2012年7月28日土曜日

ある日の望見録

私の釣りは、海際のぎりぎりまで行きます。

といっても、岩の切り立つ岬や荒磯ではなく、港の堤防や護岸。トイレのある公園などなど。気軽に立ち寄れて、気軽に竿を振れる。そんな場所が主体です。

でも、海際には、いろんな施設もあり、時には興味深い光景に出くわす。ちょうどひと月ぐらい前のとある公園でのことでした。



フェンスの向こう、それは一般の人の入れない施設なのですが、消防自動車が入ってきた。よく見るとそれはレスキュー隊で、最近は場合によっては救急車にも付随して駆けつけてくれる。

いったいナニが起こった?

ところがオレンジ色の隊員さんたちは、そう急いだ様子でもなく、淡々と作業にかかっていく。やがてボートが膨らみ、潜水具などが準備されていきました。その行程、一挙手一投足までを、じーーーっと見守ってしまった。

ちょうどナニも釣れてなかったですから。

隊員さんたち、おそらく、海の救難訓練なのでしょうけれど、いち民間人の私に穴の開くぐらい見られてしまい、ヤリにくかったでしょう。みなさん、どうも調子がでない感じで小声でボソボソ話しながらの作業。

みなさん若い方ばかりで、私はこれから危険な(であろう)任務をする青年たちに「母性」の視線で見てしまったワケなのです。それだけ。

どうか、自身の安全に十分配慮されて、これからも活躍ください。と祈りました。

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