2019年12月15日日曜日

さらばアサリちゃん、横須賀うみかぜ公園 送別会

アサリちゃんが退職、秋田県大館市へUターンすることになり、お別れの会となりました。


この方はアサリちゃんではありません。浜田直樹さん。

送別会でアサリちゃんが使うエサを販売してくださる活きエサ徳丸の店主。手にしているのはオニギリ。ま、人間のエサみたいに写りましたが、私が作った蛸飯のオニギリ。浜田さんにひとつおっそわけして、27歳の若者の新たなるかど出を祝っていただこうかと。

蛸飯には、多幸めし、幸多かれという願いを、握り込める意味合いもありまして、、、。


購入のアオムシ(アオイソメ)はざっと1kgあります。活き抜群、きときと(解る?)

今回、アサリちゃんの送別会を催すにあたり、発起人の黒ヒツジおよびアサリちゃん上司ジュンさんの発案で、みちのく山河の大館市に帰郷のあかつきには、そうそう海へ行くのも難儀な道程。ならば東京湾の見納めにアオムシの1kgぐらい使い果たしての花道がよかろうと、まるで特盛りのソバのような環形動物が餞別になったのでした。

ところが、その一部を浜田さんの店舗から取り忘れてしまい、後続の私とヒツジ(今回も運転手兼撮影係員)がうみかぜ公園の前にお店に立ち寄った次第でした。


長い前置きとなりましたが、主役アサリちゃん、27歳、美容師。

秋田県大館市出身。上京、ジュンさんのまかされるお店で修業を続けて晴れて今月いっぱいで退社。来年からは故郷に根を張って生きていくことになった若者の笑顔。

東京へ出て、変化したことといえば「太りました」とのこと。なるほど、初めて会った時からすれば、顔は丸くなった。かな? えっ、太るぐらいラクした、、はずはないよね。


アサリちゃんの大館市凱旋(前祝いにて)、カンパーイ! 乾杯!

左から、黒ヒツジ(肩に写ってる自分でつけたマコガレイ・ロゴに注目)
U子さん(うみかぜ公園久方ぶりの登場、船上ではマグロとの綱引きを繰り広げる!)
ジュンさん(二人目お嬢ちゃん、二歳半になりタマランちゅうに自慢げオヤジ)
アサリちゃん(ジュンさん、黒ヒツジと出会ったことで飲めないお酒もいつの間に、、)
私(ずっとノンアルだったのですが、朱に交われば酒に交わり、今日も運転手付き)

若者の送別会が、うみかぜ公園での木曜定例会の納会になりました。


というのも、今年、連続して関東を襲った台風によって、横須賀うみかぜ公園も例外なく大きく傷つきました。

釣りを、するにも、大丈夫な場所を選んで、しかも周囲に気を使いながら、という状態なために、集まって多いに語らうわけにもいかず、相応に、自重していた次第です。

おそらく、それは、常連の方々みな同じ想いだったでしょうけれど、やがてポツポツと竿を出す人たちが戻ってきて、こうして年内、みな会うことが出来たわけです。

修復は、これから、なのでしょうけれど、工事が始まったら、またしばらくは自重なのでしょう。工期はもしかしたらかなり時間がかかるかもしれません。


ご無沙汰、そして送別会ということで、私はたいへん張り切りました、です。

前述のように、アサリちゃんの多幸を願って蛸飯を炊いて、バーベキューのために、食材準備をしました。ところが、私の勢いをいなすように吹き付けてくる風、しかもときどき強風、いつもの法則のようにイジワルな展開に。

しかし、クーラーボックスで垣根をつくり、天ぷらガードでカセットコンロを囲い、執念の開始、調理に励んだのでした。


まずは、ジンギスカン、北海道から直送のタレ漬け羊肉、キャベツ、モヤシ、ニンジン。

正直なところ、外で食べるジンギスカンは、これ以上申し上げようのない魅力の外メシ。

続いて、公園裏のショッピングセンターで追加購入。

まるちゃんの焼きそば、豚バラ、冷凍シーフードを絡みあわせまして、、、シェフ交代した黒ヒツジが、まことにかいがいしく、丁寧に炒めて、粉スープを絡めあわせました。

想いますに、外で食べるまるちゃんの焼きそばは、テッパン中のハガネ。

泣く子も黙るうまさではないでしょうか、、、ということで、久方ぶりのうまし!ハンコ


盛り上がる宴会とは裏腹に、みなさん、掛かってくるのは、グーフくんばかり。

この日は、ショウサイフグがグループになって集まっていたようでした。

私といえば、1投、したのみ。それが大失投、最近パックロッドしか使っていなかったために、投げ竿の感覚をすっかり忘れてしまって、、、といえばカッコいいですが、年齢とともに竿が言うことを聞いてくれなくなってきまして、回収。あとはヒツジまかせ。

アサリちゃんはじめ、皆さまに食材を食べて貰って満足。ほどよい疲れにハイボールも効いてきまして、クルマの助手席で大の字になっておりました。まるで、フグ、やね。


記念撮影、ひとりだけおかしなコトする人(私)は泪を見せたくなかった。

アサリちゃん、私の息子と同じ年齢のあなたに、私はなにもしてあげられなかった。してあげたのは、ほんの少しの飲食のお付き合いと、折角のお休みなのに寒風吹きすさぶなかでアオムシとかマムシとかで大切な指先をベトベトにしながらの根比べの同伴のみ。これが果たして、秋田県から上京してまでヤルことだったのかは、解りません。でもね。

私は、楽しかった。オジサンたちも楽しかった(はず) だから、ほんと、ありがとう!

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