2013年3月9日土曜日

オオアサリを食べてみた

オオアサリ。

これを食べたのは伊勢神宮の近く。お土産屋さんの食堂で食べたのが初めて。

以来すっかり忘れていたのですが、過日、浦安での投げ釣りで散歩に来たオジさんから東京湾でも増えていると聞いて思い起こす。

本来は外国産だそうで大型船舶のバラスト水に稚貝が混じって来日? いま全国各地で定着しつつあるということです。

そのオオアサリが通販に出ていたのでさっそく購入。焼いてみました。


生きたまま送られてきたオオアサリをひと晩、薄い塩水につけて砂抜き。

開いて、そのまま網にのせて焼いてみました。はっきり言って、うまし! ボリュームもあって、味は確かに「アサリ」に似ています。

だから、オオアサリ? この名前がついた理由が解ります。


こちらは軽く塩ゆでしたもの。

ぷくぷくした食感があり、おおきなアサリを食べている感じ。細かく切ってパスタに入れたらいいだろうなあ。

ちなみに2000円分で↑これら2倍以上の量が送られてきたので、冷凍庫で保存してます。

ところで、私がひとつ気がかりなのは、浦安で会ったオジさんの言葉。

「これが東京湾で増えてからアサリの量が減ったんだ」

外来のもので個体も大きいことから、国産アサリが駆逐されているのではという声が聞かれるそう。

だったら嫌だなあ、と思いつつ、保存分はいろんな調理を試してみます。

1 件のコメント:

  1. ホンビノスガイですね。バラストンクを介在して東京湾に大増殖中。
    なんだか馬鹿でかくて不気味ですが、元々アメリカではボストンクラムチャウダーに使われる美味しい貝ですよ。生息環境が気になりますが,旨い個体は精々食べて外来生物を減らして下さいな。燈下漁人1号より。

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