♬秋の夜長を鳴き通す〜〜〜〜〜。
今年もそんな時候となりました、1年の経つことが、子どもの頃の1日のように早い!
♬ああ、おそろしい、虫の声〜〜〜〜〜〜〜〜。
はっ。私はナニを書いとるんじゃ、気がつけば、電池ランタンを眺めていたり。
部チョーとは、ほんとに部長。
千代田区、江東区、文京区、豊島区にまたがる某釣り部の部チョーでありまして。
やがて次第に、部チョーの本領(本性?)が、赤裸々になる日もくるでしょう。
ぼんやり、朦朧と、竿先を見ながら、それでも、缶ハイボールに口をつけつつ。
ところで、先ほどより、不思議な現象が続く。
ポンっとアタリはあるものの、そのまま。
仕掛けを戻してみると、ハリスだけ切れている。
グーフとは、違った趣きのする、切れ方?
不可思議の 正体見たり 鰐姿
部チョーが立て続けに掛けた魚で、ヒツジを含めて三人は納得。
コチ? ワニゴチ?
大きくはないのですが、よく切れる歯、頭部まわりの棘など武器の数々。
エサをくわえて首を振ったら、細いハリスなど切れてしまうのでは、と。
♬ああ、おとろしい ワニの首〜〜〜 (唱歌継続)
仕掛けておいたカニかご。
驚きました、、、オニヤドカリと一緒に入っていたのは、なんと。
ゴンちゃんではないですか! それも2尾。
針に掛かっていないゴンちゃんは、ピチピチと大変活きがいい。
危ないです、コレ、逃がす時。危ない危ない。跳ねるんです。
夜釣りの部は、これにてお開き。
コケコッコーーーーーーーーーーーーっ!
堤防を変えて、朝は、部チョーのワッペンカワハギから始まりました。
やはり暗がりより、明るいことは安全だなあ。
秋深し、岸辺のカワハギは、子どもが多くなった?
青みががってきたキューセンがドン!
部チョーの好調が続きます。
フットワークも冴える部チョー。
竿を抱えて、堤防のあちこちを動く。
釣りのお手本、探り歩く。
河口付近を狙ってきたようです。
しかし、こちらはガクっ。
カワハギによく似た、ノースベッド・グーフの王国だった。
持ち帰れません。
↓そして、極めつけ、本日のスペシャルゲストが来る部チョー。
ナンダコレハ?
うわっ。
これは確か、怖い方、とても美しいけど怖い方。
全身のヒレを、ぶわっと立てて、怒っていらっしゃる。
「空中で初めて見た」と、ヒツジ、みな同感です。
外して、お戻りいただくまで、怖い、怖い、触れたらエライこと。
朝から、マジに救急搬送は必定。
明るくなっても、危険いっぱい、油断禁物。
投げ釣りで、釣れる魚なんだ、と妙に感心もいたしましたが。
ビクついてしまった私に、この子があたる。
掛かりはちょっと。
スグ戻せました。
ズズズズっと重くなった。
この子も乗ってくる。
秋の、賑やかな堤防を実感。
掌に載せてとったら、フレーミングのミス。
来年の初夏には、ひと回り大きくなって戻ってくるのか?
世間話しを交えて、夜と朝の釣り談義。
久方ぶりの部チョーとの釣りは、さすが大先輩、釣り技も釣り物も、
スリリングな世界を見せていただきました。
現在、この堤防のリーダー格のようです。
↓締めは恒例、部チョーとの釣り絵巻にて。↓
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投げ釣りだから出逢う。人と魚、人と人が、水辺・岸辺を共有して暮らすための視点で編集。つねに新しい発見や感動と、魚への愛を忘れないあなたに読んでいただきたい一冊。書店様、釣具店様でも購入可能ですが、インターネットでもお求めになれます。
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