東武電車に乗るため、家からは都バスを使って、浅草駅へ。
朝が早かったこともあり、おなかが空いてきました。
古くからある地下道に、いい匂いがたちこめているので、たまらなくなって足を止め。
揚げたてのかき揚げをバシっと乗せて、サクっ、つつつつツゥーーーッと。
浅草で、立ちそば、粋だね、鯔背だねえって、今日も朝から独り悦病の開始。
旅ゴコロを駆り立てる浅草駅の改札口。
フツーの通勤電車、群馬特急、日光特急、よりどりみどり。衝動にかられそう。
フツーの電車の、区間急行に乗りました。平日の下りなので、車内がらがら。
浅草駅を出て、隅田川を渡って、しばらく。
車窓にスカイツリーが現れる。空いてる車内なので、遠慮なく、撮ってしまう。
約40分ほどで、東武動物公園駅に到着。
1番街なる飲食街へふらふらと、、、あ、反対側の出口でしたと、狙ったボケです。
浅草で呑んで、電車で醒めかかって、酔い直し、、、みたいな飲食街でした。よし。
動物公園へ向かう途中、なんだこの建物は?
ふらふらと、好奇心のおもむくままに入ってみますと、素敵な喫茶スペースが。
コーヒーを注文、ひと息ついて、まわりを見渡せば、語らい、学習の集い。
さまざまなグループの集まる、地域コミュニティでした。よしっ。
と少々の道草あって、東武動物公園正門。
行きたい、いつかは行こう、、を実行、そういう場所のひとつでした。
右側は、ベビーカーを押すママさんグループ、平日ならではの、がらがら感。
そうでした! 東武動物公園といえば、カバさん、カバ園長。
おおきなモニュメントのお招きにあって、園内遊行の、はじまりぃ〜〜っ。
で、まずカバさん、さすが表看板どおり、威風堂々、愛嬌あり、かわいい。
怒るとコワイらしいですが、見惚れる迫力、この動物の虜になる気持ち、解ります。
↓ズズズズッと、大型動物の鑑賞をたっぷり、平日の空いた園内ならではの、大見物。
ヒグマさん、じつは女の子なのですが、エサをあげようと専用自販機をいじった途端。
すっくと立ち上がり、舌なめずりしてのアピールを開始、ゲンキンでんなあ。
おねだりに負けてしまい、ついつい400円も使ってしまいました。
↑顔、表情のかわいい、おもしろい草食系シリーズをラインナップ。
このテの方々は、やはり顔で得してますね、フツーにかわいいですからね。
うーん、なんとも、なんだかなあ、人間もなあ、と考え出すとキリがありません。
ホンドギツネさんが、こちらを見つめる瞳がうるんでました。
もしかしたら、花粉症では? けっして冗談ではなく、今年の花粉は、、、、!?
なにかを言いたげな、ボス猿氏と無言の対話をかわす。
人類に近くなると?以心伝心のような、もちろん、すべての動物に相通じることですが。
一巡しながら、率直に感じた当園の特長。
飼育されている動物たちとの距離が近い! すごく親近感が湧くのですね。
鳥たちも、種類によっては、ぎりぎりまで見るのことのできるので見つめ合い。
アナタ、こんなこと出来るって仕草の一本足のフラミンゴ。
は虫類も同様に、表情のドアップにまで迫れます。
ゾウガメさんなどは、草を食む時に目を細めるので、なでたくなるほど。いいこいいこ。
接近性を重んじた?とも思える展示の仕方に脱帽です、園長さま!スタッフの方々。
お昼、動物を拝見しながらいかがなもの、、、と憚るものの、煮込みをいただく。
これが、うまし! いかがなもの、、、と後ろめたくはあるものの、うまし! でした。
モツ煮込みを平らげたあとに、猛獣たちの顔を見るのも、いかがなものか。
眼前を、ホワイトタイガーが、行ったり来たり、やはり接近の迫力に酔う。
と、訪れることのできた東武動物公園の魅力に浸った次第でした。納得!
動物園の正門を出て、左側の建物がどうしても気になったので、足を向ける。
まるで、世界遺産になった養蚕場のようであり、木造に見えて、実はコンクリ。
これはなんだろうか? 建物は水辺に面しており、はてなはてなと周囲を巡り、、、。
建物の正門をやっと見つけて解ったこと。
小学校なのでした。笠原小学校。スマホを開くと、1982年建立。そして。
ハダシ教育を実践、日本一通いたい小学校のひとつ、とかいう賞賛の声まで。
でも、建物だけで、孫を通わせたくなる人はいるでしょうね、私らの世代は。
孫を通わせたくなる小学校の庭は、そのまま、おおきな芝生でひろがっており。
ぷらぷら歩いていくと、イス、テーブル、農作物が並ぶその名「新しい村」
地域で採れた野菜、果物、特産品、お弁当、パン、、、市場です、いい感じ。
ご当地は、埼玉県ですからね、まずは、ネギ、長ネギです。
太くて、白くて、青々として、瑞々しくて、甘い。ネギからも出汁がでる。
立派な長ネギを見て誇らしい気持ちになるのは、私も同県出身ですので、つい力が入る。
小学校のある一角は、こうした、文字通りの新しい村になっているのでした。
さらに、小学校から流れをはさんで適度なサイズの池があり、釣り人の姿。
みなさま、へらぶなを狙って、ウキを見つめているようでした。
池の向こうに、東武動物公園遊園地の目玉、篭のようなレジーナの姿が見えます。
動物園、小学校、地域マーケーット、釣りをしながら孫を出待ちできる池。
出待ちはちょっと飛躍かもしれませんが、今の時代の街づくりを夢想してしまいます。
これが池だけでなく、川や海だったら、素敵な生活だろうなあ。
孫が出来る日はまだ遠い彼方でしょうけれど、つい考えこんでしまいました。
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魚が好きなのか。釣りが好きなのか。求めて旅する、今日もまた。
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