首都高から一之江の釣り餌店、浦安のコンビニに寄って、現地到着が12時ちょうど。
ほどなくして、ネズミーシー(ランド隣接)からは派手な花火が打上りました。
上海がオープンしたので、こちらも負けじとアピールなのか?
いえいえ、いつもの定例なのでしょうけど、歓声まで聞こえてきて賑やか。
日曜日ですものね。
とか、のんびり構えていたところ、、、、ツン、ツンというアタリ。
ん? なんだこれは?
そろーっと、聞いてみたところ、キーンと走りました。
大暴れ。濁った水に現れた横倒しの姿を見た時には、クロダイか?(恒例の過剰期待)
ヒツジ(釣り執事)のタモに収まったのは、この魚。
「ギマだ、ギマ。ギマや、ギマギマ」とヒツジ。
は? ギマ。なんやそれ?
リマは知ってるけど、ギマ? (中高年ギャグになってきた・以下、中高年G)
「こんな大きなギマを初めて見た」
呆れ顔のヒツジから、この魚は、珍魚であることを理解しました。
顔および前半分はカワハギのよう。後ろの三分の一はブリみたいなカタチをしています。
しかも場所は、江戸川に繋がる汽水域の水路。
東京湾の奥地には、変わった魚が入ってくるものです。
しかも、立つし!!!
立ってるじゃないの、この子。
背と胸ひれの両サイドには、三本の矢、、、もとい、三本の大きな棘。
その棘を使って立ってしまう。記念撮影には、理想的な、どや顔のポーズ。
違法投棄された冷蔵庫の上で、まるでモニュメントのよう。
さらに大きな可愛い瞳には瞼があって、目を細めたりするのです。
ギマ?
ヒツジはこれまで、房総半島や湘南、静岡のキス釣りで釣ったことがあるそう。
でも、こんな大きなのは見たことがないと見開く瞳のザマ。(中高年G継続)
ただ、針を飲んでしまっていました。
思案のあと、締めて持ち帰ることにしました。
ケータイで検索したところ、「美味」と書かれてあったこともあり。
ヒツジといえば、この方との綱引き。
先週に引き続き、好かれているらしいエイちゃんに。
計3枚も掛かってしまいまして、ためては巻いて、ためては巻いて。
2度バトンタッチして巻いてみましたが、これは、重いわ。時々、動かんし。
暴れて沖へ向かうと、ハリスが切れる前に、竿が危ないのではないかと。
風に吹かれて鳴る糸のセクシーさと言ったら。
エイちゃんを取り込み、戻すのは大変。罪な、やあつさ、、おー、止めよう中高年G。
帰宅してから、網に洗剤をかけて必死に洗っているヒツジも印象的でした。
オシッコの臭いがツーンと、なんとなく。すごいアンモニア臭。
こんな道具も持ってきてみました。
先週、現地でお会いしたクロダイ名人(と勝手に命名)に刺激されたヒツジの道具。
カッコウだけは、整えてはきたのですけど。
この日もたくさんのクロダイ狙いの方々が集まってきていました。
しかし、アタリは、まっっっっっっったくなし。
ヒツジ曰く、「アタリがあったら、本命かセイゴ。ここには、これしか居ない」
と、いうことですが、まわりの皆さんも、クロダイさんの姿を見ることなく。
私の投げ竿にアタった、2尾目のギマ!!!!
引きはまたもや強烈でした。つくづく不思議なボディ。
重ねて実感する、前カワハギ、後ブリ。
先ほどのと同じく、測ってみたら、29センチでした。
後ろのスリムな伸びと尾びれが、身長を稼ぎ出しているのですね。
これも針を飲まれてしまい、本体に詫びて、締めてのお持ち帰り。
さらに特性として、体中から溢れ出るネバネバ、のめりも、すごいのでした。
折しも、雨雲が広がって、パラついてきた雨と風。
速攻、片付けて帰宅。2尾のギマを急速冷凍しました。
これで、ネバネバを自動解消しようという常套の手段。後日、調理いたします。
宿題が増えてきました。
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