅めの昼食。
好きなオカズを、好きな量をとって、あとはご飯と味噌汁でいただくスタイル。
これって、なんとなくですが、海軍方式なのでは?
無化調、無添加が、このお店のウリでもあり、納得のお昼となりました。
午後の眠気を、缶コーヒーをすすり、拭って、帰宅の途となりました。
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