2017年12月26日火曜日

東京湾で竿納め

2017年も残すところわずか。都内のメンバーで、久方ぶりに集まりました。納竿の儀?


休日だけ、お目こぼしで入れるらしい? 東京湾岸の某所に珍しく早朝より集合。

メンバーは、私、ぶチョー、フジタさん、ヒツジの4名、いつもより平均年齢が高め。

で、久しぶりに集って期待も高まったのですが、よりによっての強風下。

陸地側から海上へ吹き抜ける猛烈な風を背中にしながら耐える状況でした。

ちなみに、私はカッパ上下を玄関に置き忘れて、ぶチョーより貸して貰いました。


フジタさんは、葛飾区亀有からバイクでソロリとやってきました。

東京湾の散策、釣り場めぐりはバイクに限るのだとか。

釣り場での置き場所、渋滞対策、時間も読める。

日頃のうざったい電車通勤から解放されてのひととき。

釣りとバイクは、こころの新大陸、地上を駆ける自由の翼なのだそうです。

どこかの会社の、受け売りだそうですが、、、、、、、、。

バイクにさらりと竿をくくりつける、ロッドホルダーを装着。


私は、こんなの作ってみました。

いただきモノの、若狭名物、小鯛の笹漬け。

木製の小さな桶に糸を通しての、エサ入れとしての活用。

木地の肌触りや香りがイソメたちには好評のようで、なんとなくエサ元気。

ちなみに、福井県敦賀市ご出身のぶチョーの熱視線を浴びておりました。


昨年秋、内房の勝山にて、投げ釣りでミノカサゴを釣る珍芸を披露した、ぶチョー。

風をなんとか避けようと、東京湾岸でも瓢逸な動きを見せております。

しかし、水路を吹き抜けてくる、風の強さ、冷たさ、回り込んで絡むしつこい動き。

我慢、根性、忍従、気合い、克服、辛抱、、、釣りとは、耐えることか。

逃げ場を求めて彷徨う釣りオジサンのいじらしさ?


この日の集いにて、とりあえず、狙っていたもの。

左上の2魚種は必ず居るはずだし、釣れる確率が高い、、、、と信じてはいました。

ちなみに、右上のカワハギに似た子も、とても高い実績を誇ります。

30センチ近い大物が掛かったこともありました。

運河のなかまで、不思議な生態系を見せる東京湾です。

(近隣にある葛西臨海公園の案内板より接写、拝借)


もっとも、それは魚を含めての、生態反応があってのことでありますが、、、、。

最近いかがですか? 息子さんは? 娘さんは? あらま。あれや、これや。

次第にこうした世間話ばかりが多くなる、風を背に、ちぢこまりながら、の季節かな。

これはこれでいいのです、みんなそういう年齢に来たということですね。

時々、竿先が動いて、揺れて、、あああ、あれっ? 風のせいか。


むむむ、なんだこれは?

リールを巻けば巻くほどしなる竿、重い重い重い!!!! やった?

マダコ、カニ、引きのないアカエイ? それとも、動かないカレイ? なワケない。

正体見たり、浮上の枝、、、この日、唯一のエキサイティングな場面でした。


陽が高くなりフジタさんは、早退。これからお墓まいりなのだとか。

年も押し迫って、いろいろと忙しいようですね。

それを機に、私とぶチョーは、深みを求めてより幅の狭い運河へ移動。

粘って、ちょっとはあがいたのですが、さすがに強風に嫌気がさしてきて。

退散、ぶチョーのご自宅にあがりこみ、奥サマからお昼をご馳走になりました。

ご無沙汰を恐縮しつつ談笑、これもまた、ああ、よき休日となった次第であります。


ところで、納竿の日に魚がまったくないというのも味気なし。

再び、近隣の、葛西臨海水族園で暮らす、底生魚の皆さんにご登場願います。

手前のホウボウは、かなり難しいかもしれませんが、マコガレイとニベは、、、、、。

きっと居る、居るはず、ムカシ釣った、と騒ぐヒツジの悪あがきにて、今回はおひらき。

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