ところが、当日。
怨みを買ったような暴風。折角の定休日を狙われたような強風、乱風、翻弄の風速。
天気晴朗なれども風速15mの様態となって、冒頭より自然の要害に逃げ込む次第に。
思えばムカシ、私はこの入江から、釣り(岸釣り)の第一歩を踏み出したワケでして。
なんとかココならと、竿を伸ばした次第なのでした。
エサは、いつものイソメに加えて、生きた砂シャコを購入。
帰って調べたら、ニホンスナモグリという種類らしいです。
ヒツジ(釣り執事)によれば、シャコではなく、ヤドカリの仲間とか。
どんな魚も大好物だそうですが、絶滅に近い地域が多く、たいへん貴重らしい。
貴重希少な食味に飛びかかってきた方。
重い重い重い、いつもながら。
ベラの女王が今年もやりますぜ。
やったぁーー。カサゴ。小さいけれど。カサゴ。
関東では残り少なくなった感じですが、針掛かりが悪し。
ごめんね、カサゴ。
後日、調理しまして載せます。
エサをイソメに換えまして。
モソっ、キューンときましたキューちゃんメンズ。
ベラの女王、継続しています。
と、次第に魚が小さくなってきました。
メゴリンが続きます。
静かな入江なので、バシャバシャと投げ込んでいると、魚も警戒するのかな?
入江の集落を囲む山肌は、紫陽花の真っ盛り。
今年は全国的に開花、満開が早いそう。
これから、モーレツに暑くなったりするのでしょうか。
覚悟を決めて、傾城島の堤防へ移動。
カクゴ、、、というのは、背後からは蹴り出されるような暴風。
風裏側は、たいへん穏やかなので期待しているのです。
ところが、立っているのも危険な突風たびたび。
投げたら、しゃがむ。
これの繰り返しで、だんだん疲れてきました。
アタリは、まっっっっっったくなし、というか、風でわからん。
陽射しは強いので、ジャンパーを脱ぐ。
風を少しでも避けようと逃れた保田の護岸にて、子サバ掛かる。
巻いてきた仕掛けに飛びついたようでした。
カワハギ、キス、、、目指した獲物は皆無でしたが、なんとなく納得。
だって、アタリを感じることができた、是れ好日の内房でした。
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