中央線ならフツーだと、府中の試験場へ行くのですが、、、。
指定場所のなかからさらに足を伸ばして、青梅警察署を目指すことにしました。
せっかくの平日休みなので、免許の更新すらエンタメを目論む遊興根性。
JRお茶の水駅からオレンジ色の快速に乗って、立川で青梅線に乗り換えました。
青梅線の線内では、開閉ボタンが作動してました。
新型電車のボタンは、まわりをLEDランプが囲んでいてとてもキレイ。
トビラをあけると、小さな旅の、はじまり、はじまりぃ〜〜〜。
青梅警察署へは、河辺(かべ)駅を下車。
案内掲示板の眺めながら、、、青梅、、、高校生の時のキャンプ以来です。
しかも、市街を歩くのは初めて。青梅はいつも奥多摩へ行く時に通過するだけ?
こういう街が、私にはとても多くて、、、ほとんどそう。
公共サービスと大型ショッピングセンターが結びついた河辺駅前。
建物を見上げながらデッキを歩きだしました。
駅前を離れると、区画が整理されて、新しい家の建つ住宅地を、てくてく。
初めての街というのは、どこをどう歩いても新鮮で楽しいものです。
警視庁青梅警察署も新しく瀟洒な建物でした。
本庁舎の隣に、免許専門の別棟がありまして受付。
眼の検査、写真撮影、淡々と、スムーズに、そして約30分の座学講習。
これも優良ドライバーで居られたから、なのですが、小一時間で終了いたしました。
更新された免許証の裏を見て、ふと気がついたこと。
こういう条項が書かれていたことを、私は、知らんかった!!
内容は、臓器提供についての意志表示を、ここの署名によって出来るということ。
免許証の重みを改めて再認識いたしました。
青梅警察署から河辺駅に戻り、駅の反対側へ降りてみる。
細いエスカレータ=の窓が、ステンドガラスになっていて、なかなか素敵。
できれば、多摩川を見ようと、見える山に向かっててくてく歩いておりますと。
大きな標識が飛び込んできました。なるほど!
毎年、2月の恒例ですね、そこを、てくてく通り過ぎて、目指すは多摩川。
まずは最初にかかる大きな橋に到着いたしました。
河岸には、大きなマンションが建つ。しかも、あちこち、ちらほらと。
人気のリバーサイド、さすが東京都西北の人気タウン青梅の魅力は多摩川。
川岸へ降りてみました。
水がキレイでした、これなら泳げるか、なんて、もう夏のことを想像したり。
崖上には別荘のような立派な戸建てが幾棟もあって、なるほど!
川に魅せられた人には、大都会の暮らすオアシスなのですね。
河岸の公園に、古民家がありました。移築された母屋なのだとか。
梅と早咲きの桜がランデブー、早春の風情にひたるお庭かな。
平日とあって、訪れる人はまばら、学芸員さんの説明は熱を帯びて、、、。
公園をあとに、勾配をのぼり、青梅駅を目指す。
落ち着いたたたずまいは、とても和む街並でした。
あ。これ確か、サンバード、、、でしたっけ?
懐かしい鳥ちゃんのマーク、それは営業をとっくに終えていたのですが。
こうした、たまには寂寥感も漂わせる青梅の街をぶらつきながら、青梅駅前へ来ました。
都バスの発着するロータリーにタクシーが数台。
東京駅から直通電車もやってくる駅前にしては、素朴、のんびりと、これが。
青梅市の人気なのだと実感しました。
駅前の、ちょっと大きな喫茶店の遅いお昼をいただく。
店内は、屋根のある多目的広場のような空間にリニューアルされていました。
夜にはまた違う雰囲気なのかな、、、フツーにサンドイッチとコーヒーをいただく。
そして、せっかく青梅まで来たのだからと、有名な鉄道公園へ寄りました。
同行のヒツジ(釣りシツジ)のリクエストなのは至極当然ですが。
ま、公園は山の上にあって、お昼あとの腹ごなしにはうってつけ、でした。
入場料100円はたいへん良心的。
屋外には、実車、それもヒツジの言う名車のオンパレード(とか)
まわりには、カレシ、パパの、熱心な解説にうなづく彼女や若いママ、子どもたち。
鉄道記念施設特有の、「何度も聞かされてる顔」の女性たちがいらっしゃいました。
でもね、それも、よしじゃないですか! 汽車、電車、かわいいモノ。
え? DとFの違いを今日知りました、、はいはい、人生、勉強です。
屋内展示も、模型、パネル類など、さすがJRの実力を見せつける充実ぶり。
ヒツジは、特急模型の前面の窓が外れていたのが悲しかったそう、、はいはい。
お待ちかね、模型の運転タイムも拝見。スタートはこの曲。
♬ぼくは電車〜〜速い電車〜〜〜だけどひとりじゃ走れない〜〜〜。
ムスコたちが大人になってしまい、すっかり忘れていた旋律に思わず目元が、、、。
春ですね、春なんです。
鉄道公園を出て、高館から青梅の街を見下ろす。
古い街並に、ポツポツと建て変わった新居が見えて、くだっていけば多摩川。
免許更新の小さな旅、こういう発想も成功だったなとひとり悦。
早咲きの桜、すでに盛りを過ぎて葉桜になっていました。
帰りは、青梅から途中、拝島で西武新宿線に乗り換える。
行きとは違った車窓を眺めながら、髙田馬場駅へ戻ってきました。
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魚が好きなのか。釣りが好きなのか。求めて旅する、今日もまた。
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