定休日。待望のニューアイテムを持って、うみかぜ公園へ向かいました。
「マダム、お待ち申し上げておりました」
と、黒ヒツジ(右)ことM川さん(釣り執事ブラックスタイル)
お隣りU-koさん(先週、うみかぜ公園で47センチのマコガレイを釣った!)
これに刺激されてやってきたO木さん、HANAちゃん(当日は突然の歯痛にガマンの釣り)
うみかぜ公園の秋冬限定、曜日限定のメンバーズが揃いました。
まこぶさ食堂の店主としましては、自作のおツマミを準備。
ウインナー、チーズ、魚肉ソーセージ(レンジ調理)
炊いたお米をさらに焦げ付かせて、卵と醤油味のオコワ。
上のウインナーを指差して「これはユムシですよね」とO木さんにツっこまれる。
キィーーーーーーー!!!! でも、そうも見える、か。じつは、そうなんです。
味と、食感は、、、、、、おおむね、好評だった、、、、模様。
無風、陽射し燦々と、、、天気には恵まれました。
天候が崩れる前の、バカ陽気とでも申しますか。
真冬のひだまり、親水公園のほのぼのした大気のなか。
前触れがなく、ガツンっと、竿先が叩かれた感じがしてグーフ。ショウサイグーフ。
グーフの受け入れ先が定着して、グーフも釣り対象魚にはなりました。
続いて、もっと大きなガーンっというのがきて、ビックリ。しゃにむに巻く。
浮かんだのは、大きなヒガングーフ、デカかった。バレーボールみたい。
玉網が用意されたのですが、ハリスを噛み切って海中へ。残念。
とか、グーフにこだわってる場合でなく。
本日のメーンエベント?にとりかかる。カニ獲りマンションの入室開始なのです。
動きが、矢鱈とクイックになる黒ヒツジ。
黒ヒツジが、お待ちしていたのは、マダムでなく、こっち(なの?)
サンマを適度に切り分ける。
秋獲れの生サンマ(三陸産)を、コツコツと冷凍庫に保存してまいりました。
カニ様の、マンションご契約ご入室のために、日々是努力でした(なんの努力や)
切り分けたサンマをマンション内のエサ用の網袋に収納。
さらに、切り身も幾つか散らして入れまして。
岸壁のへりへ、垂下。
沈めていって、ワクワク、ドキドキ、してきたのであります。
「なんっすかソレ?」とO木さん。
「つねに童心に還ることが大切なんだよ」と黒ヒツジ。
大人風を吹かせていたのであります。
で、2時間後。
なんじゃこりゃ?
ちいさなヤドカリが3つと、編目からポロポロと抜け落ちる小さな巻き貝の数々。
海へお戻りいただく。
「はよ上げ過ぎや!」「早く上げたくて!」「アワセを入れないから駄目なのでは?」
ヒツジ(最近影が薄い)、黒ヒツジ、O木さん、男たちの喧噪をよそに↓
HANAちゃん、やりました!
ブルっときたぁ、ゾクっとしたぁ。キス23センチ。
時折襲ってくる歯痛に耐えながら、キスのアタリは一瞬の鎮静剤か。
それも、後続なくて。
グーフすら来なくなった沈黙のお昼過ぎ。
重い重い。生体反応なし。重い重い。あ、大の字ね。
私も、これぐらい、感覚が解るようにはなってきた、冬の投げ釣り。
こうなると、、ねむし! 眠い、ねむし! こちらが大の字になりそうな、そんな矢先。
HANAちゃん、やりました!
本命マコガレイ、食べたら、いちばん美味しいサイズでは?
でも、その前に、美味しくいただく前に、歯医者さんに行かなくては!
O木さんは、夕刻、会社で会議とか(それでも釣りに来るこの人っていったい?)
HANAちゃんは、なる早で、歯医者さん直行の救急搬送をともなう。
ということで、カニ獲りマンションの、引き上げ権を優先授受(この場で決めた)
で、なんじゃこりゃ?
ヤドカリが2個。さきほどより、ちょっと大きいかな。一応、入室してくれた方々。
ありがとうございます。海へ、戻っていかれました。
うみかぜ公園には、いろんな釣り人が来ます。
黒ヒツジが持たせていただいているのは、1970年代前半の投げ竿。
太さと重さに、隔世の感、ひしひしと。
ヒツジによると、中1で同級生だったサワムラ君が持っていた竿とか。
しばらく、持ち主の方、周囲の方々とこの道具で盛り上がる。
ガイドの円の大きいこと!!!
私の手首が入りそうなぐらい、大きかった。
投げ釣りに、歴史あり、ですね。
この一週間で、U-koさんの噂はうみかぜ公園の全域に響き渡っていました。
『女の子が47センチのマコガレイを釣った!!!』
「女の子ですよ、オンナノコ、、、はははははははは」と屈託なく笑う。
でも、まんざらでもない彼女から、さらに衝撃の真実が語られる。
「これから戸田まで行って23時の船に乗るんです」
へ? いまナニ言うたん?
なんでも、この釣りのあと、伊豆半島の戸田港まで走って船に乗るとか。
狙いはヤリイカ、なのだとか。
シュゴォォォォーーォ ←耳奥に振幅する私の潮騒の音。
釣り人とは? 釣り師とは? なにが、どうして、そこまでを!!!
黒ヒツジがショウサイグーフを、1尾掛ける。
私のと合わせて2尾を、受け入れ先の顔馴染みの店へのおみやげに。
カニ獲りマンションへの入室ご契約は果たせなかったけれど、
これはこれで、工夫を凝らし次回へのお楽しみということで。
ああ、素晴らしきかな、定休日。
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