川と海が繋がるところ河口。
海からはいろんな魚が遡上してきて、川の魚たちとの交差点と言われてますね。
そろそろハゼでも釣れないかしら。まだ道は混んでいそうだけど、電車ならスムーズに行けるのでは?
そう思い立ちお盆休みの最終日、電車と汽車を乗り継いでとある河口の街まで行ってきました。
ディーゼルカーの先頭付近に着席。
運転台は子どもたちの憧れのシート。坊やにジーット見つめられて、運転士さんも汗を拭う。緊張していらっしゃるのかしら。いえ暑いだけです。猛暑日になりました。
釣りはじめは、引き潮。川の水が海へ流れてゆくところへ投げました。
目標はマハゼですが、なんでもいい。アタリがあれば嬉しいのです。今日は電車で来るために、バッグにパックロッドをしのばせていました。
アタリは頻繁。でもなかなか掛かってくれません。アオイソメの頭の部分を取って、柔らかい部分だけをつけてみたら、正体が判明。
ウグイです。ハヤですね。河川ではおなじみの魚。美しいボディと可愛い顔。
ウグイは群れているのか、どんどん針に飛びついてきました。すぐ川に戻してあげるのですが、10尾ぐらいは釣れてくれました。
近くには小さな漁港。
まだお盆休みも明けていないのに、漁師さんたちが水揚げ作業。暑いなか、たいへんな重労働に思えました。水揚げされていたのはヤマトシジミ。
さすが河口、汽水域の産物。
これでお味噌汁にしたらおいしかろう。肝臓にもいいだろうなあ。
左党の私がまず想ったこと。
竿を入れたままにして、護岸から浅瀬を覗いてみると。
おおっ。
そのヤマトシジミが手に届くところから拾えました。しかし漁業権があります。すみやかに川へ戻しました。
護岸のへりにカニ発見。
脚をつまんでヒョイと持ち上げることに成功しました。面白い。
オトナの夏休みやなあ。
夢中になっていると、アタマがクラクラ、身体がだるい。なんせ猛暑日です。
川端の定食屋さんへ避難。昼食です。まず生ビールを注文しました。心身冷却。
結局、ハゼのお姿は発見できず。そこで目についたには、ハゼ天丼。ええっ? ハゼが居ないのにハゼ天丼?
ま。あまり深く考えないようにします。ハゼは気になりましたが、私はアナゴも好物のため、アナゴ、エビ、ナスの入ったミックス丼を注文。
うまし! でした。秋になりハゼが釣れる頃にまた出かけたいところです。
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