2016年11月3日木曜日

文化の日、伊豆と高知を同時にいただく!?

定休日が祝日。これはあまり嬉しくない。でも文化の日ですから。ちこっと、調理を。


解凍したキューセンのオス。

赤♀から青♂になりかかる、境界線上的な異化過程でした。

持ち帰った直後に急速冷凍。

冷凍、冷蔵の進化が、日を置いても楽しめる家庭の味に寄与していると思うのです。

ウロコを落とし、ワタを抜いたら、アルミホイルに載せてガスレンジのコンロへ。

ちりちりと、素焼きにしました。


[キューセンの産地と状況]

先週、10月27日、静岡県土肥港。

同港の北側に流れ込む土肥山川の河口にて。

清水港とをつなぐフェリーがやってきて、時刻はあたかも陽かたむく頃。

そろそろ、止めようかなと思ったところの、ラストの魚。

アタリは鮮烈でしたが、針を呑まれてました(ウデだ。相変わらず)


素焼きに、ポン酢でちくっとやりました。

上品。うまし! うまし! うまし! 

いやあ、ほんと、うまいなあ。

キューセンという魚、生身では半透明であり、水気があり、ボソボソしている。

それが、火を通すことにより、適度な締まり感覚と気品ある上質の白身魚に。


解凍したクロダイの子ども。

チンチンとカイズの中間ぐらいのサイズです。

味噌汁にしようと、熱したお湯に入れて、ひと立ちさせながら、しばらく。

お湯の表面に脂分が浮かんできたぐらいで、弱火にして味噌。


[クロダイの子どもの産地と状況]

今年の8月のお盆休み、お墓参りをサボって出かけた高知。

17日の夕刻、伊野町(現在は、いの町とヒラガナ表記)の仁淀川の河口の護岸。

期待したものの、予期しなかった雷光と雷鳴。

慌てて、クルマに避難して、カミナリ雲の立ち去るのを待つ。

雲の晴れ間を見て、速攻、道具を片付けたところ、掛かっていました。

針は大きかったのですが、呑まれてた(ウデだ。いづれにせよ、ウデだ)

コンビニで氷を追加して、持ち帰ってから急速冷凍した次第。

この時の詳細は、こちら→ http://macobusa.blogspot.jp/2016_08_01_archive.html


青ネギをポロポロと散らして出来上がり。

うまし! さすがは、鯛。鯛じゃ、鯛じゃ、鯛じゃ。

上品で、口中と鼻孔に広がる、鯛ならではの、脂分と味噌のハーモニー。

ただ、身に箸を付けると、なんとなくですが、皮に磯の匂い、があるかなと。

河を遡上する魚なので致し方ないのですが、煮沸が足りなかったのかなと、反省。

そこで、身だけを取り出して、今一度、コンロに載せて素焼きしてみました。

うまし! うまし! やっぱ、鯛じゃ、鯛じゃ、鯛じゃ。

上記、キューセンとの味わいの違いを堪能しながら、焼酎のそば湯割り。

11月ですから、ガソリンも変えてみることにしました。

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