メニューは2種類。
1
底生魚たちを入れた味噌風味のけんちん汁(メッタ汁、なんでも汁)
2
マダイ、ヘダイの、鯛炊き込みご飯。
解凍、水を流しながらのウロコ取り、手早く、シンプルに、を心がけました。
底生魚は、キス、カワハギ、トラギス、キュウセン、メゴチ、ウミヒゴイ、ベラ。
産地は、内房、三浦、駿河湾、新潟。
持ち帰った魚を、急速に冷凍させて保存したもの。
まずは解凍させてワタ抜き。冷凍の技術におんぶにだっこの調理ですが、
これで、釣れた時の思い出なども、解凍されて、蘇ったりする楽しみがあります。
けんちん汁の、材料
ニンジン、ゴボウ、ダイコン、コンニャク、長ネギ。
湧いたお湯に、これらを入れて、魚たちは最後。
味付けは、白だし、味噌を薄めに溶いて入れていきました。
味の決めては、味噌を、あくまでも"薄め"にしていること。
魚たちは、どれも白身で、淡白な味が多いために、この点に注意しました。
キス、カワハギ、キュウセン、、、それぞれの魚の微妙な味を楽しめること。うまし!
もっとも、ワタを抜いただけなので、小骨には気をつけました。
炊き込みご飯のタイは、駿河湾産、ヘダイは、南紀白浜産。
ウロコを取り、ワタを抜いて、軽く塩をふって素焼き。
焦げ目が軽くついたあたりで、米2合と水を入れた土鍋に入れました。日本酒少々。
トロ火から開始して、次第に火力を強めて、吹きこぼれたのち弱火。
タイから滲み出す味と匂いをできるだけ封じ込めることがコツなのではと思います。
米が、焚かれて蒸されたことで、キツネ色になると仕上がり。
鯛を取り出して、身から骨をキレイに取り除き、米に混ぜ合わせる。
ここでもう一度、蒸らす時間を置いて。
刻んだ万能ネギをふりかけたら、出来上がり。
決めては、やはり薄味であること。
振った塩の量を極力抑えることで、マダイ、ヘダイ、それぞれの風味の違いを味わう。
ヘダイのほうが、なんとなくですが、ワイルドな食感でした。
冷凍庫の釣果をいただいたところで、今年の〆め。
取り出した"鯛のタイ"は、とても可愛くて、しばらく見とれてしまいました。
まだ、やるべき仕事は残っておりますが、2017年は鯛めしでお開きに。
中身がカラになった冷凍庫に、2018年の新入荷は果たして、どんなお魚?
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