豊橋駅前は初めて、、おおっ、スペースシャトルが飛び立っているのか!
豊橋は、通過するばかりだったので、新鮮な風景でした。
新幹線こだま号で、2時間ちょっと、、のぞみ号で名古屋へ行くより遠い?
目的用事がないと来ない土地?、それはまた、本当の意味での旅かも、率直に。
駅前から、市電が出ていました。いいなあ、路面電車の街というのは、、、
大塚にもあるもんね、えっへん、なんて旅に出てつい地元を自慢してどうする!
いえ、ほんと、市電(東京では都電)のある街、地域は素敵だと思うのです。
電車の路面とクルマの路面が、共存できる、ゆとり、便利、ヨーロッパ的?、、
ところで、電車なのですが、よく拝見するとパトカー仕様? でした。
用事のひとつ、駅前の右手、北側へ伸びる水上ビルディングへ表敬訪問。
水上とは、河川を暗きょにして、その上にビルを建設したため。
幾棟ものビルが、河川の流れをなぞるように建っているのが印象的でした。
1階が店舗、2階から上が住居、超大型ビルという斬新な発想は評判を生み、
経済成長期の象徴でもあったそうですが、現在は空室、空店舗が目立ち、、、
駅にほど近い立地を考慮して、再生へのさまざまな試みのなかにあり、、、
若い方々を中心に、志向性のはっきりした飲食店・雑貨店などが出店、
豊橋の魅力ある新しい見所になりつつあると、、、書かれているガイドもありました。
ところで、豊橋駅には、赤い電車の名古屋鉄道もやってくるのですね。
やって来るといえば、さきほど降りた新幹線で、気がついたことがありました。
在来線の線路の横を、一緒に走っているんです。一応、仕切る柵はありますが。
猛スピードでの通過を、アゼンとしながら眺めてしまうこと、しばし。
新幹線といえば、必ず高架線、という図式では、なかったみたいです。
豊橋駅の南側へも回ってみました。
昭和の匂いを残しつつ、令和の刷新?、相応にリフォームされたお店が並ぶ。
こういったリニューアルを見て、常々思うことなのですが、やり過ぎないこと!
作り過ぎ、直し過ぎ、意識し過ぎ、、は、痛くなりがちに、これがホント難しい。
豊橋で、気になって、いただきましたもの、その1、ギョウザ。
県境をまたいだ隣町の浜松が、宇都宮と並ぶギョウザタウンの双璧ですので、、
余波ですかね、ポツポツ、とですが、手作りギョウザが目立ちました。
底に敷かれたモヤシが、とてもヘルシーでマルです。もやし、へるしー、オヤジ。
その2は、豚汁、、豊橋といえば、豚汁なのだそうです。何故か?
地方都市なのに、東三河の中心地だったために空襲を受けた豊橋市。
復興の闇市で人気を博した"汁物"がルーツにあるということです。
うまし! さすがはご当地、八丁味噌仕立て、濃くて、あまし! 塩分控えめ。
コケコッコーォーーーーーー! レンタカーを借りて、レッツゴー。
海へ向けて走っていくと、市立野外教育センター、その先に砂浜が広がっていました。
クルマが横付けで、太平洋、砂浜、とくれば、サーフィン、投げ釣り、、、
豊橋市が誇る野外教育センターの浜辺は、素晴らしい環境でした。
釣り人と、サーファーの棲み分けが、スムーズにできた海岸線、、、、
と、感動するところはココではなく、浜辺、砂浜、産卵にくるアオウミガメへの配慮、、
海とだれもが接する岸辺での、人間のこころ配りの大切さと申しますか、、、
豊橋市の野外教育センターの在り方、考え方に、襟を正した次第でした。
よしっ。せっかくだから、と。
初めての渥美半島、このまま走って、伊良湖岬を目指すことにしました。
砂の台地、緑の生えた砂丘の地形を、道は上がったり下がったりしながら続きます。
畑には、トウモロコシ、スイカ、ああ、夏はきぬ、ですねえ。
ようやく見つけた(道中にあった)喫茶店、ここしかない!と入店。
モーニング一丁、なにも食べずに市街を出たため、お腹が空いてました。
充実のモーニング、安価、ひきたつコーヒーの香り、癒されます、、納得のモーニング。
やはり、名古屋を抱く愛知県の誇りのモーニングと、言わんばかり、、でした。
そして、走っていた国道で気がついたのですが、この数字は、、
あの、42号線ではないですか! こんなところも走っている事実にびっくり!
国道42号線といえば、紀伊半島を一周する、沿道には、旨いお店ばかりが集う、
あの、食い倒れな、素敵な、、、通称・紀州飲食街道がなぜここに? 後述。
半島というのは、岩と砂の出っ張り、、というのは渥美半島も例にもれず。
それも、相当な規模の、岩、砂、砂丘、なぎさが、現れるのでした。宝庫か。
しかも、連日の雨続きにかかわらず、なにかの拍子か、タイミングか?
雲は薄くなり、淡い陽射しがさしてくるは、おかげで釣り人のみなさまの数が凄い。
渥美半島のハイライトのひとつ、という、恋路浜と高台のビューホテル。
中京エリア屈指の身近かな観光地、保養地、、なるほどねえええ、と感嘆!
太平洋の黒潮に洗われる突き出た岬を眺めること、しばし、、いいところ、、、
ボォーーーーーーっと、して、一日を過ごす人も多いでしょうね。
日出の石門、と呼ばれるところ、この穴からのご来光がおめでたいとのこと。
伊良湖岬のパワースポットとして注目されて、結構な数の来訪者がいました。
海外の方も目立つので、日出づる国の、さらなるご利益の地か。
国道42号線は、伊良湖港からは国道フェリーになっていまして、、
通称、伊勢湾フェリーですね、国道42号線のワケが理解できたワケです。
鳥羽から先、道は、尾鷲、熊野、新宮、串本、周参見、白浜、田辺、、、
大きな紀伊半島をぐるりと回る道へとつながっているワケでした。
島崎藤村の椰子の詩情でも知られる伊良湖岬。
黒潮と海風がいろんな種子を運んでくるのでしょうかね。
南方をイメージさせる鮮やかなピンクの花を見つけました。
えっ? 栽培種? 植えられたモノですかね、検索サプリを作動、結果は?
それにしても、竿を持ってこないと、空はたいへんよく晴れるようです。
どちらの浜辺にも釣り人がいらっしゃる、波も小さいし、いい感じなのです。
この方の釣果を見せていただきましたら、おおっ、やはり、いい感じですねえ。
手ぶら、丸腰、手出しせず、、、ほーら、神様はやはり、いらっしゃるのか?
とか、、、半分、口惜しくて、後悔しながら豊橋市内へ戻ってきました。
朝出て、さくっと回ってお昼ぐらい、、渥美半島はそれぐらいの規模でした。
伊良湖岬を回りこんでからは、三河湾の、まるで湖のような水面と干潟の風景。
ここは一丁、豊橋の先の豊川まで行ってみることにしました。
豊川市といえば豊川稲荷。初めての参拝をしました。三大稲荷とか。さすが大きい。
初めて知ったことですが、豊川は戦中、海軍工廠のあった関係で空襲された。
勤労の学徒、女学生がたくさん犠牲になり、その御霊を慰める大社でもありました。
そういえば、東京もみたま祭りが近い、、しずかに合掌。
と、すこし殊勝な気持ちになったところで、門前の飲食街をぶらぶら。
ちょうど、お昼時といいますか、すっかり遅いお昼なため、おなかが空いてまして。
浜松に近いから、うなぎ、、飢えるとなんでもよくなる悪いくせ、、うろうろ。結果↓
煮込みうどん、東三河は、うどん地域であるとか。当然、八丁味噌仕立て、うまし!
きしめん、冷やしで、、ほぼご当地、うまし! すっきり、切れのいい、きしめん。
三大稲荷で、お稲荷さま、出来過ぎ、定番、鉄板? うまし!
いつもより多めに食べております!みたいに爆食してしまう中京のご飯?
おなかが一杯になると、つぎにくるのは、睡魔、ねむし!
気合いを入れようと、さらにもう一丁とドライブ、、一度、コンビニで仮眠。
こうして着きましたのが、蒲郡の街でした。
干潟にのびる、橋、その先に島、、有名な絵はがきの風景をまのあたりに。
絵はがきの風景、その後ろには、蒲郡クラシックホテル、優雅、格調高い。
建築物の見物に訪れる方々、、、外国の方も多くいらっしゃいました。
たまには、こうした観光名所散策もよいのではと、、。
その眼前に広がる干潟で行われていた、アサリ漁。
三河湾の貝類は、とても味が良いとの評判でした。
で、爆食後のはずが、つい弾みで買ってしまった豊橋のチクワ、名代です。
焼きたて、太い棒を持ったままで、はふはふ、といただく巨大な胃袋にアゼン。
お土産といきたいところですが、数本まとめてでは量が多いと断念。
そこへ、目に飛び込んだのが即席ラーメン6袋入り。えっ、これは見たことない!
昨今の、ご当地ブームを反映してか、隠れ名物の匂いがぷんぷんしたので、つい購入。
こうして、再び豊橋駅から新幹線で帰京したのですが、痛感したこと、重複しますが。
釣り竿を持っていかないとよく晴れる! このジンクスが破られません。
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魚が好きなのか。釣りが好きなのか。求めて旅する、今日もまた。
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